歯科界は日進月歩...

名取市のライフタウン歯科クリニック 院長のひとりごと。。。

不思議な関係

2011-05-28 23:54:24 | グルメ
八戸から兄がやってきました。

兄は9才年上。

兄は18で大学に入り実家を出たので、自分が小学校3年の時から一緒に生活したことがありません。

そう一緒に生活したのはわずか9年。

正直あまり記憶がありません。

その兄と普通に話ができるようになったのは自分が酒を飲むようになってからでしょうか。。。

なんか兄弟というか自分的には今でも不思議な関係です。

ただ、絶対頭が上がりません。



さて、もちろん飲みに行きましたよ~

場所はおはな

うれしいことに、おはなは復興支援で日本酒は宮城の地酒のみ!

しこたま地酒を飲みました。

二次会はまたまたいなせへ。

そこでついに出逢えました!

”日高見 震災復興酒 希望の光”

先日行ってこの眼で見た石巻の悲惨な光景。

その中を生き抜いたお酒。

パワーをもらいました。

このビンの裏には蔵元・平井孝浩さんの気持ちがしたためられています。



是非ご覧下さい。

「このお酒は、平成23年3月11日(金)の東日本大震災によって被災したお酒です。純米酒を中心に大吟醸や純米吟醸など、発酵中のお酒が被害に遭いました。震災直後、仕込み蔵は地震の揺れの激しさから、発酵中のもろみがタンクから溢れ、床一面、白い絨毯を敷き詰めたのかと、錯覚するような情景でした。溢れ出たもろみは霧状になり、辺り一面に立ち込め、蔵の奥が良く見通せない状況で、目の前の光景を疑いました。そして、溢れ出たもろみが発生している音なのか、今までに聞いた事の無いような音が蔵内にこだまし、まるでもろみの悲鳴のようにも聞こえ、何とも言えない恐怖感を覚えました。建物のいたるところが壊れ、立ち入る事が困難になり、同時にライフラインが寸断し、発酵中のお酒の管理ができなくなってしまいました。何の手立ても出来ず、ただ、呆然と指をくわえて見守る日々が続きました。一週間が過ぎても復旧の目処が立たず、発酵中のもろみの全廃を覚悟しました。しかし、震災から二週間目、電気など一部ライフラインの復旧などが重なり、諦め掛けていたもろみを、遂にお酒として甦えさせる日がやって参りました。ただ、放置している時間が余りにも長く、垂れ口から搾り出されるお酒の品質がとても心配でした。しかし、我々の心配をよそに、そのお酒はとても力強く生命力に溢れ、我々に勇気と希望を与えてくれました。本来の酒造りでは、如何に良い酒を造ろうかと凌ぎを削りますが、このお酒からは普段の酒造りでは味わえない感動を貰いました。蔵の有る宮城県石巻市はこの度の震災で、壊滅的な被害を受けました。勿論、弊社も甚大な被害を受けました。しかし、被災した石巻市の惨状を見た時に、弊社は本当に生かされたのだと、強く感じるほか有りませんでした。
普段の生活では感じ得ない、感謝の気持ちを強く痛感させられ、造り酒屋として何か地域に貢献する事は出来ないか、自然と、そのような気持ちが芽生えて参りました。そして、この気持ちを大事にしたいと考えるようになり、この被災したお酒を震災復興酒として販売し、少ない金額になりますが、売上金の一部を義援金として、私達の住む石巻市に献金したいと考えております。また、我々が励まされた、このお酒を通して、御愛飲頂く全ての方々に希望の光をお送りする事が出来れば幸いに思います。(株)平孝酒造 店主謹白」