お休みの日は
遅い時間の朝ごはんをつまみながら
次のごはんを作ってたり。
今日は
少しずつ
さよならを告げてくれている
母に
なんだか
ふっきれて
素で
笑顔になったり。
だって
中川晃教さんの
東京文化会館小ホールでのコンサートが待っててくれて
あまり
眠れなかったことも
不思議な会話も
暗い気持ちになる必要ないって
そんなふうに思わせてくれたから。
東京文化会館の小ホールのコンサートが特別なのは
そのホールのすじみたいなものの
晃教さんの曲たちが
すごく柔らかいのに張り詰めているから。
声色は曲毎に変化して
全部違うのに
どの曲も
特別で、好き。
でも
たぶん
凄くすごく大好きな曲が
たくさん今日は聴けました。
月の沙漠
I never say after all
Passion flower
他も好きなんだけど
何週間も
その一曲だけ
ずーっと聴き続けるくらい好きだったの。
園田涼氏のピアノは
砂がかたちを変えて
大きくさらさらと動いていくのが見えたし
フラメンコのドレスのフリルは
音をたててまわっていたし
道は広く黒く銀色に輝いていました。
そして晃教さんが
園田氏のピアノで
Jazzyに
グワっと歌うのが
それ以上のものはないくらい興奮するのです。
このところ
あんまり
そんな感じじゃなかったから
嬉しくて。
春。
静かに
覚悟ができました。
このタイミングに
感謝します。