おはようございます
昨日の1回目となる全体リハーサルは無事終了しました。
終盤になるとみんなの踊りより私の日本語が壊れてくるという事態になりましたが、
予定していた曲数を通すことができ、第一段階はクリアです。ホッ
アーティストも大変お疲れちゃんだったと思うのだけど、
みんなもお疲れ様でした
よくがんばった
日曜 タンゴ・デ・マラガ
サリーダ歌の後でフォーメーション移動をしてからの足までの長さは、4コンパスに決めましょう
昨日は私が合図を出してしまいましたが、長さを決めておかないとみんな後ろ向きだもんね
待ち疲れもあった&みんなよく頑張った、と思うのだけれど、全体的に(特に後半)もっと勢いが欲しいなぁとも思いました。
自転車をこぐ時に、スピードを出したいのにギアーが軽いままでいっぱいこいでいるのにあんまり進んでない・・・・
みたいな印象になりがちなので、もっと重いギアーのまま勢いがついてどんどん進むようになってほしい
大きく動く!!!ということを意識してお稽古しよう
日曜 ファンダンゴ
歌が入ってもはしらないで踊れていたと思います。まずはそれが大事ね
このままはしらずにパリージョ特訓を続けよう!!!
緊張すると指に力が入り過ぎてriiiiが鳴らなくなるので、肘を引き上げてパリージョを自分に向けて鳴らすことを意識して
パリージョの魅せ場やソロパートも頑張ってほしいと思います。
後半のどんどん盛り上がっていくところでパリージョだけを気にしていると頭がつかなくてメリハリがないので
クラスでお稽古を重ねましょう
月曜 ティエント
トップバッターのリハでとっても緊張していたと思いますが、よくまとまっていました。
チームワークみたいなのが見えた♬
ファルセータで音に合わせてブラセオにアクセントをつけるところは、合わないともったいないので(アーティストが確認してくれたところ)
もっと踊り方に重さがあるといいなぁと思います。
本当のラストの部分はどうやってはけたらいいのか心配そうなので、フォーメーションも含めてみんなが舞台袖まで踊りきれるように次回のクラスで確認します。
月曜 ソレア
昨日のリハーサル前に一番心配だったのはソレアなのですが、「別の子たちなのか?」と思うほど落ち着いて踊っていました。
歌をゆったりと感じて踊っている姿にはびっくりしました!!!
一時期はみんなにソレアを振付るのは早かったか?選曲ミスだったか?と思いつつ、”そんなことない”と頑張ってきたのですが、
長く続けている人たちにはそれだけの時間が流れていました
しつこくやってきてよかったなぁ~
しかしながら、やっと準備ができたという感じなので、これからの時間が鍵となります。
胸を落とさないように~というアドバイスはみんなに届いていたのだけれど、指先までその意識が届いていないともったいない!!!
歩く時、立つとき、なにもしていないようで血液が流れている=生きていることを感じましょう。
油断しているところがわかりやすいので、最初から最後までソレアに溢れてほしい。
あと、ちゃんと踊ろうという意識から個性を消しているようにもみえたので、昨日のをふまえてもっと自分の個のエネルギーを踊ってほしいとも思いました。
これは私が色々言いすぎたからというのもあると思うので、また違ったアプローチでみんなにアドバイスを続けます
火曜 グァヒーラ
よく頑張って踊りました。改めてみると大変な1曲です。
でも、観ている人が幸せな気持ちになれる曲となると思います
小物を持つとどうしてもそちらに気をとられてしまうのですが、技術が伴ってくれば楽になるのでちょっとの差で全然違ってくるはず!!!
フォーメーションをつけながら再度小物の扱い方も確認して、余裕をもって踊れるようになりましょう。
ラストの部分は昨日全体を通してみることができて、音からくる絵が見えてきたので、もうちょっと練ります。
照明効果も含めて考えたいのでギリギリまでお待ちください。
水曜 カラコレス
テンポ感も昨日の感じでバッチリです。
マントンさばきはどこでどう翻すかを含めて最初から確認します。それだけで益々格段に上達してみえるはず!!!
現時点でもかなり華やかに踊っているので頑張りはすごい!!!
カウボーイからの腰流しはそれだけを練習しすぎると肩をこわしかねないので、毎回少しずつ丁寧にお稽古しましょうね
怪我をしないで上達することもフラメンコを楽しむためには超大事!!!
足の部分は細かい足もたくさんですが、他のパートでマントンを綺麗に扱っていると足の部分が棒立ちに見えかねないので
ブラセオをつけるかファルダを使うか何かしら色付けします。
あと!!!私の秘密兵器にまさかのオファーが追加されました。よろしくお願いします。
水曜テクニカ マルティネーテ
歌ぶり部分の絡み方はとてもよくなっています。短い時間でイメージをよく理解してくれていると思います。
このイメージに向かって、ブラセオやペソを研究していきます。
ファルセータや足の部分はレマーテがあまいと次のパートもゆるくなります。
基本的に音楽のテンポは踊り手が伝えていくと思って踊らないと、振付の長さと緩急があわなくなります。
私も、あの時はうまくいって、今回はいかない・・・とかの時は、たいていが自分のテンポがあやふやです。
これはフラメンコ的にとても大事なことだと思うので、テクニカクラスの演目だし、意識して踊られるようにしましょう。
どんどん押していくようにジワジワあげる・・・という踊り方も身に着けてほしい。
この部分がフィットしてくると、マルティネーテに限らずソロで踊る時も曲をコントロールできるようになるので頑張りましょう
そうはいっても、とても難しい絡めかたの音をよく踊っていました。
オープニングをこの曲にしてよかったです。
セビジャーナス
まさに、向きがわからないという場所的な問題でグダグダになりかけましたが、
立ち位置を覚えていないと楽しく踊れないと思います。
自分が楽しめるように
ペアの相手と楽しめるように
お客様にも楽しんでいただけるように
立ち位置を覚えましょう
セビジャーナスを大人数で踊る場合、自分は覚えているのに自分の場所に他の人がとか、
ペアで相手の踊りとタイミングが違うのでは???など
真面目に覚えている人や謙虚な人に迷いが生じる珍事が起こることは多々あります
しかーーーし、そんな時も笑顔で踊っていることが大事です。
お客様には現場の事件簿はわかりません
まさかくじ引きで立ち位置が決まっているとも思わないと思います
踊る喜びを楽しむために、まずは立ち位置を覚えましょう
ということで、昨日のリハーサルはフィナーレを除く群舞でしたが、あとはソロもあります
お花見でぎっくり腰になったりしないように、みなさんお身体ご自愛ください
お疲れちゃんでした