愛犬家が2000人集まる犬の幼稚園 BuddyDog

犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

ブログ説明





特別なトレーニングをして何かを教えるというよりも、社会化を重視

吠える、噛むなどの問題行動が出る愛犬たちは、とても多いです。

ひどくしないためには、家庭に迎えてからすぐにでも、社会化の勉強を始める必要があります。

愛犬の問題行動の原因は社会化不足と飼主さんの無知・無関心や誤ったしつけだと思います。

問題の原因を理解し、それに対してどう接したら良いかを指導し、飼主さんが自らできるようにする。

多くは犬を甘やかし飼主が犯してしまった間違いを見つけ、愛犬とうまくつき合えるようにすることです。

それが犬幼稚園 Buddy Dogのしつけ方です。

園長が飼主として、一番にこころがけていること、それは、他人に迷惑をかけないことです。

犬が好き、苦手、どっちでもない、すべての人に、犬がいることで、できるだけ迷惑をかけないことです。

そのために「社会化」「しつけ方」は絶対に必要です。

「ズーノーシス(Zoonosis)」の基礎知識

2006-09-19 18:40:29 | 健康

初めて聞く人はもちろん、知っている人は確認の意味を込めて読んでいただければと思います。

愛犬にも人にも感染する病気:人畜共通感染症のことをいいます。

世界には、様々な人と動物の共通の伝染病が存在し、時々マスコミにも大きく取り上げられています。

いたずらに大騒ぎするのは動物にとっても人にとっても不幸なことですが、どんな病気があるのか、どうしたら予防で防げるのかを知っておくことは大切なことです。

ズーノーシスを引き起こす病原体は、

ウイルス・クラミジア・細菌類・真菌類・原虫・寄生虫など

主なズーノーシスの例
狂犬病・オウム病・Q熱・パスツレラ症・ネコ引っかき病・皮膚糸状菌症・トキソプラズマ症・回虫症・エキノコックス症・・など

●狂犬病〔ウイルス感染症〕●        

日本では、毎年狂犬病ワクチンの接種が義務づけられています。狂犬病は最もよく耳にするズーノーシス(人と動物の共通の病気)。

発症すると、ほぼ100%死に至る怖い病気で、有効な治療法は残念ながら、今のところまだありません。

狂犬病は過去の病気と思われがちですが、近年でもお隣の韓国で、狂犬病による人の死亡例が報告されています。

さらに、今のペットブームでさまざまな動物が海外から日本に持ち込まれていますが、実は犬だけでなく、むしろ野生動物からの狂犬病が怖いのです。

〔主な感染動物〕イヌ・ネコ・スカンク・アライグマ・コウモリ・ウシ・ヒツジ・プレーリードッグ など 
         (注意)日本でも最近、野生のアライグマが増えてきています

〔感染経路〕経皮感染:通常は狂犬病患獣による咬傷。

〔病原体〕 狂犬病ウイルス

〔予防方法〕
(1)飼い犬には狂犬病予防接種を毎年受けさせる。
(2)イヌに咬まれないように(特に海外では要注意!)
(3)非清浄国への渡航の際は、ワクチン接種(計3回)により、免疫をつける。

4月には、地域で狂犬病の予防接種がはじまります。

飼い犬登録されている方には、郵便で案内が来るはずです。

一度も登録されていない人、去年案内が来なかった人は、今のうちに調べておきましょう。

糖尿病の基礎知識

2006-09-15 00:02:10 | 健康
最近、ご相談の中でインスリン注射が毎日必要な子がいました。

そうです。糖尿病の愛犬です。

糖尿病というと、人の生活習慣病として誰もが聞いたことがある病気だと思います。

人では実に成人の10人に1人がかかっているとも言われています。

ところが、実は最近、肥満の増加とともに糖尿病にかかる犬が増えているそうです。

もちろん体質や遺伝的な要素もありますが、やはりそこでも問題になってくるのが、生活習慣です。

犬にとってもおんなじ、生活習慣病なのですね。

【犬に急増中!糖尿病】
 糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンの作用不足によって起きる全身性の代謝性疾患です。
 食後、消化吸収されて血中に入ったブドウ糖は、通常、インスリンの助けによって細胞に取り込まれ、エネルギーとして利用されます。
 ところが、このインスリンの作用が低下すると、血糖値の高い状態(高血糖)が続き、代謝異常を引き起こします。
 代謝異常は糖の代謝だけでなく、タンパク質や脂質の代謝も障害をきたし、尿中にも糖が検出され、全身の主要な臓器に様々な症状をひきおこします。
 インスリンは、生体で血糖値を下げる作用を持つ唯一のホルモンなのです。

