
まだ若かりし頃、ヘソクリも少なく、高価な万年筆には手が出なかった頃。
初めて手にしたペリカンの金ペンの万年筆が、画像の思い出深き#250。
知人が経営していた昔ながらの町内の文房具店で、格安で購入した逸品。
ペン先は12CのHMでやや硬めの中字ながら、ペリカンらしさがたっぷり。
尻軸を回転させるインク吸入方式、ペリカンの嘴を模したクリップ、
緑色の縞模様の軸、ペリカンが刻印されたペン先等々。
インクが切れていたので、早々にペリカンのロイヤルブルーを吸わせて。
って、しばらく書いていたら、指先に微妙なロイヤルブルーな汚れが。
吸入後のペン先、首軸まわりは、ティッシュでしっかり拭き取ったはず。
よく見たら、どうもピストンになっている尻軸から微妙にインク漏れが。
多分もう四半世紀を超えて愛用している逸品、ピストン周りに微妙な隙間発生?