「辺野古新基地建設No! 護岸工事・土砂投入で海を殺すな 2.25首都圏大行動」が,2月25日行われ、東京・東池袋中央公園での集会と池袋駅東側を一周するデモに約400人が参加した。
この行動は,名護市長選から遅くない時期に行動をしようという提起があって取り組まれた。選挙の結果いかんにかかわらず,辺野古の埋立てに向けた工事が強行されるてことを想定し,〝土砂投入″をメインタイトルとしている。池袋での行動は,昨年8月12日の「沖縄県民大会に呼応する首都圏行動」に続くものとなった。
集会は,主催者あいさつに続き,沖縄からヘリ基地反対協の安次富浩さんの電話メッセージを受けた。名護市長選挙の結果を反省し,県知事選に備え態勢を立て直す必要があることを訴えた。名護市長選でみられた,政権による地方自治への介入ともいえるやり方に対抗するにはどうすればよいかを,考えていく必要があるというものであった。
続いて,辺野古で抗議船の船長としても闘っている,Nさんから直近の状況と,それに対する闘いの現状などの報告があった。
名護市長選の結果を受け,沖縄防衛局は土砂投入時期を早めると表明しているとのことだ。
続いて 、日音協のリードで,辺野古の歌を皆で歌って集会を盛り上げてから,3名の方からのアピールがあった。「反辺野古埋立土砂搬出首都圏グループ」から土砂搬出反対の運動について、練馬で地域の運動として取組んでいるグループからその活動内容について,宮古島出身の方から自衛隊基地建設の動きと反対運動の紹介が続き,実行委員会からの今後の行動提起で集会を終え,デモ行進に移った。
デモは,池袋駅近くを通って,出発した公園に戻ってくる,一周約1時間のコース。池袋駅周辺は人通りも多く,デモのアピールは通行している人々の耳に届いたのではと感じられた。陽射しがほとんどなく寒い中での集会とデモであったが,最後まで声を上げ続けることができた。
(MK)
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