愛犬家が2000人集まる犬の幼稚園 BuddyDog

犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

ブログ説明





特別なトレーニングをして何かを教えるというよりも、社会化を重視

吠える、噛むなどの問題行動が出る愛犬たちは、とても多いです。

ひどくしないためには、家庭に迎えてからすぐにでも、社会化の勉強を始める必要があります。

愛犬の問題行動の原因は社会化不足と飼主さんの無知・無関心や誤ったしつけだと思います。

問題の原因を理解し、それに対してどう接したら良いかを指導し、飼主さんが自らできるようにする。

多くは犬を甘やかし飼主が犯してしまった間違いを見つけ、愛犬とうまくつき合えるようにすることです。

それが犬幼稚園 Buddy Dogのしつけ方です。

園長が飼主として、一番にこころがけていること、それは、他人に迷惑をかけないことです。

犬が好き、苦手、どっちでもない、すべての人に、犬がいることで、できるだけ迷惑をかけないことです。

そのために「社会化」「しつけ方」は絶対に必要です。

●犬ジステンパーの基礎知識

2009-05-06 14:46:40 | 健康
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【症状】 目やに、鼻水、発熱、下痢から痙攣(けいれん)、麻痺(まひ)まで

 家に来て日が浅く、ワクチン接種も済ませていない仔犬が、急に鼻水をたらしたり、目のまわりが目やにでショボショボしだしたり、熱っぽくなっていたら、「犬ジステンパーかも…」と考えて、念のため、動物病院でくわしく診察してもらったほうがいいでしょう。

 発症すれば狂犬病に次いで致死率が高いといわれる犬ジステンパーの恐ろしさは致死率九十%以上で、ワクチン未接種の仔犬や成犬の感染事例を耳にすることも少なくありません。

 犬ジステンパーウイルスに感染すると、通常、四~七日前後の潜伏期間ののち、からだのリンパ組織に侵入したウイルスが積極的な活動を始め、リンパ球をやっつけていく。

 からだの免疫を担当するリンパ球が破壊されると細菌感染を受けやすくなり、目やにや鼻水、下痢、肺炎など、二次感染による諸症状を引きおこしていく(足の裏のパッドが硬くなる症状を示すこともあります)。

 同時にウイルスは犬の体細胞を使って増殖し、ウイルスを含んだ目やにや鼻水、唾液、ウンチなどを媒介して、感染が広がっていく。

 怖いのは、これからです。通常、感染後、四週間前後すれば、体内で増殖をくり返すウイルスが脳神経細胞や脊髄の神経細胞に侵入します。

 顔や手足の筋肉が小刻みに動く「チック」などの痙攣発作や、腰が抜けて、立ったり、歩いたりできなくなる。

 ついには、肺炎や神経症状がひどくなって死亡するのです。

【原因とメカニズム】感染・発症犬の目やに、鼻水、唾液、ウンチなどの飛沫・接触感染

 先にもふれたが、犬ジステンパーウイルスに感染しやすいのは、ワクチン未接種の仔犬たち。

 新たな飼い主宅に来るまでに、どこかでウイルス感染していることも少なくありません。

 また、自宅で飼いだしてから、必要な回数のワクチン接種を済ませないうちに戸外に連れ出し、ウイルス感染した犬と接触するか、ウイルス感染した犬の目やにや鼻水、唾液、 ウンチの付着した物や犬や人に接するかして、知らないうちに感染することもあります。

 あるいは成犬の場合、これまで何年も愛犬のワクチン接種を続けてきたのに、「どうせ病気にならないから」と、途中でワクチン接種をやめたあと、どこかで犬ジステンパーウイルスに感染するケースもあります。

 ついでにいえば、成犬で感染した場合、通常の初期症状がなく、突然、痙攣や麻痺などの神経症状が現れることが多い。

 狂犬病の予防ワクチンでも、国内飼育頭数一千万頭(推定)の犬たちのうち、ワクチン接種率は五十%以下といわれている。

 犬ジステンパーワクチンの正確な接種率は不明だが、狂犬病ワクチンより低いと思って間違いはない。

 さらにいえば、一般に、予防ワクチンの有効性は百%ではない。

 よく知られるように、ワクチン接種とは、弱毒化、無害化された安全なウイルスを犬たちに感染させ、同種のウイルス(抗原)をやっつける「抗体」をつくるためのものです。

 まれには、個体や犬種によって、ワクチン接種しても、ジステンパーウイルスに対する抗体価があまり上がらず、予防効果 の少ないケースもあります(最近の研究で、ゴールデンやラブラドールなどのレトリーバー種では、ワクチン接種後の抗体価が比較的低いという報告もあります)。

【治療】二次感染を抑え、免疫力を高めて、自然治癒を待つ

 残念な話だが、犬ジステンパーウイルスそのものを退治する有効な治療法はない。

【予防】ワクチン接種の徹底と抗体価チェック

 予防の基本は、仔犬期から老齢期までつねに適切なワクチン接種をおこなうことです。

 また、仔犬期のワクチン接種終了までの期間、万一のウイルス感染の可能性も考えて、むやみに連れ歩くことは控えたほうがいい。

 さらに、もし心配なら、年に一度ぐらい、かかりつけの動物病院で犬ジステンパーワクチンの抗体価を検査してもらえばいいでしょう。

 なお、犬ジステンパーウイルスは、実は、犬やキツネ、タヌキなど犬科動物だけでなく、フェレットやアライグマ、さらにはアシカ、アザラシ、イルカ、ライオン、トラ、ヒョウなど多くの野生動物に感染するウイルスで、愛犬の感染予防は、野生動物を守るためにも役立っている。

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●提携・指定獣医で良いのか?

