お寺の夏風景

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関西の梅雨明けを聞いた翌日に

　

　季節の折々に訪れる満願寺さんへ｡｡

　　　夏の風景を見てきました。

境内に入ると木影が作る別世界｡｡

　　苔の匂いと微かに漂うお香とで

　　引き込まれて行く感じがします。

今回どうしても見たい景色が

　　　　　　　この先にありました。

本堂にはお遍路さん達が‥

　ここを通り過ぎて庭に先回り。

　見えてきたのは蓮池です。

茹だる様なこの暑さの中で

　泥沼からすくっと立ち上がり

　優雅に咲く花が私は好きです。

何の迷いも無く太陽に向かう姿は

　高貴で、極楽浄土に咲く花として

　仏教との深い繋がりがあります。



　蓮の葉も雨粒の受皿として

　　寛容さの象徴に思えてしまう姿。


　トンボも飛んできて一休み

蓮の実はやがてオブジェ的存在に｡｡

暫くの鑑賞で私の小腹も空いたので

いつものようにお寺カフェへ

お麩をお肉に見立てた「健康ご飯」

　優しい取り合せが魅力です。

　お抹茶に「チョコ羊羹」

　お店の入り口には今年も風鈴が｡｡

　　　見上げた空には入道雲

　　いよいよ夏本番の覚悟です。

　来た道を戻りながらも｡｡

　邪気払いが出来た様な

　そんな「気持ち」を頂きました。

　皆様におかれましても

　　　ご自愛下さいますように

　　暑中お見舞い申し上げます。

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