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「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

[斬!自民党改憲草案(その2)]21条 「公益及び公の秩序」によって「表現の自由」を制約

2013-05-10 | シリーズ[斬!自民党改憲草案]

現行憲法
第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

自民党改憲草案
第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、保障する。
2 前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない。

 この変更の第一の問題点は、現行憲法には存在しない「公益=国の利益・国策などに反する」「秩序を乱す」などの理由で表現の自由を制約することができるようになることだ。
 つまり、個人、団体の表現の自由の権利より国益が最優先される。
 例えば日本国中で広がる反原発デモや集会、学習会など、そもそも原発反対と言うこと自体が、原発を推進する国の政策に反する。国の政策を批判することは禁じられてしまうのか。

(ハンマー)


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