ひぃのとぅじ転勤日記2

ダンナ(ひぃ)の転勤であちこちへ行くことになったので、
新し土地での衝撃的な出来事を書いてみよっかな。
現在:北海道

今日は御願解き(ウガンブトゥチ)

2020-01-18 16:06:35 | イベント
今日は旧暦の12月24日。

旧暦は毎年変わるので、今年は1月18日にあたった。

この日は大きな行事の1つである「ウガンブトゥチ」の日。

毎月ヒヌカン(火之神)に手を合わせる家庭においては、まさに1年の締めくくりとなる行事。

沖縄の言葉で「ウガミ」とは「御願=拝み」の事で、神様やご先祖様に対して手を合わせて拝む様子を指す言葉。

ウガンブトゥチは「御願解き」と書いて、文字通り「拝み」を「解く」という意味になる。

このヒヌカン(火の神)は、旧暦の1月4日に天上界から地上へと降り立ち、各家庭に入ると、

1年近くその家庭を見守ってくれる。そして、旧暦の12月24日に再び天へと戻り、

上司である玉皇大帝(ぎょっこうたいてい)に、その家庭の様子を報告する。

そのヒヌカンを送り出す行事がウガンブトゥチ(御願解き)。

約1年間、ヒヌカンが家を見守ってくれた事で無事に過ごせた事を感謝し、祈願を解く。

お茶やお酒を供え、ヒラウコウ(平御香)を焚き、その煙でヒヌカン(火之神)は天へ戻っていくと言われている。


この行事に必要なお菓子がウチャヌクと呼ばれるもの。

御茶の子(ウチャヌク)とは・・・引用

米粉と水を混ぜ合わせて蒸した、神仏に供えるお餅。

大中小の三つの餅は天・地・海を意味してます。

また、餅の白さは純白な心を意味しているほか、天を映す鏡の役割もあるとされています。

ウチャヌクをタンナファークルーと呼ばれる黒糖、小麦粉、卵で作った伝統菓子で代用する地域もあります。

スーパーでもコーナーを設けて売出し中。














わが家でも買ってきた。




一応、並べてウートートー(お祈り)してみた(笑)






ヒヌカンは今日、天に里帰りしていて、28日(旧暦1月4日)に戻ってきてくれる。


もっと詳しく知りたい方はこちら

ウガンブトゥチについて


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