絶版だったので中古で買いました。
まだ目次と索引に目を通しただけですが、注意して読めば面白そうな内容。
中身はお見せ出来ないのですが、かなりの書き込みがあります(笑)こういう場合の書き込みは「あ、前の持ち主にとってはここが大事なんだな」と系統と言いますか、趣味が浮き出てきますね。見る限り私とは狙いが違いそう。
オンラインレッスンの生徒さんは楽曲分析が中心の方が多いので、常に勉強していないと質問された時にサッと返せない😂最近じゃ生徒さんが色々な知識を得ているので、それを見極めなくてはならなくなりました。どこで読んだかなど注意しなくてはなりません。
この本の索引を見ると「バッハ」、「タトロー」、「ピカンデル(ピカンダー)」の名がありましたので、おおよその中身は検討がつきます。が、この著者は音楽学者ではなく数学者です。鵜呑みにしてしまっては危険です。ネット情報より幾分良いものの、本も注意が必要です。
例えばゲマトリアの説明時に、聖書に出てくる人名を数字化した時の数と、聖書内のとある数が一致するということや、カンタータとの一致について話したりします。しかし、ヒトラーの名やビル・ゲイツの名が666になる、というのはオカルト過ぎると思う。ゲマトリアというのは意図的か偶然かという線引きは大事で、何でもかんでもを結び付けるのは危険です⚠️
そこから音楽へ繋げようとするのはもっと注意し、客観的に見ていかなくてはなりません。地道に勉強して研究していかなくてはですね。
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