♪♪♪ひぃblog♪♪♪~二村広美のフラメンコな時間~ほとんどお気楽。たまーにしつこく真面目。フラメンコ大好き☆

フラメンコ踊り 振付&演出 プロデュース。ひぃ先生による東京都新宿村スタジオでのフラメンコ教室レポートやライブのご案内。

9/30(金)19:00生中継フラメンコ応援してください

2022年09月29日 20時57分26秒 | ✿ひぃたん✿ 日々のこと

❤️💃❤️💃❤️
明日9/30(金)19:00
フラメンコ協会が行う【第31回新人公演 授与式•祝賀会】生中継のYouTubeに映ります✨💃✨
画面から応援してください
❤️🙏❤️🙏❤️

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先週9/21(水)にお話を頂き⏩9/24(土)に発表会が終わり
⏩日曜&月曜と寝ていました😪

一昨日9/27(火)に配信があると知り、飛び起きました😂
マントンのオファーを頂きましたので【アレグリアス con マントン】を踊ります。

寝てる暇がなくなり火曜から猛練習しております💃
配信用に張り切ったマツエクは失敗しました😂💔

私は、昨年度第30回で受賞させて頂き、新年会で行われた授賞式は発熱で欠席していました。
今回やっと先生方にご挨拶出来ると思っていたところ、大変なぶっ込みを頂きまして、何度も頂いたメールを見返して、踊り手の参加者が私だけということを把握しました。

火曜日にカンテの部で受賞している土井康子さんにレトラを歌って頂き、昨日はギターを弾いてくださる今田理事とリハーサルを終えています💃

私がシギリージャを踊った時のカンテ 有田理事がパルマを叩いてくださるとのことです。

考えれば考えるほど「考えちゃいけない」って思うし、これ以上、何かをどうにかしようとか全くありませんので、第31回の受賞者の皆さんへのお祝いの気持ちと、先生方への感謝。
そして今、自宅やホテルでコロナ療養中の「お花コロナ先輩」や、いつもお世話になっている皆さんへ、アレグリア(喜び)を届けます💃

ぜひ画面から、応援してください❤️

主役は今年度の受賞者の皆さまです㊗️🎊🎉🙌💝
少しでも明るい宴になりますよう、楽しんで踊ります💃

新人公演を通して、ご縁が出来た康子さんとの共演も嬉しいです❤️
よろしくお願い致します❤️

❤️ひぃ❤️


2022年秋 全クラス新曲が始まります お問い合わせください

2022年09月29日 11時25分53秒 | ✿ひぃたん✿ 日々のこと

こんにちは

第10回発表会が終わり、現在は「お疲れ様お休み」中です。

【お休み期間】9/25(日)~10月10(祝月)

10月11日(火)のシニアクラスより、新たなクラスが始まります。

 

発表会はフォーメーション等もしていたため、少しの間は「ソロでも踊れるように」または「一人でも踊れるように」と、

発表会を振り返りながら各個人のフラメンコをもっと深めて、それから新曲になる予定です。

新曲はクラスにより異なりますが11月中旬くらいからかな。

 

見学(1回は無料)を受け付けますのでお問い合わせください。

お友達といらっしゃる方も、一人ずつのお名前をお知らせ頂きます。

 

スタジオの広さによって定員が異なります。

発表会の舞台の広さ&楽屋、自分のキャパなども考え、状況を見ながら「いっぱいだな」と思ったら募集はお休みします。

いつもそのタイミングが早いです。

別途オープンクラスもあります。

 

日曜 13;30 中級(3名迄募集)MAX8名予定

月曜 19:30 中上級(2名迄募集)MAX8名予定

火曜シニア 11:15 シニアのゆっくり?クラス(3名迄募集)MAX10名予定

水曜 19:30 初級(2名迄募集)MAX10名予定

木曜ミセス 11:30(2名迄募集)MAX6名予定

木曜 19:30 初級(2名迄募集)MAX8名予定

 

日曜 バタ・デ・コーラ経験者 満員

バタ・デ・コーラはオープンクラスを月1で開講予定です(テクニカ)そちらはどなたでも1回から受講できます。

お問合せください。

 

日曜 オープンブレリア

新しい1回目は 11月6日(日)11:30-13:00 内75分 3500円です。

詳細はまた改めてご案内致しますが、お申込みは始まっています(現在4名受付済)

 

9月29日現在、色々調整中です。興味のある方は先にご連絡いただければ随時ご案内させて頂きます。

よろしくお願いいたします。


踊るお花劇場公演 ありがとうございました

2022年09月28日 02時26分08秒 | 踊るお花劇場公演 第10回発表会

踊るお花劇場公演

10回発表会

2022924()台風

なかのZERO小ホール

開場時間の17時は雷と横殴りの豪雨の中、たくさんのお客様に予定通りいらしていただき、ありがとうございました。

 

ご覧頂いている間も、身体が冷えたりしなかったでしょうか。

 

10分押しで始まった公演は、緊張しながらも前を向く生徒と、それを見届けてくださるお客様、音楽隊、舞台、受付、他にもたくさんの皆様のおかげで無事終演することが出来ました。

 

心から感謝申しあげます。

 

LasFloresMiasという名前の通り、私のお花たち(生徒や仲間)が一つの花束になり咲き誇れるように、今回のために約2年間かけてみんなで準備してきました。

 

思えば教室が出来た18年前は花も少なく、私は片手で強くお花を握りしめていたと思います。

 

そのうち、お花が少し増えて両手でギュッと持つようになりました。

 

そして今、私はこの花束を両腕で抱きしめています。

 

トゲはなくても、とても個性的なお花ばかりで、太かったり細かったり、すぐに折れそうになったり

様々です。

抱きしめながら、私も傷をおうこともあります。

 

でも、私はこのお花たちが大好きです。

心から誇りに思い、愛おしく思っています。

舞台の上では、どのお花もイキイキとしていました。

 

全員が予定通り出演することができ、本当によかったです。

お客様からの暖かい拍手からもたくさんのエネルギーを頂きました。

お陰様で、本番を終えて楽屋に挨拶に来てくれたお花のみんなは、すごくいい笑顔でした。

大成功おめでとう

 

