2015-01-15
「機器は必要な人の所にいく」は高橋の明言ですが・・・。
例えば、WADIA6改を手放されたI氏のもとからA氏のもとにWADIA6改が「行く」ことになり、
LTD化まで進めて頂く事に成り、WADIA6改は「果報者」「しあわせもの」だとおもうのです。
「必要にしてくれる」イコール「大事にしてくれる」なのです。
L-580の真価を解してほしいというのは、当然、大事にしてほしいということになります。
多くのメンテナンスをあつかってきて、感じるのは
「大事にしている」からこそ「メンテナンスをしてほしい」という思いです。
お客様からくる機器は、当然、必要と大事の表裏一体がなりたっているわけです。
ところが、単純にオークションで手放すと
「ま、いっかい、きいてみるか」とか、
ひどいといっては失礼ですが、酷い時にはお金持ちが急にふえはじめた某国に転売されてしまうのです。
大事にしたいという思いなどみじんもないとはいいませんが、金儲けの道具にされ、かつ、日本からいなくなってしまう。
こんな危険製のある地帯に放り出したくはないわけです。
そんなある日。
真空管アンプのマイスターなる御仁がトランジスターアンプの良い物は?と尋ねてきました。
その答えが
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パワーアンプのよいものなら、「うちにある」と高橋曰くです。
中をほとんど、やりかえているのですが、当然、「伸びしろ・秘力・奥の手(え?)」をひきだせると判断してなおしていますから、情報量と表現力があります。
音の分離もよく・・細かな音も拾いこんで表現してくれるので・・・・
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こんなことを書けば、当然、「聴いてみたい」になるでしょう。
「送ってみて貰えませんか?」
と、いわれましても、それ、今、当方でつかっている、
つまり、先日、メインブログに紹介したサイテーションなわけです。
そこで、ふと、L-580ではどうだろうかとおもったのです。
この方は、いろんなトランジスタアンプやらスピーカーやら・・・と経歴のあるかたで
物が機器なので、すごいと驚嘆しますが
異性だったら、「たらし」と言うのが妥当なくらい、いろいろ遍歴があるのです。(WWW)
その人が真空管アンプに落ち着いてしまったのです。
理由は判ります。
当方の真空管アンプはまだ調整中ですが、それでも、かなりの良い音をだし、独特の音響世界をつくりだします。
当方では、検査用という目的が有るので、色付けのないように、サイテーションの音を作り直したのですが
真空管アンプは「まったくの鑑賞用」です。音楽性にすぐれていて「聴いて楽しむには、最高の逸品」なのです。
このような、真空管アンプ耳に成った方に、L-580を薦めようと言うのですから
逆に、どれほど良い音がでているかをプッシュしなければいけません。
「釣書」を作成しなければなりません。
----続く-----
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