9月16日モーニングバードそもそも総研の「沖縄の人は知っているが本土の人はあまり知らないオスプレイの現実」。
オスプレイ:事故率・オートローテーション・転換モード
http://www.youtube.com/watch?v=f1lhoQvyTDc
クラスAの重大事故では確かにオスプレイはそれほど高くはないが、もともと事故クラスは政府の損害額と死傷者の程度によって恣意的に分類しているだけだ。
クラスAだけなら事故率は1.93だがクラスCの事故までを入れるとオスプレイは10.46に跳ね上がる。
しかも開発段階からオスプレイは死亡事故が多発したにもかかわらず、政府発表では2003年10月からしかカウントしていない。オスプレイは2000年以前に4回の重大事故を起こし、30人が死亡している。
もう一つは、“運用上必要となる場合を除き転換モードの時間を可能な限り短くし、出来る限り市街地上空では転換モードおよびヘリモードはしない”という点。
通常運用では、着陸の5キロメートルほど手前から転換モードに入ることになっている。仮に基地上空でしようとすると、低空で迅速なモード転換が必要になり、超高度な操縦技術が要求される。
それは墜落の危険を増し、事実上不可能だ。つまり、ヘリモードで「安全に」オスプレイを着陸させようと思えば、浦添高校の上空あたりから転換モードに入らなければならない。それが「運用上必要」なのである。
そもそも沖縄でオスプレイの飛行訓練を行うのは、未熟な操縦技術の海兵隊員にオスプレイの操縦に慣れさせるためだ。
普天間飛行場でのオスプレイ飛行訓練は、いつ墜落するかわからないリスクを負っているといっても言い過ぎではない。
(ハンマー)