短い時間ではありましたが、終演後にお客様にご挨拶できたことも嬉しかったです。

 

そして、私自身も思い切り踊ることができ、光と音に包まれ、とても幸せでした。

 

これからも、個性豊かなお花たちを抱きしめて、また新たな花束を作っていきたいと思います。

 

プレゼントを頂いた皆様も、お心遣いありがとうございました。

お花の匂いで起きる朝は、舞台の後ならではの幸せです。

ありがとう

 

色々、お伝えしたい気持ちもありますが、皆様の健康を祈りながら、まずはお礼のみお伝えさせていただきます。

 

これからも、どうぞよろしくお願い致します。

 

LasFloresMias

二村広美

 

***************

踊るお花劇場公演

二村広美フラメンコ教室 10回発表会

 

2022924()

なかのZERO小ホール

 

踊り LasFloresMias お花たち

ギター 尾藤大介、稲津清一

カンテ ダニエルリコ、大橋範子

バイオリン 三木重人

 

音響コンパネ 飴谷圭介

照明 Aプロジェクト阿部典夫

舞台監督 矢島健

 

ビデオ プリメラギター社 吉田正俊

写真 大森有起

 

アナウンス 松本久美子

総合受付 松本久美子、宮川静代

受付 小林正美、渡邊専子、MarieHarumiMaki

舞台裏 二村太三

 

※敬称略で失礼いたします

 

後援 新宿村スタジオ


踊るお花劇場公演~第10回発表会~プログラム3ー2 中上級クラス 「バンベーラ」

2022年09月22日 23時49分09秒 | 踊るお花劇場公演 第10回発表会

踊るお花劇場公演~第10回発表会~ プログラムご紹介

3-2 中上級クラス「バンベーラ」

※全プログラムを、少しずつプログラム順にご紹介していきます。

出演者一同、本番に向けて頑張っていますので、一緒に楽しみにしていただけたら幸いです。

こちらは、月曜19:30開講中の【中上級クラス】受講者を対象とした演目です。

【中上級クラス】と言っても、技術の難易度や経験値はかなり高く、フラメンコ人生年表としては全員が二桁年数以上の歴史があるはずです。

【上級】は、自分で全部振付が出来るレベルを言いたいなぁと思っているため、【中上級】としています。

「うちの教室の一番上のクラス」と常日頃から本人たちに言ってきて、その意識の中で育ててきました。

プライドやフラメンコ愛を「踊って伝える」クラスです

 

今回は、このメンバー6名で【バンベーラ】を踊ります。

【バンベーラ】は、3拍子の曲です。

同じく3拍子でよく歌われる【ファンダンゴ】のように歌われる時もあれば、【ソレア・ポル・ブレリア】のように歌われることもあります。

最近は【ソレア・ポル・ブレリア】のような形式 12③45⑥7⑧9⑩・・・等が多いような気がしていて、今回の振付もそうです。

よくも悪くも「これこそバンベーラ」っていうのは、どんな感じなのか・・・・

ラストの歌を「マチョ」とカンテさんが言っているので、強くなるのかなぁ~ ってざっくりとしながら、私は番長のように好きに振付しました

 

背景としては、北部地方の「バンバ祭り」に由来していて、郊外の草原に立つ高い木にロープを垂らし、そこに長いスカートを履いた女性が乗ってブランコのように揺らし背中を押す時、調子をとるために歌われた民謡がルーツだそうです。

「バンベーラなんだから、そんなに攻めすぎないでもっとゆったりと」って、音楽隊に言われたり、自分で言ったりしながらも、すごく攻めてます

空気を含んだ「バンベーラ」を踊って欲しい でも、振付がそうなっているかわからないです

 

フォーメーションは「移動の美しさ」よりも「仲間がいるからできる構成」をメインに考えています。

仲間とバンバ祭りに来て、フラメンコを楽しんでいるイメージです。

自分もこの中に参加したいと思うような・・・結構凝ったパートもあります

お楽しみにしてくださいね

 

そしてこちらのクラスのメンバーは、ほとんどが他の教室でフラメンコと出会い、その後に「続けるか」「辞めるか」など考える歴史がありつつも、「やっぱりフラメンコが大好き」とのこたえをもって私のクラスに来てくれています

続けることが難しいことや、いつも調子が良いわけではないことも経験として知っていて、自分のフラメンコに対して「これが好き」があるので、全員がちゃんとフラメンコを踊ります。

コロナ禍で飲み会もできないので、クラスで会って「また来週」の繰り返しなのですが、ひたむきに踊っていたり、小さなことでも質問してくれる姿から、私のことをすごく信頼してくれていることも伝わり、踊り手同士だから持ち合える信頼があるような気がしています。

長く踊っているのに、とっても素直で謙虚で、みんな素晴らしいです

クラスで振付していても「今の自分ですぐに出来るか」「練習すれば出来るようになるのか」「これ、ちょっと無理っぽい。ごめんなさい」なのか、みんな自分自身に問いかけて、こたえを探しながら発言してくれます。

とっても落ち着いている方が多く、一番騒がしいのは私です

私がどんなに頑張っても一人以上にはなれないので、みんなのお陰で群舞の中でたくさん楽しめています。

仲間とコンパスを共有して踊るって、難しいけど楽しいよね

いつも無茶ぶりを翌週には形にしてくれて、ありがとう

一応私が先生で、みんなが生徒ってなっているのですが、気持ちとしては「踊り手同士」って思うことが多く、みんなも「振付するのはひぃたん」って思ってくれながらも、一緒につくっている部分もあると思う。

これからも、こんな感じで新曲をつくっていきたいと思っています(次はシギリージャ予定)

でも、まず、【バンベーラ】をお楽しみください。

 

