3月15日午後5時より、関西電力へ原発停止の申し入れ行動が行われます。
東京電力福島第1原発3号機が今日11時過ぎに爆発しました。映像を見る限り一昨日の1号機の爆発以上の大きさです。放射能も漏れています。負傷者も出ています。炉心を納めた格納器に被害はないと言っていますが、それも疑問です。さらに2号機でも冷却水の水位が低下し、海水注入の準備を始めたことを明らかにしています。今起こっているのは、電源喪失から冷却水低下、燃料棒空だき、炉心溶融、爆発事故という最悪の原発事故の連鎖です。政府はまともな情報を出さず、「微量の放射能」「屋内待機」「パニックになると困る」などと言って、住民避難や海水注入を遅らせている間に事態が急進行し、多くの被曝者を出してしまっています。これは天災の中での人災です。
もはやたまたま悪条件が重なったというようないいわけは通用しません。今回の事象を「想定外」というなら、人間の知能が想像できる範囲はほんのわずかに限られていて、人間の想像力を越えたとてつもない力で自然は襲いかかってくるということを認めることが必要です。
原発は巨大地震には耐えることができない--今進行している事態はこのことを明らかにしています。活断層の上に原発が建っているかどうかなどではなく、地震はいつどこから起こり原発を直撃するかわからないのです。東北地方、福島原発だけではありません、問題になるのは全国の原発です。関西電力も、福島原発の事態を自分自身も問題として真剣に受け止め、今すぐ原発を停止すべきです。
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関西電力への申し入れ行動
15日(火) 午後5時 関電本店前に集合
(JR環状線福島駅、地下鉄肥後橋駅下車)
※この行動は、美浜の会などが提起しています。
http://www.jca.apc.org/mihama/
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(ハンマー)
全くいい加減としか思えない。