カテゴリをまよったのだが・・・
A725、またもや、発光ダイオード載せ換えピックアップレンズでした。
カテゴリに迷ったのは、
ピックアップがまともであったとしても、
ほかの部分がだめだということがあったからです。
蓋をあけてみた高橋の最初の一言が
「これは、ひどい扱いをうけている」
と、いうものでした。
おいていた環境がわるかったのか、
基板からコネクターから
全部、取り換えた方が良い。
と、いうくらいの劣化や尋常でない汚れ、錆びがでており
外見からも丁寧に扱われていない。と、わかる物でした。
このオーナーさまには、
ピックアップのことや、
音質改善をしても伸びしろが無く
同じころに、
D730・・(電卓みたいな恰好の分です)の方にも
同じように説明して、
この方はWADIA6LTDにのりかえられたのですが、
A725のオーナーさまは
好きな音だからとOH・音質改善とおこなうことを決心されたのです。
人の耳なので、なんともいえない部分ですが
本当の良い音をきいていない。
機器に逆にエージングされてしまっている。
思い込みが強い。
と、いうところで、
好きな音と
良い音というのが、
別にあるという感覚は理解されがたいものだったと思います。
(ただし、本当に良い音は好きとか嫌いとかいう
個人的嗜好による判断?を寄せ付けません。)
まあ、それでも、まず、ピックアップを調べようということになりましたが
そこから、まともに動かず、
ひどい状態であるのを
なんとか、なおして一時的に聴けるようにしたものの
ピックアップのレベルは低いのですが
暫くは鳴るので、ダイオード載せ換えは何とか出来ていたのでしょう。
結局、フォーカスがちゃんと調整できていないということで、
しばらくすると、聴けなくなります。
この方に対してばかりではないのですが
やはり、大事に扱われてきた機器を購入してください。
と、言う事を言います。
WADIAのように筐体がしっかりしていれば、
めったなことはないのですが、
ペラペラの筐体に通風孔がいっぱい開いているというものは、
埃だけでなく、
湿気や場所によっては、極端ですが
火山地区の硫黄がふきこむような場所とか
工場で使っていて酸・アルカリ系の粒子が飛び込むところ
など、中はひどい事に成ります。
それらの手当てをするために、また、変な修理が施されていたり
手当の仕様が無いなどと言う事が起こりえます。
安ければ良い。
オークションなどで、修理必要と書いてあったので
修理できるものだと逆判断してしまう。
それらの全部が全部、ろくでもない経歴・環境・扱いをうけている。
と、いうわけではありませんが、
矛盾する言い方に成るかもしれませんが
本当に良い音の機器なら、
オーナーは通常手放さず修理にだします。
なにか、良くない部分があると考えるのが妥当だと思います。
実際、オークションにだされたWADIA 6アルミVRDS円盤載せ換えは
音質改善をおこなわず、クロックは外付けの物をとおして聴いていらしたようです。
これでは、素のWADIA16 より音が良くても
画竜点睛を欠く、と、いう状態なのです。
こうなれば、やはり、クロックや音質改善やLTD化をするのがよいところを
みきってしまったわけですね。
そんな風に、やはり、なにかが、足らないから
手放してしまうという場合も有りえます。
その足らないものを足してやろうという考えで
購入されるのだと思いますが
悲しいかな、
素性の悪いものは、どんどん、ひどく扱われてしまいます。
外側もぼろいし、部品取にしようかと、ピックアップの良いものは取ってしまって
かわりにダイオード載せ換えレンズをのせて
鳴るうちに売ってしまえ。
と、そこを知らずに購入して
直してみたがどうにもならない。
じゃあ、やはり
鳴るうちにうってしまえ・・
修理が必要とかいておけば、ジャンクなのだから
返金に応じる必要はない。
まあ、ひどい書き方ですが
そんな風にたらいまわしにされ、輸送中に落下されたり
衝撃を受けたり
ますます、どうにもならないものになっていても
なんの証拠もなく
自腹をきって修理にだそうとなったときには
手の施しようがない。
高橋だから直せるという信頼をもってくださるのは結構なことですが
とんでもないバグ・故障を内臓している場合があるので、
出来うる限り素性の良いものを購入されることです。
この素性の良さというのは、
多くは外見で象徴されますが
売り手側の人間性みたいなものも
関与してきます。
このあたりは企業秘密の部分があるのですが・・・
例えば、オークションで某有名AUDIO修理業者がなおしました。
などと、かいているのですが、
その某有名AUDIO修理業者はとんでもない食わせ者だったりします。
それをしらないで、ステータス的なものだけに頼って物をいう。
これは、中・音を本当に知らない人だと言う事で
当方ならその方からは買いません。
まあ、たとえでだしているわけですが、
WADIA 6アルミ円盤載せかえなどになってくると、
その施工内容などもブログで画像で確認できますので
素性が判るわけです。
なかなか、素性の良いものという判断はむつかしいもので、
些細な故障でしかないのに
リサイクルショップにもっていってしまい
そのままだされているものが
非常に新品に近かったり
逆もあったり、
世間の風評に惑わされて
ものすごい値段をつけていたりwww
高い勉強代金に成ってしまったと思うけど
素性の良いものはさらに良くなると言う事を考えて
良いものを妥当な値段で購入してほしいと思います。
壊れていたら高橋が直すからよかろうという
マイナーな気持ちで選ぶと
やはり、貧すれば鈍するというところに落ち着いてしまうと思います。
大きな傷が有る物は中までの衝撃も考えて
避けるのが良いと思います。
実際、輸送事故で箱にはなにも落下痕がないのに
筐体の中はひどいときには
基板が割れていたりしています。
目に見えるものならまだしも
見えないクラックがはいっていると
何かの折に症状が出たときには
ICが破損するという過電流がながれたりということがありますから
傷がつくほどの衝撃がどんな破損をおこしているかは
判らず、安く買ったはずがかえって高くつくということになりかねません。
並びに特定できない場所に破損がはいり
なんだか、音がよくないような????
と、いういぶかしい機器も有りえます。
きちんと審美眼・・・
ん~~~~
検査眼、洞察眼、判断眼をもっていきましょう。
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