この曲の【見どころ】

踊らない部分も心にフラメンコが充満していると思わせる立ち方や歩き方

フラメンコを踊ることが「簡単ではない」ことを知っているからこそ、大切に踊るマルカール

ブエルタの軸とサパテアードの緩急。細かい足技の前の呼吸。ポーズにならず個性になるデスプランテ。

コンパス感の共有ができるレベルならではの掛け合いがある構成

各自が自分で考えた「ソロパート」約6コンパスずつ

①あっこちゃん→②さおりちゃん→③祐子ちゃん→④江利子→⑤久美子→⑥恵美ちゃん

※踊る順番です

これが、すごく大変で 私も「今回の賭けとなるパート」とは言いながらもこんなに大変だったとはとびっくり

最初は微妙に後悔し、でもお互いに「逃げないで頑張る」って信じあって、一緒にアレンジしながら完成しました。

でも、「本番中も変えてもいいからね」と伝えてあるので、私も楽しみなところとなっています

「変えません・・・・」って言われたけど もう変えないのかな

後半のメランコリックな歌声に合わせた、身体中でカンテを浴びて踊る姿とアイレ

踊ることが楽しいだけでなく、痛みも伴うことを知っている背中と視線

散りばめられている「好きにしてよい」と伝えてあるファルダの使い方やマルカへの表現

8曲送り出した後の音楽隊の本気を引き出す心意気と技術

フラメンコが大好きで、辞められなかったみんなのフラメンコ愛

 

衣装はナジャハウスさんからお借りします

結構大作です どうぞお楽しみください。

 

バンベーラ 出演者

吉本恵美 EMI YOSHIMOTO

田中久美子 KUMIKO TANAKA

堅田亜紀子 AKIKO KATADA

猪狩江利子 ERIKO IGARI

吉田祐子 YUKO YOSHIDA

多賀野さおり SAORI TAGANO

 

学び続けるって素晴らしいんだなって、何度も感動しています

私もみんなと一緒に学び続けたいです。

これからもよろしくね

 

発表会が終わったら、まずはこの曲を8分前後のソロに自分達で変換する作業のクラスをしてから、ギターカンテさんを呼んでソロで踊ってみましょう。

パルマも勉強しないとね。

そして、その後は、シギリージャにします 今しないで、いつすんだよってね。

難しいですよ。先にお伝えしておきます

でも、難しいことが素敵っていうことではないから、必要なところだけは妥協せずに自分たちがカッコイイと思える曲にしたいですね

 

ということで、フラメンコの色々を深めたい方や、二村のシギリージャ振付に興味のある方。

新しく仲間になりたいと思っていただける方は、お問い合わせください。

振付は全部オリジナルで、メンバーに合わせてつくっていきます。

お問い合わせ | 東京都フラメンコ教室(新宿)新宿村スタジオで行う二村広美のフラメンコレッスン (lfm.jp)

 

長々とありがとうございました

 

さて、あとは私のカーニャです。残り1日。お楽しみにしてください

当日券、あります。


踊るお花劇場公演~第10回発表会~プログラム3ー1 中級クラス「ガロティン」

2022年09月17日 01時56分47秒 | 踊るお花劇場公演 第10回発表会

踊るお花劇場公演~第10回発表会~ プログラムご紹介

3-1 中級クラス「ガロティン」

※全プログラムを、少しずつプログラム順にご紹介していきます。

出演者一同、本番に向けて頑張っていますので、一緒に楽しみにしていただけたら幸いです。

こちらは、日曜13:30開講中の【中級クラス】受講者を対象とした演目です。

【中級クラス】と言っても、メンバーによっては上級レベルのフラメンコファンもいたり、教室初期の頃からのメンバーや、マイペースにフラメンコと連れ添う感じの空気もあったり、比較的自由なクラスです

レベルとしては、月曜19:30の次に難易度の高いクラスとなっています。

そして、今回の発表会の「エンタメ担当」の演目となっています

 

今回は、こちらの5名で【ガロティン】を踊ります。

一番最初に撮った写真が採用となる いろいろと慣れているメンバーです。

最初からこれだけ素敵に笑えれば、表現力も期待ができますね

 

そして【ガロティン】は4拍子の曲です。2拍子っぽくも聴こえます。

前半は「ガロティンどり」(と私は言っていますが)、タンゴよりゆっくりと大きくリズムを感じて、①2③4 ⑤6⑦ の⑦で止まります。

後半はタンゴになって、123④ 12③ の ③で止まる場合が多いです。

そして「アイ ガロティン、アイ ガロタン~」と代表的なメロディーがあり、一度聴くと覚えてしまうこのフレーズも魅力の一部となっています。

口説き歌の一つとも言われ、遊戯的で滑稽な要素をフラメンコにもたらした、リズミカルで陽気な曲です。

そして今回は、踊り手の希望で「ちょっとアダルディー」になっています

「preguntale a mi sombrero~」(私の帽子に聞いてごらん)という歌詞があるのですが、実際にもコルドベスというツバのある帽子を扱って踊りますので、歌詞に絡めて振付したりもしています。

このコルドベスという帽子は、春祭りのフェリアで馬車に乗る紳士淑女も被っていたりして、洒落気と品格も兼ね備えた帽子です。

ですから、コケティッシュでありながらも上品なことも大事な曲となっています

「口説き歌」としてとらえると、踊り手のキャラクターによって表現の仕方が楽しめます。

こちらは今回の「エンタメ枠」でもありますから、演出や構成は、一番凝っていると言っても間違いないと思います

チームワークの良さで、フォーメーションも細かく盛り込みました。

 

この曲の【見どころ】

いよいよ大詰めとなる3部の「はじまり はじまり~

「エンタメ枠」としてつくってきた群舞の美とフォーメーション

コルドベス(帽子)の扱いの様式(所作)の美しさと、帽子が喋っているようなバリエーション

ガロティンならではの優美な華やかさとエレガントさと共に放つ個性

つままれたようなぺディスコとタンゴになってからの自由なノリ

「自分が考えた振付を踊っている」喜び※タンゴの部分は各自が考えた振付を踊っています

みんなで集まって手作りした小物のアレンジ

強いだけではないサパテアード(足)の心地よい軽やかさ

口説き歌としてとらえて立つ、立ち姿

 

衣装:ナジャハウスさんからお借りします

大作です どうぞお楽しみください。

 

ガロティン 出演者

美穂ちゃん MIHO NIHONGI

由実子ちゃん  YUMIKO SAITOU(1-4のソロもお楽しみに)

