このブログは過去にヒッチハイクや青春18きっぷを使って一人旅したことを、面白おかしく綴っていきます。へけけ。
ということで、2005年7月、大阪出張した際に、土日を利用してレンタカー使って一人旅に行ってきました。
旅の趣旨は、まず、AIRという、内容はすばらしく感動して泣いてしまうような、家族をテーマにしたストーリーなのに、ジャンルはなぜかギャルゲーという、わたしくが信奉してるゲームがありまして、そのモデルとなっていると思われる場所にいってみようやってみようというものです。ってか、ヲタです。
ということで、まあいつもそうなんですが、旅に出るぎりぎり前日にレンタカーの予約(土曜の朝9時出発)をしたところからこの物語は始まります。おまえの物語だ(BYアーロン)
んで、旅当日の朝。起床時間AM10:10頃。
「ええ、ご予約されている時間が過ぎておりますが、何時頃ご来店されますでしょうか」というちょっとどぎまぎしたレンタカー屋さんのおっさん声が、この日のモーニングコールです。
その声でおいらはドラゴンボールの目に見えない動きより速く飛び起きます。予約の時間を1時間以上も過ぎていたことにあせりととまどいとチアノーゼを隠せません。
このとき、
過ぎたるは及ばざるが如し、光陰矢のごとし、覆水盆にかえらず、のれんに腕押し、合言葉はBEE…、さまざまな言葉が一瞬のうちにおいらの脳裏を駆け巡りそして消えていきました。
しかし、決してこのエマージェンシー状態をおっさんに悟られるわけにはいきません。高鳴る胸の鼓動、脈拍、呼吸を抑え、
おいらも負けじと、どぎまぎした声で
「あ、すすすすすいません。今準備してますのでもう少しでいけると思います。」
と、おっさんに告げます。
ええ、実は前の日、会社の飲み会がありまして、朝6時までオールで飲んでおりました。ホテルに戻ってすぐに着替えもせず、そのままばたんきゅーめろりんきゅーだったのです。しかも、前の日のアルコールが残っており、電話を終えて準備しようとしてたのはいいものの、めちゃめちゃ気持ち悪くなり、これからAIRの旅に行くどころの騒ぎではなくなっていました。
横になってしばらく様子を見ていましたが一向に吐き気は取れず、最終的には、トイレにこもり、自分の人差し指がソロモンの鍵となって咽喉部をこじ開け、胃の内容物を体外に排出しました。
そうしてなんとか準備を整えたところにさらにフロントからのラブコールです。
「恐れ入ります、チェックアウトの時間が過ぎておりますので、早急に準備をお願い致します」
と、吐き捨てるような冷たい女性の声。ってか、自分、さっきまで吐いて捨ててましたよ、と黄色い声援を送ってくれた女性フロントにサイコメトリーで呼びかけました。
むろん、その呼びかけに応えるはずもなく、時間も押していますので、とっとと準備してフロントで手続きを済ませます。
そのフロント女性の引きつった、アイフルのCMにも負けずとも劣らない、キュートなスマイルが印象的でした。
涙で明日が見えません。
AIR2に続く
ということで、2005年7月、大阪出張した際に、土日を利用してレンタカー使って一人旅に行ってきました。
旅の趣旨は、まず、AIRという、内容はすばらしく感動して泣いてしまうような、家族をテーマにしたストーリーなのに、ジャンルはなぜかギャルゲーという、わたしくが信奉してるゲームがありまして、そのモデルとなっていると思われる場所にいってみようやってみようというものです。ってか、ヲタです。
ということで、まあいつもそうなんですが、旅に出るぎりぎり前日にレンタカーの予約(土曜の朝9時出発)をしたところからこの物語は始まります。おまえの物語だ(BYアーロン)
んで、旅当日の朝。起床時間AM10:10頃。
「ええ、ご予約されている時間が過ぎておりますが、何時頃ご来店されますでしょうか」というちょっとどぎまぎしたレンタカー屋さんのおっさん声が、この日のモーニングコールです。
その声でおいらはドラゴンボールの目に見えない動きより速く飛び起きます。予約の時間を1時間以上も過ぎていたことにあせりととまどいとチアノーゼを隠せません。
このとき、
過ぎたるは及ばざるが如し、光陰矢のごとし、覆水盆にかえらず、のれんに腕押し、合言葉はBEE…、さまざまな言葉が一瞬のうちにおいらの脳裏を駆け巡りそして消えていきました。
しかし、決してこのエマージェンシー状態をおっさんに悟られるわけにはいきません。高鳴る胸の鼓動、脈拍、呼吸を抑え、
おいらも負けじと、どぎまぎした声で
「あ、すすすすすいません。今準備してますのでもう少しでいけると思います。」
と、おっさんに告げます。
ええ、実は前の日、会社の飲み会がありまして、朝6時までオールで飲んでおりました。ホテルに戻ってすぐに着替えもせず、そのままばたんきゅーめろりんきゅーだったのです。しかも、前の日のアルコールが残っており、電話を終えて準備しようとしてたのはいいものの、めちゃめちゃ気持ち悪くなり、これからAIRの旅に行くどころの騒ぎではなくなっていました。
横になってしばらく様子を見ていましたが一向に吐き気は取れず、最終的には、トイレにこもり、自分の人差し指がソロモンの鍵となって咽喉部をこじ開け、胃の内容物を体外に排出しました。
そうしてなんとか準備を整えたところにさらにフロントからのラブコールです。
「恐れ入ります、チェックアウトの時間が過ぎておりますので、早急に準備をお願い致します」
と、吐き捨てるような冷たい女性の声。ってか、自分、さっきまで吐いて捨ててましたよ、と黄色い声援を送ってくれた女性フロントにサイコメトリーで呼びかけました。
むろん、その呼びかけに応えるはずもなく、時間も押していますので、とっとと準備してフロントで手続きを済ませます。
そのフロント女性の引きつった、アイフルのCMにも負けずとも劣らない、キュートなスマイルが印象的でした。
涙で明日が見えません。
AIR2に続く