LiveInPeace☆9+25

「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

韓国「挺対協」の活動紹介

2011-01-21 | 「慰安婦」問題
昨年末の"Live in Peace 9+25"の忘年会みたいなところで、2011年の抱負として、「このブログに積極的に書き込む」と宣言しました。とりあえず、私のテリトリーの一つとして、韓国における運動の紹介を、少しずつやろうかな、と思います。
 今日は、韓国「挺対協(挺身隊問題対策協議会)」の「挺対協週刊消息」の記事を若干紹介します。「挺対協」の活動については、このブログ上でもリンクしているウェブサイト「「慰安婦」決議に応え、今こそ真の解決を!」(http://www.jca.apc.org/ianfu_ketsugi/)が、定期的に情報提供していますので、それとダブらないように心掛けたいと思います。

まず、「挺対協」常任代表の伊美香[Yun-Mihyang]さんの「新年の挨拶」から。

2011年新年が明けました。希望によって、あるいは希望は色あせたが思いもよらない苦痛によって、また他の形の気持ちで出発した新年だったでしょう。挺対協もそうでした。2011年には、長い呼吸、大きい足取りで、遠くを見通しながら行こうと確認した日本軍‘慰安婦’被害者たちの状況は、新年初めの週から、私たちの確認が虚妄であることを確認させてくれました。このように、どの他の年よりも慌ただしく始まった年初の週だったようです。そのような慌ただしい歩みの中でも、常に願います。今年一年、ハルモニたちに平和で名誉があり正しい奇跡が必ず実現されることを... 挺対協と共にするすべての方たちにも、真の平和と幸福が宿る2011年になることを...

伊美香常任代表の苦痛・苦悩がひしひしと伝わってくるメッセージですね。第一に、昨年末に鄭[Chon]ユノン・ハルモニ、李[I]ギソン・ハルモニが相次いでお亡くなりになりになったことが大きな痛手となったと思われます。1月に入ってからも金[KIm]ソニ・ハルモニとイム・ジョンジャ・ハルモニがお亡くなりになりました。それで、1月18日の「週刊消息」の伊美香常任代表のメッセージは、一層悲痛なものでした。

去る一週間は、本当に長かった一週間でした。実務人材不足を体感したりもしました。体力の限界にぶつかったりもしましたが、ハルモニたちに譲り受けた「どんな極限の状況でも耐えられるようにする精神力」で頑張った1週間を過ごしました。もう2011年の2週間が過ぎましたが、すでに2ヶ月を過ごしたように思いますが、今年一年も、挺対協の行く道が見えますね。それでも頑張って行けるように励まして下さる救いの手が多いので、必ず、へこたれないで行くことができます。共にして下さり、ありがとうございます。

伊美香常任代表の悲痛な叫びを、私たちは何としても受け止めて、日本軍「慰安婦」問題の、早期の、真の解決のために、できる限りのことをしなければ、と思わずにはいられません。今年の12月14日には、「水曜示威」が千回に達します。

ところで、心配なことがもう一つあります。伊美香常任代表の健康がすぐれないのでは、ということです。昨年秋に大病をされたようで、「週刊消息」が3ヶ月間止まりました。12月には再開されましたが、以前のようなペースではありません。今も、体調はかなり良くないのでは、と案じられます。

伊美香常任代表の言葉にもあるように、韓国では若い人たちが積極的に支援活動を続けています。今年初めての「水曜示威」にも、ソウル大法学部付属女子中学校、梨花[Ihwa]外国語高等学校、セファ女子中学、インミョン女子高、清心女子高などの学生が多数参加しましたし、今年2回目の「水曜示威」には、富平[Pupyong]・安南[Annam]・富開[Puge]女子高校、陽西高校の学生たちが多数参加しました。私たちも、若者の中に運動の輪を広げることに一層注意を注ぐ必要があるでしょう。

挺対協「週刊消息」が、日本語で読めるようになりました。「挺対協」のホーム・ページ(http://www.womenandwar.net/)には、以前から「週刊消息」がアップされていましたが、日本語バージョンが新たに掲載されるようになりました(http://www.womenandwar.net/bbs/?tbl=M101)。日本軍「慰安婦」問題に関心を寄せられている皆さまは、是非、定期的にアクセスして下さい。

(老居士)


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