有希ちゃん YUKI SHIBUYA

なぐえりちゃん ERIKO NAGUMO

かおりん KAORI SHIMIZU

 

私がノリノリで振付をしている時、みんなから「先生、お待ちください~」と何度か言われ、みんながパソを頭に入れるまで私はグミを食べていた・・・という時間もありました。

振付は全部オリジナルなので「難しかったら変えるからね」っていつも言うのですが、「すぐできるわけないだろ~」的なジャブが入る中、自分自身も気に入った振付となっています。

こちらは群舞用になっている振付部分も多いので、発表会後はソロで踊れるように各自が自分のガロティンにする作業のクラスをして、11月中旬くらいから【ロンデーニャ】にする予定です。

ガロティンってどこでも踊りやすいので、ソロに変換しておくといいよね

 

ということで、フラメンコの色々を深めたい方や、群舞の楽しみに参加したい方。

新しく仲間になりたいと思っていただける方は、お問い合わせください。

お問い合わせ | 東京都フラメンコ教室(新宿)新宿村スタジオで行う二村広美のフラメンコレッスン (lfm.jp)

 

長々とありがとうございました

 

さて、クラスの曲はバンベーラを残すところとなりました。

お楽しみにしてください


踊るお花劇場公演~第10回発表会~プログラム2-3 ミセスクラス「ソレア」

2022年09月17日 00時17分56秒 | 踊るお花劇場公演 第10回発表会

踊るお花劇場公演~第10回発表会~ プログラムご紹介

2-3 ミセスクラス「ソレア」

※全プログラムを、少しずつプログラム順にご紹介していきます。

出演者一同、本番に向けて頑張っていますので、一緒に楽しみにしていただけたら幸いです。

こちらは、木曜11:30開講中の【ミセスクラス】受講者を対象とした演目です。

【ミセスクラス】と言っても平日お昼が希望な方は歓迎しています。

レベルの目安は「経験者」とざっくりしていますので【クラベル(カーネーション)】というクラス名がありますが、実質は中級レベル寄りの技術がベースになっていると思います。

そして、カーネーションはスペインの国花です

 

今回は、こちらの4名で【ソレア】を踊ります。

【ソレア】は「フラメンコの母」とも呼ばれ、人生のあらゆる状況をに念を込め、孤独の真髄を歌い上げられている曲です。

ゆっくりと重厚なメロディーの中に、儚さや強さ、愛、孤独、情熱、怒り・・・様々な感情が歌われます。知れば知るほど深く、その魅力に魅了されながらも、私自身はソレアならではの怖さを感じることもあります。

難しい曲だと思います。技術だけでなく、心の準備が整わないと上ずってしまいます。

フラメンコを学ぶ上で重要な曲であることは間違いありません。

 

コンパス(リズム)は

歌ぶりやファルセータ 12③ 45⑥ 7⑧ 9⑩ 11⑫ 

エスコビージャは1からの3拍子が基本となり、ブレリアになっていきます。

ソレアのところは1から始まり、ゆっくりのところは「ドブレ(2拍で1つと感じる)」で、早くなるとシングル(普通に1拍が1)になっていきます。

ゆっくりだったり速くなったりするのも、この曲の魅力でもあり難関でもあります。

後半はブレリアのコンパスになり、情熱的なカンテが加わり、全てを出し切って終わることが多いです。

というか、「全てを出し切りたい」と思わせてくれる曲です。4人にも出し切って欲しいなぁ

 

今回ソレアを踊る皆さんは「私たちがソレアを踊れるなんて」と、振付が始まった時から今も、この曲に対する思いは同じフラメンコを学ぶ者として見習いたいところがいっぱいあります。

とっても熱心に、そしてひたむきにソレアと向き合おうとお稽古している姿は、本番でなくても何度も感動してきました。

ですから、振付はあえて「なるべくゆったりと」「出来る限りシンプル」「ソレアにしか見えないソレアになるように」と思いながら進めてきました。

難しいことに挑戦して個性や思いが薄れてしまうより(・・・って充分難しそうですが)ソレアが持つホールド感や懐の広さ、深さ、愛情、強さ・・・・・)4名の背中に【ソレア】という薔薇の花を背負ってもらえるように

強さを表現するのに、体幹や腕は大事ですが、ソレアの儚さや繊細な気持ちも表現してもらいたいので、指先や視線まで気にするようにしてお稽古してきました。

とにかく、大切に育ててきたこの【ソレア】を、お客様に見届けて欲しいと思っています。

 

この曲の【見どころ】

派手に踊らなくても音楽から感じられる「強さと深さ」

シンプルだからこそ滲み出る踊り手の繊細な気持ちと、指先や視線の美しさ

真向からソレアと向き合ってきた時間で得た、堂々と真っすぐ立つ立ち姿

歌を呼ぶ前の踊り手が発する「歌きて!!!」と心の中で叫ぶ、情熱的かつ説得力のある表現

カンテにこたえて踊る、心の解放間と求心力

ソレアならではのメロディーで踊る「エスコビージャ:足のパート」の音色

静と動のコントラストの中にある「ソレアにしかない一瞬の中の永遠」

自分のソレアを求めて、真摯に踊る踊り手の呼吸

ブレリアで最後の最後まで踊り上げる情熱

 

・・・大変な1曲です

衣装はナジャハウスさんからお借りします

 

ソレア 出演者

ベッキーさん KATURA BETSUKI 

由美子さん YUMIKO SUZUKI

あっこちゃん AKIKO MIYAZAKI

みかこちゃん MIKAKO AKUTSU

 

本当に今回のソレアは「どこででも踊れる」ように振付しました

みんなに、機会があればソロで踊って欲しいと思っています。

 

こちらのクラスは、発表会後に「このソレアを自分用に短くしてソロで踊ってみよう」クラスをして、それから新曲に入ります。

10月は曲の縮め方やアレンジを相談して、11月にはギターカンテさんを呼びたいと考えています。

新しい仲間も大歓迎です。お問い合わせください。

お問い合わせ | 東京都フラメンコ教室(新宿)新宿村スタジオで行う二村広美のフラメンコレッスン (lfm.jp)