●糖尿病の3大発生要因
 年齢:犬・猫とも発症のピークは7~10歳とされています。

 肥満:体重過剰は要注意です。特に肥満した猫では、インスリン非依存性糖尿病の発生危険率が4倍になるという報告もあります。

 遺伝的要素:特に犬では犬種により糖尿病になりやすい傾向があると言われています。
       ミニチュア・プードル、ダックスフンド、ミニチュア・シュナウザー、サモエド、パグ など
       また、オスよりメスの方が糖尿病になる確率は2倍高いと言われています。

●症状
 一般に認められる症状としては、元気がない・水をたくさん飲む・尿をする回数や量が多い・体重の減少などが代表的です。
 このとき犬はたくさん食べているにもかかわらず体重の減少がみられるのが特徴です。
 病気が進行すると、食欲不振・嘔吐・脱水がみられ、重篤な例では糖尿病性昏睡に陥り死亡してしまうこともあります。
 また糖尿病においてもっとも恐ろしいのは、全身性に広がる合併症が様々な形でおきることです。
 犬では、白内障・糖尿病性網膜症・糸球体硬化症などが引き起こされやすいと報告されています。

●治療
 犬の糖尿病治療は、人と同様に食餌療法、および経口血糖降下剤やインスリン投与による薬物療法が中心となります。
 そしてこれらの治療は、ほとんどの場合、オーナーが自宅で行うこととなるため、病気を理解して病気の管理と獣医とのコミュニケーションをより深めることが必要不可欠となります。

●予防
 まず、肥満させないようにしましょう。
 もし今かなり理想体重をオーバーしているなら、ぜひ元気な今のうちに少し頑張ってダイエットしてあげてください。
 オーナーが食餌をしっかり管理できれば、愛犬の体重のコントロールができるはずです。
 なかなか思うように減らない場合は、獣医に相談すると良いでしょう。
 その他、バランスの取れた食餌、規則正しい生活、適度な運動を心がけることで、糖尿病の予防ができます。

犬の生活習慣病として増加してきた糖尿病。

なんだか人間と同じように思えますが、大きく異なることは、生活習慣や食事管理、体重コントロールは全てオーナー次第だということです。

犬はお腹が空いたからといって自分で冷蔵庫を開けて食べ物と食べることはできません。

全てオーナーであるあなたの手に委ねられているのです。

私とマロンは明日から厳しい体重管理が必要ですね。

横浜市都筑区家庭犬適正飼育推進サポーターのいる幼稚園

下痢の基礎知識

2006-09-14 11:56:53 | 健康
今日も肌寒い1日ですね。

最近、嘔吐や下痢などで体調を崩すおともだちが増えています。

行楽の疲れ、環境の変化や、長引いた暑さのせいで、体の負担が大きくなっているのかもしれませんね。

今回は下痢について記述します。

【下痢について】
『下痢』は、『便に含まれる水分量が増加した状態』のことをいいます。
下痢をしたから必ずしも病気というわけではありません。
しかし、急性の下痢の場合、あっという間に悪化し数日で命に関わることも少なくありません。

特に、仔犬や老犬、持病を持っている犬たちは、なるだけ早い時機での受察をおすすめします。

下痢は、症状から急性の下痢と慢性の下痢に分けられます。

●下痢の原因として考えられる代表的な病気

急性下痢:寄生虫・細菌感染症・犬パルボウィルス感染症・犬ジステンパー
     犬コロナウイルス感染症・食中毒・腸炎出血性胃腸炎・急性膵炎 など 

慢性下痢:腸炎・消化管の腫瘍・食餌性過敏症・ジアルジア症・膵炎・肝疾患 など

様々な原因が考えられます。

●どんな下痢をしますか
もし、愛犬が下痢をしていたら、慌てず冷静に判断してください。

チェックポイント

1 便の状態
 カレー状なのか、粘液が含まれているか、水状便なのか
 1回の便の量は多いのか少ないのか、便の最初と終わりで形状が違うのか
 色や臭いはいつもに比べてどうなのか

