(駒津峰までの登山道はかなりの急登になりまっする)
ペースはお互いそんなに変わらなかったので当然ながら途中の休憩ポイントでも再び遭遇してしまうわけですね。
特別長話をしようと思っていたわけではなかったのですが、またここでも談笑してしまいます。
その方が、一人旅のほうによくお金を使うとか、屋久島でたまたま出会って仲良くなった人と、今度は北岳でばったり会ったとか、旅で会った仲間と北岳の山小屋で現地集合したとか、一人旅が好きってのも自分の趣味とあってるし、なんか牛が合いそうだなあという感じはしていました。
とりあえず、ここの休憩ポイントからは先はルートが二手に分かれていて、自分はその男性と違うルートを使うのでここで一旦お別れとなります。
おいらが使ったのは写真にもある通り、直登ルート。手を使わなければ登れないようなタルルートです。北アルプス程の険しさや恐怖感はなく無難にルートを通過、そして山頂へたどり着きます。やったー!
山頂にはすでに例の通年夫婦も到着していて、「あ、直登ルートからきたの?!おつかれさまー。」と声をかけられます。
お互いの健闘を叩き合い、しばし山頂で景色を蓄のうタイム。
(手前に見えるのが鳳凰三山と呼ばれる山でその後ろが富士山)
(こちらは北岳をバックに撮影)
山頂は気温も低く、風も吹いてちょっと寒い感じ。そこで、持参した水とガスバーナーを使ってカフェオレを作ります。これがまたうまい!ほんとにうまい!食うもの飲むものいちいちうまい!
曇ってはいましたがガスがかかって視界がないということはなく、富士山も見えましたし、他の山々も素晴らしいの一言。特に、鳳凰三山という山があって、その山の上部が雲からぽっこり出ている姿はなんとも神秘的。いやー来て良かったぁ。
痛風夫婦との絡みも絶好調で、いろんな角度やいろんな山をバックに写真を撮ってあげていました。
「完全に専属カメラマンだね!あっはっは!」
なんてゆるい会話を交わしてしまう程。もちろんおいらの写真も無駄に撮ってもらいましたけど。