 

長々とありがとうございました

 

2部までご紹介が終わりました クラスの課題曲はあと2曲です

完走めざします

 


2022年9月11日(日)西日暮里アルハムブラありがとうございました

2022年09月12日 10時43分03秒 | 二村広美 フラメンコ舞台【ご案内とお礼・感想など】
昨夜の西日暮里アルハムブラライブ(2022年9月11日(日))
ありがとうございました❤️🙏❤️
 
まだまだ大変な時期に、ギュウギュウのお客様が暖かい拍手とハレオをくださり、お店全体が一つになっていました✨✨✨
あの場にいらした全員に感謝の気持ちでいっぱいです。
 
気がつけば1年半ぶりのライブは、みんなが優しくて、心から楽しくて、本当に幸せでした。
当日合わせのライブがこんなに楽しかったこと…私はすっかり忘れていたのだけれど。
このメンバーのお陰で思い出せてよかった。また出来たらいいな❤️
 
奈緒子さん、お声かけ頂きありがとうございました。
 
アレグリアのパルマを叩きながら、この1年のことや、奈緒子さんがくれた言葉を思い出し、一緒の舞台にいることにとても幸せを感じました✨
昨夜のメンバーは、事前の連絡を取り合う時からみんなが優しくて。
お互いを尊重し「楽しいライブにしよう」っていうのが一貫していました。
おかげでライブが久しぶりすぎる私も、安心して舞台にあがることが出来ました。
お客様にも、このみんなの空気感が伝わっていたと思います。
 
前日に大阪の公演を踊りきってきた「あーしゃ」もパルマで支えてくれて。本当に心強かったです。
あーしゃがね「ひぃ」「ひぃ」ってハレオかけてくれていて✨
パルマも、一度コントラに入ったら途中でやめないでいてくれて👏👏👏
 
あーしゃ。横浜も大阪もお疲れ様でした。
私は横浜だけを観ることができたけれど、本当に素晴らしかったよ。全員が素晴らしかったよね👏
そして、音響照明に大阪帰り&徹夜の「飴ちゃん」もライブを支えてくれて。
受付の「あゆゆ」もありがとう。
 
しげちゃんのお知り合いのビデオ撮影の方も、リハからいらしていただきありがとうございました。
お店のみなさんも、ありがとうございました🙏
ただただ、みんなにありがとうを伝えたいです。
 
健太郎さんのギター
枝ちゃんのカンテ
みんなのパルマ
優しく強いフラメンコに包まれて、幸せでした❤️
ワニちゃん
さんちゃん
恵子ちゃん
しげちゃん
奈緒子さん
 
マントンカーニャをフラメンコ愛とパルマやハレオで支えてくれてありがとう❤️
 
しげちゃん❤️
セビジャーナス一緒に踊れて嬉しかった✨
 
もしまた次が出来るなら、その時も一緒に楽しめるように。
丁寧にフラメンコと会話できる自分でいられたらいいな、って思います❤️
これからもよろしくお願いいたします🥺
 
そして改めて、早くからご予約頂きましたお客様、ありがとうございました❤️

踊るお花劇場公演~第10回発表会~プログラム2-2 初バタ・デ・コーラクラス「グァヒーラ」

2022年09月10日 10時56分23秒 | 踊るお花劇場公演 第10回発表会

踊るお花劇場公演~第10回発表会~ プログラムご紹介

2-2:初めてのバタ・デ・コーラクラス「グァヒーラ」

※全プログラムを、少しずつプログラム順にご紹介していきます。

出演者一同、本番に向けて頑張っていますので、一緒に楽しみにしていただけたら幸いです。

こちらは、日曜15:15に開講中(月3回)の【バタ・デ・コーラ】受講者を対象とした演目です。

【バタ・デ・コーラ】とは、ファルダ(スカート)の裾が長い衣装のことを言います。

スペイン土産のお人形や絵葉書でご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

あの「憧れのバタ・デ・コーラ」です。

 

 スペイン語で「バタ」とは「ガウン」。「コーラ」とは「尻尾」のことを言いますので、直訳すると「尻尾がついているガウン」みたいになります。

「バタ」「バタ」って普段は言いますが、「コーラ」って言った方が衣装の特性を言えているかもしれません。

自分に尻尾が生えたと思って踊れるようになると、コーラを自由自在にコントロールでき、美しく舞うことができます。

 

 そしてこちらは、なんと全員が「自分が着用したい色とデザイン」をデザインしまして

スペインはセビージャの「ピラール・コルデロ」さんへフルオーダーしました

スペイン国立バレエ団も注文する超有名な方へのダイレクトアタックです

 

 出来上がるまでスペインとの時差と闘いながら、色の確認やデザインのアレンジ、多額の海外送金、戦争が始まってなかなか届かない問題等。

ちょうど夜クラスが終わるころにスーパーで買い物していたら電話が掛かってきたりして(時差が8時間。日本が先)

YUMIKOちゃんというセビージャのお友達にも大変お世話になりました。

長い道のりでしたが、今となっては欠かせないやりとりで、今、みんなが綺麗に踊る姿を見て「よかった」と思っています

 

 私の最近の衣裳はほとんどピリ(ピラールの愛称)にオーダーしていて、バタ・デ・コーラ以外のお気に入りも増えていますが、

もう、バタは絶対ピリって思うくらい とにかく踊りやすいです

 

・・・とそんな彼女へ、バタ・デ・コーラ初めてのみんなの注文(8着)の紹介を引き受けたのでした。

 

昨年の5月にデザインを書いて→8月には届くはずが・・・・

ピリ「スペイン国立の衣裳の注文が入ったので、HIROMIは少し待ってもらえるかしら」

ひい「もちろんです。スペインのフラメンコも動き出してよかった~」

と、余裕な気持ちでいたら、悲しいことに戦争が始まってしまい

ピリ「先週他の国に送った衣装が行方不明になってるらしいから、ちょっと様子を見ないと怖い・・・」

ひぃ「それは確かに。ちょっと様子みましょう」

・・・となり、9月からだったか、まずはバタ・デ・コーラがないまま、足の軌道や体幹を意識するお稽古でクラスが始まりました。

みんなで首をながー-くして待って やっと11月末に到着

 

