何日か前から、どうしたの、これ?
と、思うほど、PCM1704Kの記事への検索が多い。
確かに、グーグルを見ると、トップページのトップに上がってきている。
だが、他にだって、トップページにあがってきている記事があるのに、
これほど、頻度はない。
いかなる、理由か、真相は判らないが、
おそらく、また、オークションで、この機器にPCM1704 Kを
換装しています。なんて具合の出品があったのではないかと思う。
確かに、PCM1704 より、性能の劣るDACチップを搭載しているものを
PCM1704 に交換すれば、音が良くなるのは、
当然のことです・・。
DACチップ側から、言わせると
解析能力があがるのだから、当然の結果。と、言うことになります。
が、この説明がややこしい。
以前のDACチップが、解析力50で
1704が、解析力70です。
などと、いう1方向の解析力でないのです。
縦、横・高さという3次元方向は元より
その3次元空間の中の密度(粒子)も解析するわけです。
ビット数の計算方式は
うろ覚えですが・・・
1ビットが4×4
2ビットが4×4×4
と、言う風に、かけて計算したと思います。
すると、20ビットだったものは
4の20乗(約1兆1千)
24ビットになると
4の20乗×4×4×4×4(約2兆8千)
単純計算ですが、3倍の解析力が出来上がる。
縦、横・高さという3次元方向は元より
その3次元空間の中の密度(粒子)も解析するわけです。
これも同じように3倍と考えてみますと
今まで、見えなかった(聞こえなかった)音がみえてくるようになり
さも、DACチップが音質をつくったようにとらえてしまうのです。
あったけど、みえなかっただけとかんがえていただくと
代理がよくいう、「ない音は解析できない」という意味が判ってもらえると思います。
よく似ているのが、クロックですが、
これも、同じような理屈になってきます。
と、なると、先日、B226にクロックをつけた。
と、言う記事の中に
「やっと、クロックをつけられるだけの音質に持ち込めた」
と、いう言葉があるのですが、
これは、「ない音は解析できない」と、言うことになってきます。
クロック・DACチップ側からいうと
70の音質を100にしてあげることはできるのですが
音質改善(クロックをつけられるだけの音質)をすると
700とか7000とか音質になり
それをクロック・DACチップで、1000とか10000の音質になるわけです。
すると、70のものを100にするために、
クロック・DACチップをつけるのって、
クロック・DACチップ側からすれば
俺らの能力って、そんなもんじゃないんだぜ。
まともな仕事をさせてくれよ。
そんな30ほど、持ち上げた音で、良い仕事だ、なんて、いわれたくないぜ!!
って、事になるわけです。
実際、Blue化を行うまで
微妙な暗雑音・濁り?もしっかり、解析していたと判るのです。
実際には、人間の耳には聞こえない音ですが
Blue化で後ろが無色透明になったのをきくと
はじめて、今までのものが、無音だと思っていたけど、そうじゃなかった。と
気が付くという、比較してみないと判らないものです。
が、クロック・DACチップは
それさえも、きちんと解析しているわけです。
と、なると、
音質改善~を行うだけで
縦、横・高さという3次元方向は元より
その3次元空間の中の密度(粒子)も増大するわけです。
そして、不思議なことに
WADIA6はもともとから、
普通のWADIAより
縦、横・高さという3次元方向は元より
その3次元空間の中の密度(粒子)も増大しているのです。
おそらく、これは、
かまぼこ型と呼ばれる音域表現
そして、初めから出力が高い。
代理のアンプでスチューダとかかけると
ヴォリューム50とか(例えば)でいつもの音量になるのに
WADIA系統はヴォリューム20とかでいつもの音量になります。
おそらく、出力レベルが高い?
そして、低域がいっそう低いし強いし幅がある。
こういうのの、複合的な音作りのおかげで
初めから、なんとなく立体感が出てきています。
それが、音質改善~などで、
完璧な実在感・リアルさ・自然さ・空気感・臨場感・・エトセトラ
出てくるようになります。
ところが、このWADIA6のDACチップは
前期型が18ビット
後期型が20ビット
なのですが、いっさい、DACチップをかえることなく
使っています。
このDACチップはWADIA9にも使われ、名だたる名器にもつかわれています。
(むしろ、このチップのおかげで、名器の仲間入りをさせてもらえてる機器もあるのでは)
このDACチップはもう手にはいらないものでもあり
けして、1704には、載せ替えない優れモノなのです。
そうなってくると、
DACチップで音質があがるのかという答えになっているのではないか?
と、思うのですね。
あがるのは、解析力。
だけど、ビット数の問題だけじゃないところがある。
なにか、マッチ力といっていいか
音質を上げるのは、音質改善~
その音質をどこまで上げられるかという
素姓のようなものがあり
例えば、850
Blue化(1704換装済み)まで、もっていって
はじめて、低域がぐ~~とさがって、
豊かな表現(低域が中高域を支え、冴えさす)というところまで
音がかわってくるわけで、
1704換装では、低域移行へ変化しない。
と、なると、どうしても、音質改善(Blue化を含む)が先になり
ここが、完成して1704の解析力が華開く。
つまり、出ていなかった低域は1704と言えども、解析できない。
すると、
B226にクロックをつけれるようになった。
と、いうセリフの裏に
ものすごい音質改善の躍進があった。
と、いうことになる。
これが、判らないと、
え?クロックつけるって、今頃?
と、変に小ばかにされかねないと思いつつ
代理はクロック換装のことを書いた。
すると、70のものを100にするために、
クロック・DACチップをつけるのって、
クロック・DACチップ側からすれば
俺らの能力って、そんなもんじゃないんだぜ。
まともな仕事をさせてくれよ。
そんな30ほど、持ち上げた音で、良い仕事だ、なんて、いわれたくないぜ!!
って、事になるわけです。
と、書いたように
音質改善でクロック・DACチップが本領発揮できる
そんな「音」にしあげていないと
クロック・DACチップはつけないのは、
昔からで
WADIAについては、
OHしないものに音質改善は行わない。
音質改善をおこなわないものにクロックはつけない
音質改善せずLTD化は行わない。
LTD化を行わず、Blue化は行わない。
LTD化を行わずDACチップ(これは、任意)はつけない。
このように、
音質をだせるようにするOHを基礎に
機器の性能をきちんと挙げていくことが先になり
これらの「最高峰」のところにたどり着けたら
その「音質」を忠実に伝達できるケーブルの作り方を打診し
希望があれば、お伝えしている。
それくらい、CDPからの音が「ものすごい」音になっているので
下手なケーブルで色付けしたり、減衰させてほしくないと思ってしまう親ばかであります。
あとの、システムについては
アンプからは手をひいておりますし
ネットワークも基本的には高橋がじかに見れるものとかじゃないと
ひきうけず、今のところ、
K氏の800Lアルテック 自分の620A2回
ああ・・後、自作SP(本体なし)のネットワーク
YAMAHAのネットワーク・・(くらい)
タンノイ400L?のネットワークも製図したけど
直でいくとかで、作るにいたってない・・・。
またも、話がずれてきたので・・終わります。
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