愛犬家が2000人集まる犬の幼稚園 BuddyDog

犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

ブログ説明





特別なトレーニングをして何かを教えるというよりも、社会化を重視

吠える、噛むなどの問題行動が出る愛犬たちは、とても多いです。

ひどくしないためには、家庭に迎えてからすぐにでも、社会化の勉強を始める必要があります。

愛犬の問題行動の原因は社会化不足と飼主さんの無知・無関心や誤ったしつけだと思います。

問題の原因を理解し、それに対してどう接したら良いかを指導し、飼主さんが自らできるようにする。

多くは犬を甘やかし飼主が犯してしまった間違いを見つけ、愛犬とうまくつき合えるようにすることです。

それが犬幼稚園 Buddy Dogのしつけ方です。

園長が飼主として、一番にこころがけていること、それは、他人に迷惑をかけないことです。

犬が好き、苦手、どっちでもない、すべての人に、犬がいることで、できるだけ迷惑をかけないことです。

そのために「社会化」「しつけ方」は絶対に必要です。

「ズーノーシス(Zoonosis)」の基礎知識2

2006-09-19 23:14:58 | 健康
初めて聞く人はもちろん、知っている人は確認の意味を込めて読んでいただければと思います。

愛犬にも人にも感染する病気:人畜共通感染症のことをいいます。

世界には、様々な人と動物の共通の伝染病が存在し、時々マスコミにも大きく取り上げられています。

いたずらに大騒ぎするのは動物にとっても人にとっても不幸なことですが、どんな病気があるのか、どうしたら予防で防げるのかを知っておくことは大切なことです。

犬と共生している人にはとても身近な病気である回虫症と、Q熱についてです。

●犬・猫回虫症●

寄生虫感染症

以前、"公園の砂場が虫卵に汚染されている。"として話題になったズーノーシスの回虫症。

人の体内では成虫になれず、体内を移行し、幼虫移行症を引き起こします。

主に眼に症状が出る「眼移行型」と「内臓移行型」に分けることができ、幼虫が侵入する臓器によって症状は異なります。

仔犬や仔猫ではよくみられる病気で、駆虫薬によって治療できますが、万が一人に感染した場合は治療が難しいため、日頃から予防することが大切です。

〔主な感染動物〕イヌ・ネコ・鳥類・野生動物など

〔感染経路〕 経口感染:感染動物の便に含まれる虫卵を口に入れてしまうことで感染。

〔病原体〕犬回虫・猫回虫〔予防方法〕 
(1)ペットの定期的な駆虫。 
(2)動物と遊んだ後はしっかり手洗いを。 
(3)泥遊びや砂遊びの後も手洗いを忘れずに。 
(4)環境を清潔に。

●Q熱● 

細菌・真菌感染症細菌の感染によって起こるズーノーシスのひとつ。

世界中で広く発生しており、年々増加傾向にある感染症です。

Q熱の「Q」は疑問符を意味するQで、その原因がなかなか突き止められなかったことからついた名称。

感染したペット自身はほとんど症状を示しませんが、人に感染すると、発熱・頭痛・悪寒・筋肉痛・疲労感などインフルエンザ様の症状が現れます。

〔主な感染動物〕 イヌ・ネコ・ウシ・ヒツジ・ヤギ・カラス・キツネ・サル など

〔感染経路〕 吸入感染:感染ペットの排泄物や分娩の際の胎盤や乳汁などから病原体を吸引することにより感染。
また感染家畜の生乳や乳肉製品を食べることでも感染。

〔病原体〕コクシエラ・バーネッティ菌〔予防方法〕 
(1)動物と遊んだ後はしっかり手洗いを。 
(2)環境を清潔に。 
(3)室内飼育が理想的。

「ズーノーシス(Zoonosis)」の基礎知識

2006-09-19 18:40:29 | 健康

初めて聞く人はもちろん、知っている人は確認の意味を込めて読んでいただければと思います。

愛犬にも人にも感染する病気:人畜共通感染症のことをいいます。

世界には、様々な人と動物の共通の伝染病が存在し、時々マスコミにも大きく取り上げられています。

いたずらに大騒ぎするのは動物にとっても人にとっても不幸なことですが、どんな病気があるのか、どうしたら予防で防げるのかを知っておくことは大切なことです。

ズーノーシスを引き起こす病原体は、

ウイルス・クラミジア・細菌類・真菌類・原虫・寄生虫など

主なズーノーシスの例
狂犬病・オウム病・Q熱・パスツレラ症・ネコ引っかき病・皮膚糸状菌症・トキソプラズマ症・回虫症・エキノコックス症・・など

●狂犬病〔ウイルス感染症〕●        

日本では、毎年狂犬病ワクチンの接種が義務づけられています。狂犬病は最もよく耳にするズーノーシス(人と動物の共通の病気)。

発症すると、ほぼ100%死に至る怖い病気で、有効な治療法は残念ながら、今のところまだありません。

狂犬病は過去の病気と思われがちですが、近年でもお隣の韓国で、狂犬病による人の死亡例が報告されています。

さらに、今のペットブームでさまざまな動物が海外から日本に持ち込まれていますが、実は犬だけでなく、むしろ野生動物からの狂犬病が怖いのです。

〔主な感染動物〕イヌ・ネコ・スカンク・アライグマ・コウモリ・ウシ・ヒツジ・プレーリードッグ など 
         (注意)日本でも最近、野生のアライグマが増えてきています

〔感染経路〕経皮感染:通常は狂犬病患獣による咬傷。

〔病原体〕 狂犬病ウイルス

〔予防方法〕
(1)飼い犬には狂犬病予防接種を毎年受けさせる。
(2)イヌに咬まれないように(特に海外では要注意!)
(3)非清浄国への渡航の際は、ワクチン接種(計3回)により、免疫をつける。

4月には、地域で狂犬病の予防接種がはじまります。

飼い犬登録されている方には、郵便で案内が来るはずです。

一度も登録されていない人、去年案内が来なかった人は、今のうちに調べておきましょう。