なので、ちゃんとバタ・デ・コーラを履いてお稽古が始まったのは12月です

 

でも、バタ・デ・コーラを履かずに繰り返したお稽古がすごく身になっていて(スペインではそういうお稽古もあります)

全く初めてのわりには最初から綺麗にコントロールしていたと思います。

 

まさかこんなに来ないとは思っていなかったため、シニアクラスのチャリティー出演とのコラボ出演が決まっていたので、

チャリティーは基礎のお稽古を振付にはめ込んで出演しました

4か月もたたないままの本番だったので振付はとってもシンプルでしたが、いきなり大技に挑戦しつつ、桂子さんのセビジャーナス4番がピッタリはまって、とっても綺麗にバタ・デ・コーラ初舞台を踊ったのでした。

 

その時の映像は こちら(川島桂子さんの「アンダルシア憧憬」で踊らせて頂きました)

https://youtu.be/_t1SUh5DGfU

 

そして、今回の発表会で踊る【グァヒーラ】は、このチャリティーが終わってからなので、今年の4月からなのかな

これまた基礎をはめ込みながら、時にはすごく進み・・・時には全く進まない・・・を繰り返し、現在に至ります。

 

 安心してください。完成してますよ

 

先日、全体リハーサルでみんなが綺麗に踊る姿を見たら、泣けてきまして

「いや~ 本当に教えるのって大変だから、みんなが綺麗に踊っていてよかった」と言ったら、音楽隊に「自分のことで泣いてんのか」と突っ込まれましたが、後半の振付がなかなかまとまらず(人数も多いのでね)みんな用に5パターンくらい考えたので、その時のことを思い出したら泣けました。

振付って本当に大事ですから妥協しないで頑張る気持ちにさせてくれたみんなに感謝です。

今の振付、とっても気に入っています

 

【グァヒーラ】という曲は、

スペイン移住民がキューバでつけられたグァヒーロ(白人の農民者)からきている曲名で、IDA y VUELTA(イダ イ ブエルタ)(スペインからキューバへ行って帰ってきた曲)とも言われ、愛やハバナの美しさ、魅惑が歌われている曲です。

ゆったりとした美しいメロディーと甘くて優しい歌が、グァヒーラならではの魅力です

リズムの基本は、1-1 ブレリア と同じような12拍で

⑫12 ③45 ⑥7 ⑧9 ⑩ 11・・・となり、⑩で止まります。

 

そして今回、後半は【コロンビアーナ】という4拍子の明るい曲をつけました

12拍子と4拍子では、バタ・デ・コーラの扱いもちょっと違っていて、4拍子の方が規則的に体重移動できるのでコントロールしやすいみたいです。

どちらもの曲も、暖かくのんびりしながら、優しい気持ち、楽しい気持ちになれる曲なので、曲に合わせてバタ・デ・コーラが美しく舞ったら、お客様にもうっとりとしていただけると思います

うちでも初めての演目ですから。お客様にも楽しみにしていただきたいです。

 

この曲の【見どころ】

1人1人が「世界に一つ」な自分のデザインしたバタ・デ・コーラ(ピラール コルデロ Sevilla)

立っているだけ、歩いているだけで美しいバタ・デ・コーラのシルエット

バタ・デ・コーラが空に舞う耐空時間と、その軌道

内側(「カンカン」といいます)が見える時の、バタ・デ・コーラの色々な表情

バタ・デ・コーラがあるからこその上体の引き上げと、コーラの様子を見届けながら踊る顎のラインと視線

コーラを持ち上げて踊る時の、床にある状態とは全く異なる可愛らしさと力強さ

バタ・デ・コーラが衣装ではなく、本当に自分に尻尾が生えたみたいに踊る、お稽古と努力を重ねて命を吹き込んだ踊り手の心意気

小物も使いますので、その小物とのコラボ表現

「初めての」とわざわざ言いたいほどの、頑張り(まだ10か月経っていません)

 

バタ・デ・コーラをお稽古したことで、自分の後ろになにかがあるイメージもでき、このクラスのみんなは普通の衣裳でも背中をより感じて踊ることが出来るようになると思っています

「バタ:ガウン」って思わないで「コーラ:尻尾」って思いながら踊るだけで、もっと優しく踊れるようになるかな。

「尻尾」だから、引きずっている状態も大事な時間です。我儘で暴力的な尻尾にならないように・・・・・

そしてコーラを扱う時は「蹴り上げる」ということだけでなく「予定したところに運ぶ」ことが大事で、いつもそれを意識してお稽古しているとどんな床でも同じようにコーラが舞えるんじゃないかな。

私たちは新宿村さんでリノリウムでお稽古していますから、本番のコンパネ(木)でも同じように踊れるように、とにかく「身体をねじって足が入れられるスペースを意識して運びたいところに置きに行く」ということが、どれだけイメージ通りできるか

舞台スタッフさんに協力してもらいながら、本番当日は少しでもコンパネの上で基礎練習が出来たらと思っています

 

初めてのバタ・デ・コーラ グァヒーラ 出演者

久美子ちゃん KUMIKO TANAKA

美穂ちゃん MIHO NIHONGI

なぐえりちゃん ERIKO NAGUMO

有希ちゃん YUKI SHIBUYA

良子ちゃん  YOSHIKO SINBORI

真奈美さん MANAMI YAMADA

そしてクラスには1-4でソロを踊るYUMIKOちゃんもいます。今回はソロとガロティンに集中です

 

とにかく、10か月も経っていない&クラスは月3回な中、みんなよく頑張ってきました

初めて」ってわざわざ書いてますが、本当にそこのところもお客様には忘れずに楽しみにしていただき、始まったらそのことを忘れていただけるようにみんなに楽しんで踊って欲しい

 

このクラスは、発表会後も基本的にはレギュラーが毎月3回(1回 60分)。オープンテクニカが月に1回(75分 どなたでも)。で継続していきます。

10月はお休み。11月から新曲のカーニャ(ほぼ決定)になるかと思います。

クラス時間は、12:15-13:15に変更を検討しています。そろそろ決定してご案内します。

 