2009-05-06 12:43:53 | 健康
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生体販売をしているペットショップと提携している獣医さんは多く居ます。

良い獣医も数多く居ますが、中には相当な・・・・

これはわたしと仲の良い獣医が体験した裏話です。

動物病院での出来事

「この子はジステンパーかも知れません。」

「え!?そんな・・・」

その子は2週間前にショップで買ったばかりの仔犬でした。

チックや視点が定まっていないなどジステンパーの症状が出現していたそうです。

「ペットショップ指定の○○動物病院ではただの風邪だと言われました。」

この飼主は、その病院でもらった薬を飲んでも症状が改善しないので、心配して連れてきたそうです。

症状が既に出ているのに見逃してた?そんなことはないでしょう。

これだけ顕著な症状が出ているのに!!

うーん・・・何かおかしいですねぇ。

飼主がそのショップに問い合わせたようです

翌日「貴院でしょうか?当院の診察が誤診とおっしゃっているのは?」すごい剣幕で電話がかかってきたそうです。

まだ問題は続いたのです。この獣医にとっては悲劇です。

突然、今度はその飼主が、凄い剣幕で動物病院に.......。

その飼主は獣医の診察後、提携病院へ行ったそうです。

そこで言われた事が

「ジステンパー?そんな病気なわけ無い。薬で良くなっていたんですよ?
 何か治療をされてますねぇ・・そのせいで酷い状態です。
 助からないかも知れません。どんなヤブ医者に....?」

仔犬は3日後に亡くなったそうです。

飼主は獣医が何を言っても無駄だったようです。

数日後、獣医は損害賠償請求をされました。

どうしてこんな事が起こるのか?ショップとの提携が汚い関係だからです。

ショップにとって仔犬が伝染病だったと判明する事はビジネスの致命傷、
獣医が「麻酔に失敗して死なせた」のとおなじくらいの大問題となります。

そういった噂が広まっては、そのショップで仔犬を買う人が居なくなってしまうのです。

そして、そのショップが潰れると困るのは提携獣医だからです。

さらに、ショップから多くのお金を受け取っている病院もあります。

提携医はどうしても伝染病名を出すわけにはいかないのです。

もちろん良いショップ、良い提携獣医で成り立っている場合もありますが、悪徳な組み合わせも多く実在します。

本当に良い獣医を、皆さんは選んであげてくださいね。

指定動物病院を信用しないのが賢明かも?

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●獣医師は自分の能力を分かっているのか?

2009-05-06 11:29:55 | 健康
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獣医師自身の能力をわきまえた治療を行っているでしょうか?

治療行為は責任の持てる内容であるべきです。

能力がない状態で安請け合いしたりやみくもに突き進むことは無謀です。

過去に見たり聞いたりして何となく知っている治療とはいっても、実際に自分がやったことがなければ習得しているとは言えません。

また手術はできても術後管理ができなければ正しい手術とは言えません。

最終的に動物を治すためには、自己の能力を知り、できることとできないことの区別を認識すべきです。

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●獣医師は飼主を理解して対応していますか?

2009-05-06 11:22:19 | 健康
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飼主の意識や価値観を把握して対応していますか?

飼主が求める医療内容は、飼主の意識によって違いがあります。

飼主の社会性や理解力などを承知した上で治療を進めていく必要があります。

治療指針を示す相手が飼主であるため、治療には飼主の意識を知ることも同様に重要なことです。

いわゆる相手を見誤った(過小評価した)場合に往々にして問題が発生します。

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●獣医師は治療方針を提示できていますか?

2009-05-06 11:08:12 | 健康
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飼主に対して治療方針を提示できていますか?インフォームドコンセントをしていますか? 

獣医学は確固とした自然科学です。

経験だけでなく、診察所見と必要なデータに基づいて診断を下すことができる獣医師は、今後の治療方針を示すことができます。

そして、飼主に考えの根拠を提示できます。

病気を追求し救命しようとする意識があれば、原因がどこにあり、どうしたら病状を治せるか、そのためには何が必要か、その思考は自ずと発生します。

病態を理解できない時、無理矢理に診断をつけて飼い主を納得させる方法は飼い主の不信をあおるだけです。

また、症状を表面的に見て安易に判断したり、思いこみや根拠のない見こみ治療している獣医師は、とんでもない誤診やミスをします。

またそれを何回も繰り返します。

治療結果が良ければ途中に誤りがあっても許される、という考え方は臨床医として幼稚であり、飼主との信頼関係構築にはほど遠い考え方です。

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