歯科界は日進月歩...

名取市のライフタウン歯科クリニック 院長のひとりごと。。。

備えあれば…

2012-10-13 22:22:23 | その他
仙台市歯科医師会の講演会に参加。

演題は「東日本大震災等での災害派遣時の教訓」

この講師がまたすごい!

関東信越厚生局 指導医療官

元自衛隊中央病院 診療幹事・第1歯科部長 陸将補

片山 幸太郎 先生 

バリバリの元自衛官です。

訓練内容の紹介もありましたが、スゴすぎる…

パイロットが奥歯が悪いのが気になり、自ら戦闘機に乗り食いしばりの体験。

たしか5G程度では噛み締めないらしいが、それを超え正面以外を向くときにはかなり食いしばらないと顔を動かせないそうです。

その他レンジャーの訓練は壮絶そのもの。

歯科医とはいえ、完璧に自衛官です。


さてさて、今回は自衛隊がいかに震災に関与していたなの紹介と、

今後につながるいくつかの提言がありました。


日本全体で自衛官の人数はおよそ24万人。

ちなみに警察官は25万人でほぼ同数だそうです。

普段は人目に触れない自衛官、

今回の震災では延べ10万7千人が派遣されたそうです。

これほど自衛官が人目に触れる場に出てくることはなかったそうです。


彼らの活躍はすごかった。

いくら訓練しているとはいえ、

あの過酷な環境下での活躍は本当に心強かったです。



自分が所属する名取市では大きな被害にあいました。

しかし残念ながら歯科では大災害時の対応策がまとまっていない。


真面目に急いで対応策を決めなくては…

災害は待ってくれません。