オープンクラスはバタ・デ・コーラをお持ちなら、どなたでも1回から受講できます 

お問い合わせ | 東京都フラメンコ教室(新宿)新宿村スタジオで行う二村広美のフラメンコレッスン (lfm.jp)

 

今回は、本当に長いご紹介となりました。

最後まで読んでいただだき、ありがとうございました

 

みんなの曲は、あと4曲あります。頑張って最後の曲まで書きたいと思っています

読んでくれる皆さんも、大変でしょう。。。。。

 


踊るお花劇場公演~第10回発表会~プログラム2-1 入門クラス【クラス風景&セビジャーナス】

2022年09月10日 00時26分38秒 | 踊るお花劇場公演 第10回発表会

踊るお花劇場公演~第10回発表会~ プログラムご紹介

2-1:入門クラス「クラス風景&セビジャーナス」

※全プログラムを、少しずつプログラム順にご紹介していきます。

出演者一同、本番に向けて頑張っていますので、一緒に楽しみにしていただけたら幸いです。

こちらは、木曜19:30開講中の【入門クラス】受講者を対象とした演目です。

ほとんどの方がコロナが大変な時(昨年の春くらいかな)に体験レッスンの扉をノックしてくれて、今回の発表会へ出演します

「まずは何か目標を」と、今年の春の骨髄バンクチャリティーを目指し、【セビジャーナス1番】と【ファンダンゴ1番】で初舞台を経験済みです。

いきなりパリージョ(カスタネット)も頑張って踊りました。

その時の様子 https://youtu.be/jEIgUP_1jEQ

そして今回は【クラス風景】をわたくし【ひぃ先生】と一緒にご紹介し、【セビジャーナス】を4番まで踊ります。

 

【クラス風景】は、その名の通り、クラスの様子です。

以前にも発表会へいらしていただいたお客様は「またアレするのかな」と思うと思いますが、今回はバージョンアップしておりまして、

音楽隊も巻き込んでおります

「どんなお稽古をしているのか」ということをご紹介するコーナーなので、そちらは当日までオアズケにさせて頂きます

 

そして【セビジャーナス】は、1-2のシニアクラスとは雰囲気も変わり、フォーメーションも頑張っています

【セビジャーナス】は、スペインの春祭りで踊られる曲・・・と1-2でご紹介しましたが、それぞれの番にテーマもあります。

1番・・・出会い

2番・・・誘惑

3番・・・喧嘩

4番・・・仲直り

そして、今回は特別に「足だけ」をするパートも振付し、ギターさんがこのために素敵なメロディーをつくってくれました(清ちゃんアリガトー

   

この演目に限らず、色々な無茶ぶりを常日頃からしています。

音楽隊の皆様、改めてありがとうございます&よろしくお願いします

 

 コロナ禍で始まったクラスは、今までの何も制限がない時とは何かが違い、どこか逃げ場を残しておかないと精神的にキツい・・・

という感じがあり、「健康第一」と言いながらも本番の日程は変えられないので、色々と試行錯誤しながらクラスをしてきました。

 

でも、全体リハーサルもはじまり

 「みんな、コロナで大変な時に勇気だしてフラメンコ始めてるんだから、根性みせろ

と軽くお尻に火をつけてみたら、あっさりつきまして

みんなそれから毎回クラス後にも自習しています

根性が足りなかったのは、私だったのか・・・

入門クラスで、私も学んでおります

 

ということで、みんなが自前の衣裳を用意して、お花やピアスを相談し、フォーメーションのバミリ(立ち位置を決めること)を確認したり、

移動が間に合うとか間に合わないとか・・・・最後の追い込みを頑張っています

 

ピアスはHARUちゃんが手作りしてプレゼントしていたり、イベントを通して仲良くなっていくのっていいですね

コロナ禍だけど、生徒が頑張る気持ちとか、フラメンコを好きになっていく過程は、いつもと全く変わりませんでした

 

そのことを、発表会を目前にして知ることができ、本当によかったです

みんな、すごく上達しているから、舞台で堂々と踊ってね

 

この演目の【見どころ】

アーティストも巻き込んだ「フラメンコの魅力」と「クラス風景」

【セビジャーナス】1番→2番→と、カンテやギターの音色によって変わる踊り手の表情

様々な方向を向いて踊る、一人一人がお気に入りを探した衣装やお花、ピアスを纏った姿

初めて生の音楽隊と踊る、緊張と喜び

入門なはずが、回転が多くて目が回らないか心配な本人たち

本番は鏡がないので、間違っていても気づかない恐怖と「やるしかない」勇気

入門でしか出せない初々しさと「もしかしたらハマるかも」な瞬間との出会い(お客様も探してあげてください)

コロナ禍で「自分の好きなことをする」とフラメンコを始めた思い

最後の追い込みで伸びしろアリアリなブラセオ(腕の軌道)とキメのポーズ

 

このクラスのみんなは、出演してみて初めて気づくことだらけだと思います

例えば楽屋での過ごし方とか、フィナーレで先輩と合流するとか、発表会では当たり前のこと全部。

本当はリハーサルで上級生の踊りをみるだけで上達できるのだけど、それが今回はまだ無理なので。。。

出来ることはぜーんぶ楽しんで欲しいと思います

新しい自分に出会って欲しい

 

入門クラス クラス風景&セビジャーナス出演者

はるちゃん CHIHARU SAKAO

たかよちゃん TAKAYO ENDO

まりかちゃん MARIKA KATON

なほこちゃん NAHOKO KASAI

ゆきこちゃん YUKIKO MATSUI

 

【セビジャーナス】はペアで踊ることもできる曲なので、発表会で踊った後に「フォーメーションしかできません」だと残念なので、

発表会が終わったら少しの間【普通のセビジャーナス】もしましょうね

スペイン旅行に行ける時、セビジャーナスディスコに行って欲しい

そしてこのクラスは、SENKOちゃんもいますから また一緒に踊りましょう

 

・・・その後はどんな新曲をお稽古しましょう

笑った方が可愛いので、明るい曲にしようと思っています。まだ未定です。

 

