愛犬家が2000人集まる犬の幼稚園 BuddyDog

犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

ブログ説明





特別なトレーニングをして何かを教えるというよりも、社会化を重視

吠える、噛むなどの問題行動が出る愛犬たちは、とても多いです。

ひどくしないためには、家庭に迎えてからすぐにでも、社会化の勉強を始める必要があります。

愛犬の問題行動の原因は社会化不足と飼主さんの無知・無関心や誤ったしつけだと思います。

問題の原因を理解し、それに対してどう接したら良いかを指導し、飼主さんが自らできるようにする。

多くは犬を甘やかし飼主が犯してしまった間違いを見つけ、愛犬とうまくつき合えるようにすることです。

それが犬幼稚園 Buddy Dogのしつけ方です。

園長が飼主として、一番にこころがけていること、それは、他人に迷惑をかけないことです。

犬が好き、苦手、どっちでもない、すべての人に、犬がいることで、できるだけ迷惑をかけないことです。

そのために「社会化」「しつけ方」は絶対に必要です。

問題行動解決のトレーニングとは?

2006-09-09 20:52:07 | 独り言
トレーニングとはオーナーと犬の絆を深める為のものだと考えています。
むやみに叱ってしつけるのではなく、楽しみながらオーナーとしての責任を自覚し、
犬達の本能と衝動を刺激するトレーニングは彼らに生きがいと自信を与えます。
トレーニングを通して健康で、笑う犬に出会えます。

トレーニングを通してあなたと犬の信頼関係を深めることにつながります。
犬は人間にとってBuddy(仲間)としての資質が最も高い動物です。
ただし、その資質を上手く引き出し、良きパートナーとして育てられるかどうかはオーナー次第。

何故犬がそのような間違った行動をとるのか?

果たして問題は犬達だけなのでしょうか?もしかしたら・・・・・
まずは、愛犬の言い分に耳を傾け、今問題とされている言動について考えてみましょう。
その際、意志疎通の食い違いを見つけることが出来れば、彼らのストレスと問題行動は大幅に減少するはずです。

問題行動の原因は、普段一緒に生活していると、気づかないといった場合が多くあります。

実際は、犬を人間に従わせよう、人間の都合に合わせようとするトレーニングやしつけの教室がありますよね。
そういうやり方を見ていると、どうもしつけというより押しつけに近いものを感じることがある。
私はこのような強制的な訓練(体罰、制御等)は家庭犬には無意味と考えます。
だから犬が言うことをきかないと、この犬はバカだとなっちゃう…。
私のところにも、うちの子はどうにも言うことをきかない問題犬なんですが、
どうしたらいいんでしょうという内容の相談があるんです。

犬とつきあうためのトレーニングを人間がまずやらないと(笑)。
犬は飼い主を選べませんからやはり人間の方から歩み寄ってあげる必要がある。
犬とのつきあい方を学ぶべきは、人間の方なんです。
犬のトレーニングは、そのあとの話だと思います。
多くの人たちが抱えている問題行動犬の悩みは、案外たいしたことではないと思うんです。
それは飼い主が、犬の気持ちになって考えたことがないから起こるもので、犬を心から信頼するといった気持ちがない。
そこから関係がくずれ、問題行動が起こるだと思うんです。
そこで多くの人たちがやろうとすることは、しつけという名の押しつけだったりする。
問題行動犬で悩む人たちの8割9割はそうじゃないでしょうか。
もちろん、犬本来の性格や犬種の性質から来るものもあるでしょうけど。

やっぱり最初からコミュニケーションがきちんと取れているオーナーはごくわずかです。
これはどこかから間違った情報が入って、それを信じすぎていることで起きるのかなと。

犬はずっと飼い主のことを見てるんですよ、ほとんどいつも飼い主を見ている。
だけど、人間の方はずっと犬ばかり見ているわけにはいかない。
生活がありますから。
犬のことを真に理解しようとすると、人間の時間がどんどん削られていくことになる。
それは飼い主にとって、ストレスを生む可能性が出てきますよね。

ご相談に来られたオーナーの中に、マンションで犬を飼われている方がいて、
その人は犬が帰宅時とかに騒がないように、いつも犬と目を合わせないで無視することにしていると言うんです。
うちの子は家ではいい子なんですよ、騒がないし吠えないしって。
だけどそれって、同じ家の中で犬と別居してるようなものじゃないですか。
たしかにあなたにとっては「いい子」かもしれないけど、
その子はあなたのことをほんとに信頼してるのかどうかわかりませんよと。
まあ、お互いそれで納得してるなら、それでもいいのかもしれませんけど、
私から言わせれば、犬は自分が不幸だと感じていると思いますよ。
はたして、その子はトレーニングをしても、まるで言うことをきかない犬でした。
オーナー自身がいつも犬を無視してるから、犬もその人のことを無視してるんですね。

このように人間が、ある意味、へたに知恵を付けすぎているからですね。
たとえば、子どもたちは誰にも教わらなくても無邪気に犬と遊べるんです。
ところが大人になって知恵が付いて、欲も出て、上とか下とか意識し、
上から犬を押さえつけることを考えはじめるのがいけない。

世の中にはこんなに多くの犬に関する情報が溢れているのに、
ほんとに基本的な「犬とは何か?」とか「犬とどうつきあうべきか?」という情報がきちんと伝えられていない。
不思議ですよね。それだけならいいけど、間違った情報が伝えられてそれを信じてる人たちがいる。
それが今、犬と人間がギクシャクしている理由じゃないでしょうか。
だから今、本当に犬のことを理解しようとする人たちが、広い視野で「犬とは何か?」「犬とどうつきあうべきか?」ということを考えてほしいなと思うんです。
まずはBuddy Dogが出発点になれればいいと思っています。
ぜひ愛犬との豊かな暮らしを実現してほしいと思います。