脳内一人旅日記・改

登山、ロードバイク、一人旅好きのつれづれなるブログ。

決して前向きになれないレポ 3.5

2008年11月28日 | 日常とかつれづれなるままにとか
とりあえず、なんとか気を取り直し女の子との会話を続けます。
今日は新人の方がいらっしゃるそうです。


初々しいとはこのことですね。
その新人さんが僕に話しかけてきました。


新人女の子「はじめまして!まだ入ったばかりですがよろしくお願いします!」


彼女を天使と言わずして誰を天使というのでしょう。ぼくは女の子とこんなに長い時間会話したのは生まれて初めてでした。彼女はつい先ほどまで暗黒だった僕の心に一筋の光を照らしてくれたのです!!


血圧と心拍数が異常に高ぶり、僕の、僕の、僕の祭りが今まさに開催されようとしています…。


「スーパー・スペシャル・ワンダフル・ブラボー祭り!!!!!! 」


"ラブラブラブ好き好き大好き!愛してます!そして、ずっとずっと見守ってます・・・・・・・。ピンチのときは地球の裏側にいても飛んでいきます!!宇宙で一番かわいくて、やさしくて、ステキだもん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!"


…僕の祭りを祝福するようにさらに新人女の子は僕との会話を続けます。


新人女の子「今日は寒いですね!私、宮崎県出身なんですけど、冬でも地元は暖かいんですよ~。いったことありますか?」


……………………………………………………………。


僕は壊れた。すべての世界にはひとかけらの希望もない。
たった今、自己の世界と他の世界との間に修復しがたい亀裂が生じたのだ。前者は夜よりも暗く、後者は昼よりも明るい。


彼女は僕の存在を抹殺した。「寒いですね」「暖かいですよ」この"です"は死を意味する「death」だったのだ。さらに、「宮崎県」の「ザキ」は死に至らしめる呪文である。宮崎県という言葉の中に死の呪文を織り交ぜる巧妙さ。極めつけは、「逝ったことありますか?」。この問いは逆に言えば「一回死んでください。」ということだ。


神は死んだ。
僕は死んだ。

-続く-