セビジャーナスを復習しながら新曲に入りますので、興味のある方は(お休みしていた方も)お問い合わせください。

お問い合わせ | 東京都フラメンコ教室(新宿)新宿村スタジオで行う二村広美のフラメンコレッスン (lfm.jp)

 

ということで、次回は2-2 日曜昼 初めてのバタ・デ・コーラ をご紹介させていただきます。

これまた長々と、最後まで読んでいただきありがとうございました。


踊るお花劇場公演~第10回発表会~プログラム1-4【タンゴ・デ・マラガ】ソロ

2022年09月09日 00時29分36秒 | 踊るお花劇場公演 第10回発表会

踊るお花劇場公演~第10回発表会~ プログラムご紹介

1-4:「タンゴ・デ・マラガ」YUMIKO SAITO ソロ

※全プログラムを、少しずつプログラム順にご紹介していきます。

出演者一同、本番に向けて頑張っていますので、一緒に楽しみにしていただけたら幸いです。

1部のラストは【タンゴ・デ・マラガ】を由実子ちゃんがソロで踊ります

 

タンゴ・デ・マラガ ソロ

由実子ちゃん YUMIKO SAITO

 

タンゴ・デ・マラガとは、マラガ地方でよく歌われたタンゴで、EL PIYAYOさん(ピジャージョさん)という方がいっぱい歌ってた?との説もあり「タンゴ・デ・ピジャージョ(ピジャージョさんのタンゴ)」と言われることもあるらしいです。

マラガの海の美しさや、ピジャージョさんの日々(どちらかというとウキウキではない)を歌われたりしています。

 

そしてこちらは4拍子の曲です♬

ゆったりとした情緒たっぷりな前半「タンゴ・デ・マラガ」のところは、123456⑦ で区切りがあり、後半の「タンゴ」になると 123④ 123④ というノリになり、区切りや止まる時は③になります。

「タンゴ・デ・マラガ」パートでは、ギターや歌、バイオリンの音色もとってもエレガントで情緒的です。

そして後半「タンゴ」では「タンゴ」ならではのノリとなり、歌も明るくなったりします。

明と暗のコントラストが素敵な1曲です

 

3回目の全体リハーサル前に、「流れも大丈夫だし、あとは一体感や雰囲気だから、改めて音楽隊へ踊りたいイメージを伝えよう」と話して、本人がくれたイメージは・・・

「孤独感や悲しみから、経験を経て喜びや楽しみまで、喜怒哀楽人生イロイロを踊るイメージです」(掲載本人了承済)

とのことで、こちらを音楽隊へ転送しました

 

由実子ちゃんが、1曲をソロ演目として踊るのは、2019年7月の【踊るお花スペシャル】以来、2回目だと思います。

勢いで踊れた3年前よりも、フラメンコの魅力と難しさを知り、全体リハーサルで音楽隊と合わせ始めた今が一番緊張しているかもしれません。

 

でも、音楽隊が由実子ちゃんを「一人のバイラオーラ」として、必要なアクションや呼吸を忖度しないで言ってくれる時間は、本番を終えた後でもずっと宝物になるはずです

そして、今回唯一のソリスタなことに自信と誇りをもって、【今の自分のタンゴ・デ・マラガ】を踊って欲しいと思っています

 

個人レッスンや振付は、マラガの海に見える水平線や砂浜に残る足跡、朝陽や夕陽を一緒にイメージしてきました。

全体リハが進むにつれて、由実子ちゃんのタンゴ・デ・マラガの海に、水平線や砂浜だけでなく堤防が見えてきたように思います。

いつも「ほわーん」としている由実子ちゃんに新たな一面が加わりました。

「この堤防をどうしようかな」って、必要な堤防なのか、いらないものなのか・・・・・私は少し考えました。

でも、堤防の脇にあるテトラポットが、お洒落なオブジェのようになり、その一番高いところに立ったら

砂浜から見る水平線よりももっと遠くの海が見えるかもしれない

その光景を見せてあげたいし、初めて彼女のフラメンコを見るお客様にも、音楽隊にも、私にも、クラスメイトにも・・・

本番でやっと出会うことができる「今の由実子ちゃんのタンゴ・デ・マラガ」を見せて欲しいと思っています。

 

この曲の【見どころ】

本人が音楽隊向けに考えた言葉「孤独感や悲しみから、経験を経て喜びや楽しみまで、喜怒哀楽人生イロイロを踊るイメージ」そのまま。

どのようにこの言葉を踊っていくのか

タンゴ・デ・マラガの雰囲気に合わせて新調したエレガントな衣装(ソニアジョーンズさんとのことです)と、その衣装に負けない由実子ちゃんのアイレ(空気感)

前半の情緒溢れるゆっくりだけど情熱的なパートと、後半部分の華のある笑顔とのコントラスト。

劇場の舞台で1曲をソロで踊りきる心の強さ

 

3-1 ガロティンの群舞にも出演しますので、このタンゴ・デ・マラガの印象を覚えておいていただき、ガロティンも楽しみにして頂けたらと思います。

 

「由実子ちゃんもう練習しすぎないでイメージをたくさん膨らませて好きに踊ってください

思い通りそれ以上に踊りきれることを祈っています

気持ちよく踊りきった後、「また踊りたい」って思えて、私にそう伝えてくれたら嬉しいです

フラメンコ練習生は「いつかソロで踊りたい」って思っている人、多いんじゃないかなぁ

大変なこともいっぱいあるけれど、ソロで踊れるってやっぱり幸せです

個人レッスンも「グミと鞭」かもしれないけれど・・・・・

由実子ちゃんのための振付&構成&音楽隊の音楽&照明なので

本人が一番楽しめますように


クラスで振付している曲は、毎回そのメンバーのためにつける新作です。興味のある方はお問い合わせください。

お問い合わせ | 東京都フラメンコ教室(新宿)新宿村スタジオで行う二村広美のフラメンコレッスン (lfm.jp)

 

ということで、1部の4曲迄ご紹介させていただきました。

次回は2-1 木曜19:30 入門クラス クラス風景&セビジャーナス をご紹介させていただきます。

これまた長々と、最後まで読んでいただきありがとうございました。