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「挺対協」と「正義記憶財団」が統合した「正義連」が船出

2018-07-18 | 「慰安婦」問題

日本軍性奴隷制問題を解決するための正義記憶連帯発足報道資料

日本軍性奴隷制問題を解決するための正義記憶連帯(前「正義記憶財団」)尹美香[Yun Mihyang]理事長就任

財団法人「日本軍性奴隷制問題を解決するための正義記憶連帯」(以下「正義連」)の新任理事長に尹美香現「挺対協」常任代表が就任した。

- 「正義連」は「韓国挺身隊問題対策協議会」と「日本軍性奴隷制問題を解決するための正義記憶財団」が、その組織と事業を統合して運営することにし、去る7月11日に初の理事会を開き、組織の名称を「正義連」とし、尹美香挺対協常任代表を新理事長に選出した。

- 「正義連」は、1990年に37女性団体の決議により発足し、日本軍性奴隷制問題を解決するための様々な国内外の活動を進めてきた「韓国挺身隊問題対策協議会」の28年間の活動の成果と、2015韓日合意無効と日本軍性奴隷制問題の正義ある解決のために100万市民の参加によって2016年に設立された「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶財団」の設立目的と活動を継承し、研究調査と教育事業の強化、国内外の諸団体とのネットワークの拡大・強化を通して、日本軍性奴隷制問題の解決と世界の戦時性暴力犯罪の根絶により、戦時性暴力被害者たちの人権と名誉回復を早める活動に寄与するものである。

- 挺対協と正義記憶財団の統合によって構成された「正義連」は、日本軍性奴隷制問題を解決するための運動の主体が女性団体から韓国の全労働・市民社会と法曹界と学界にまで拡張し、各分野を代表する34人の理事を選出し、市民社会諸団体の安定的な活動参加のために、理事会の傘下に、ネットワーク協議会を構成して運営する。

- 「正義連」は、国内外で挺対協が定期水曜デモを含めて過去28年間続いてきた運動の成果を継承し、正義記憶財団が進めてきた、▶2015韓日合意の無効化を通した日本軍性奴隷制の被害者の名誉人権回復事業、▶研究・調査事業、▶称賛事業、▶未来世代育成のための奨学教育事業、▶国内外諸団体の活動支援とネットワーク拡大を通じた連帯事業、▶ナビ(蝶)基金を通じた戦時性暴力の被害者への支援と連帯を拡大して戦時性暴力再発防止事業を補完・強化し、日本軍性奴隷制問題の正義ある解決を通した日本軍性奴隷制の被害者たちと戦時性暴力被害者たちの名誉と人権回復と戦時性暴行犯罪の再発防止に貢献する活動を繰り広げる計画だ。

- 特に戦争と女性の人権研究所の新設により、既に発掘された日本軍と連合軍の文書など、日本政府の犯罪事実を立証することができる史料の体系的な収集と分析、新規資料の発掘を通した研究資料の蓄積と、日本軍性奴隷制問題を含む戦争と女性の人権に関する研究を進めている国外の研究者たちを発掘し、研究者のネットワークの構築を通して、真相究明のための研究・調査事業を補完・強化するものだ。

- 戦争と女性の人権博物館は、戦時コンテンツの開発と時期別の企画展示を通した全展示事業の強化、プログラムの多様化を通した博物館事業を強化し、将来世代を対象にした様々な教育プログラムの開発を通して、歴史・人権教育を強化し、日本軍性奴隷制問題を正しく記憶するようにし、運動の拡大を通して武力紛争や戦時性暴力の再発防止と被害者たちの人権回復に寄与する計画だ。

また、国内外の平和の碑建立活動と日本軍性奴隷制の歴史を正しく知らせて問題解決のための多様な市民の参加を拡大するために、既存の連帯団体への支援を拡大する一方、小規模な団体を積極的に発掘・育成し、2012年のアジア連帯会議を通して決められた8月14日の世界の日本軍「慰安婦」を讃える日の週間に行われる国内外の共同事業を強化し、日本政府に問題の解決を促す活動をさらに拡大・強化する。

- この他にも、現世代と未来世代が被害者たちの生活を正しく記憶して継承することができるように、被害者たちの人生と挺対協の活動資料の恒久的な記録保存のための資料収集とデータベースの構築、奨学事業、女性の人権平和活動家の発掘・育成事業を進め、2015日韓合意の無効化のための具体的な措置の履行のための政府と国会の対応事業の強化、韓(朝鮮)半島の平和の雰囲気醸成に合わせて南北連携を強化し、安定した事業執行のために既存の正義記憶財団が進めてきた20万人同行者キャンペーンを積極的に知らせ、多様な募金事業の開発と広報を強化する予定である。

- 新任の尹美香理事長は、「新たに発足した正義連は、挺対協の設立以来、日本軍性奴隷制の被害者たちの勇気ある証言と活動を通して、戦後半世紀の間沈黙してきた韓国社会と国際社会に普遍的人権としての武力紛争下の女性の人権保障と平和の重要性を目覚めさせた歴史を心に深く刻み、日本軍性奴隷制問題の正義ある解決と戦時性暴行犯罪の根絶を必ず成し遂げ、日本軍性奴隷制の被害者たちのための正義を実現し、彼女たちの人生に真の解放が訪れるように努力する」と述べた。

2018年7月16日、日本軍性奴隷制問題を解決するための正義記憶連帯

原文:http://www.womenandwar.net/contents/board/normal/normalView.asp?page_str_menu=335&action_flag=&search_field=&search_word=&page_no=&bbs_seq=16031&passwd=


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