高野山真言宗 総本山金剛峯寺
総本山金剛峯寺という場合、金剛峯寺だけではなく高野山全体を指します。
普通、お寺といえば一つの建造物を思い浮かべ、その敷地内を境内といいますが、
高野山は「一山境内地」と称し、高野山の至る所がお寺の境内地であり、
高野山全体がお寺なのです。
「では、本堂はどこ?」という疑問がわいてくるでしょう。
高野山の本堂は、大伽藍にそびえる「金堂」が一山の総本堂になります。
高野山の重要行事のほとんどは、この金堂にて執り行われます。
山内に点在するお寺は、塔頭寺院(たっちゅうじいん)といいます。
お大師さまの徳を慕い、高野山全体を大寺(だいじ 総本山金剛峯寺)に見立て、
山内に建てられた小院のことです。
現在では117ヶ寺が存在し、そのうち52ヶ寺は宿坊として、
高野山を訪れる参詣者へ宿を提供しています。 HPより
壇上伽藍(だんじょうがらん)
お大師さまが高野山をご開創された折、真っ先に整備へ着手した場所です。
お大師さまが実際に土を踏みしめ、
密教思想に基づく塔・堂の建立に心血を注がれました。
その壇上伽藍は、〈胎蔵曼荼羅〉の世界を表しているといわれています。
高野山全体を金剛峯寺という寺院と見たとき、
その境内地の核にあたる場所で、古来より大師入定の地である
奥の院と並んで信仰の中心として大切にされてきました。
以後の各諸堂の案内順番は、高野山に伝わる
『両壇遶堂(りょうだんにょうどう)次第』に則っています。HPより
大塔(だいとう)
お大師さま、真然大徳(しんぜんだいとく)と二代を費やして
816年から887年ごろに完成したと伝えられます。
お大師さまは、この大塔を法界体性塔とも呼ばれ、
真言密教の根本道場におけるシンボルとして建立されたので古来、
根本大塔(こんぽんだいとう)と呼んでいます。
多宝塔様式としては日本最初のものといわれ、本尊は胎蔵大日如来、
周りには金剛界の四仏(しぶつ)が取り囲み、
16本の柱には堂本印象画伯の筆による十六大菩薩(じゅうろくだいぼさつ)、
四隅の壁には密教を伝えた八祖(はっそ)像が描かれ、
堂内そのものが立体の曼荼羅(まんだら)として構成されています。HPより
高野山の旅・・・奥の院~金剛峯寺~壇上伽藍
時間的に厳しいので、ポイントのみお参り
今度は、少しずつゆっくり時間をかけて廻りたいと思います
今回、ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました (*^_^*)
ご案内頂きました方、本当にありがとうございました (*^_^*)
お陰さまで、充実した時間で、楽しい旅でした