バルセロナのランブラス通りにあるタブラオです。
マリベルが「バルセロナでフラメンコ観るならまずはコルドベス」と教えてくれたので、前回同様に行ってきました
ランブラス通りはニュースになった事件がありましたが、市場の賑わいもいつも通りに戻っていました。
こちらがお店。ラスベガスのお店の隣が入り口。ランブラス通りのかなり端っこなので意外とわかりにくいです。
この日のプログラムはこちら
21時からのドリンク席を当日にネットで予約。45ユーロでした。毎回値上がりしてるし今回は時間も短くなっていたと思います。
オープニング マルティネーテ
カリメ ソレア ポル ブレリア
ミゲル ロンデーニャ
ロシオ アレグリア バタ
ブレリア
約1時間。
お食事もする方は早くに来て他の部屋で先に食べてからこちらの舞台の部屋に移動します。前の方の方はお食事チームです。
ドリンクだけの場合、10分くらい前にお店の前に来たら予約順に名前を呼ばれます。この日はラッキーなことに先に予約していた数グループが名前を呼ばれるタイミングにおらず、私は早めに案内してもらえ、案内中に自分でこの席を希望して観られました。
一段上がっていてとても良く見えました。
舞台は奥行きが狭いのですが、後ろが舞台袖なためアーティストの出入りや曲間も使い方をよく考えられていました。
音楽のつなぎとか飽きさせない展開で、これはこの舞台ならではの魅せ方でした。
やっぱりその場「箱」に合う魅せ方ってあるよね☆って改めて思いました。勉強勉強。
バイレの方は、日によっての違いとか好みはあると思いますが、全体的には普通か微妙な印象です。
オープニングのマルティネーテは構成は前回と同じ流れでしたが、終わり方のしつこさからのカンテソロへの流れは好みなので覚えていました。メンバーが違っても流れは同じなのかな。4人カンテがいてこその魅せ方でした。
カリメはいつも通り誇りを胸に刻んで真摯に踊る感じ。一番拍手がありました。媚びないのにお客の気持ちもわかってる。
ミゲルはちいちゃく踊っていた印象があります。10をタコンで抜ける振付が多かったけどギターのペソとイマイチ噛みあってなくて面白いはずが軽くなってました。
ベレンは何度もフエラコンパなのに顔でごまかしていて正直がっかりしました。でも華もあるし基本笑顔だから、止まってニコッとしたらお客は喜んでました。私もお客なんだけどね。踊りながら自分で言ってるハレオや止まる前の声はいい声で通ってました。ハレオの声質も大事ですね。ハレオは掛け声だけど、舞台にいたらより慎重に音楽の一部と思っていなきゃだな、、、と今更ながら自分の通りすぎる声を思い浮かべて反省するところもあしました。ベレンはこの日じゃなければよいかもしれません。いろんな素質が立ち姿や表情にでていました。
どの目線で言ってんの?って感じですが、心より頭が先にくるショーだったので勉強モードが強くになってしまいました。
カンテが誰かの代わりなのか、いいとこでディレクトに入らないしシレンシオ後にレトラ歌おうとするしでイマイチだったので、怒らずに頑張っていたら自分もおかしくなったパターンかもしれない、、、とか思ったのでまた見てみたいと変な理由ですが思いました。
でも観るならアンダルシアでみたいです。
もうバルセロナのフラメンコはいいかな〜って思ったタブラオ コルドベスでした。