2 下痢の回数
 食事の後に1回だけなのか、何回も何回もしぼりだすようにするのかなど回数もチェックポイントです。

3 便に血は混じっていないか
 便の一部に血が混じっている、或いは便全体が赤っぽいときは、重大な病気が潜んでいることもあります。

4 下痢以外の症状があるかどうか
 元気や食欲がなくなっていないか。
 同時に嘔吐や発熱、脱水、腹痛などの症状を伴っている時は、様子を見ている場合ではありません。
 すぐに便を持って動物病院へ。

5 思い当たる原因は?
 車での移動など環境の変化に伴うストレスによりおこる下痢もあります。
 フードの変化、新しいおやつ、拾い食いなどが原因となることもあります。

フードを変えたら下痢をしたなど原因がある程度はっきりしていて、元気で食欲があり、
他の症状を伴わない場合は、様子をみてもいいかもしれません。

ただそれでも止まらなければ、動物病院に連れて行きましょう。

下痢が続くと体力も消耗します。また、元気がなかったり他の症状を伴っている。
下痢が繰り返し続いたり血が混じっていたりするようでしたら、早めにかかりつけの獣医に診察してもらいましょう。

言葉で説明できない愛犬のかわりに、オーナーがしっかりと観察して、掛かりつけの獣医に伝えてあげて下さいね。

横浜市都筑区家庭犬適正飼育推進サポーターのいる幼稚園

嘔吐・吐出の基礎知識

2006-09-13 22:44:26 | 健康
今日は肌寒い1日でしたね。

最近、嘔吐や下痢などで体調を崩すおともだちが増えています。

行楽の疲れ、環境の変化や、長引いた暑さのせいで、体の負担が大きくなっているのかもしれませんね。

昨日、member Kさんから次の問い合わせが・・・・
フードを食後3時間程経った時戻してしまいました。これって何でですか?下痢等はしていないです。(Kさん)

ついては、嘔吐について記述します。

【嘔吐について】
『吐く』ことがすべて『嘔吐』をあらわしているとは限りません。
飲み込んだものが胃に入る前に逆流して口から吐き出される場合は『吐出』といって『嘔吐』とは区別されます。

吐出が起こる原因は勢い良く食べ過ぎたり、食道などの機能障害などがあげられます。1回きりならそれほど心配は要りませ
んが、続けて起こる場合は詳しい検査が必要です。

『嘔吐』とは胃の内容物を吐き出すことをいいます。
脳の嘔吐中枢が刺激されることにより、反射的に内容物が押し上げられられ、逆流して口から排出されます。

嘔吐の原因としては、

消化器系の病気:食道炎、胃炎、膵炎、胃潰瘍、腫瘍、腸閉塞 など
感染症:犬パルボウイルス感染症、レプトスピラ症 など
腎・泌尿器系の病気:腎炎、腎不全、尿毒症 など

様々な原因が考えられます。

●どんな吐き方をしますか
もし、愛犬が吐いたら、慌てず冷静に判断してください。

チェックポイント

1 吐いた後の状態
 吐いた後、元気で食欲があり、繰り返さなければ危険度はそれほど高くないと思われます。
 1回だけなら家でようすをみてもOK。

2 吐く回数
 続けて吐く時は要注意です。1日に3回以上吐くようなら、すぐに動物病院で診てもらった方が良いでしょう。
 繰り返しの嘔吐は緊急を要することも多いのです。

3 吐く時間
 食後に吐くのか、食事と関係なく吐くのかによって、考えられる病気が異なります。

4 吐物の内容
 食べ物なのか、異物が混じっていないか、血が混じっていないか、どんな色をしているか、どんな臭いがするかなど観察して下さい。
 可能であれば、吐物を持って動物病院での診察をおすすめします。

5 嘔吐以外の症状があるかどうか
 発熱・下痢・けいれんなど、嘔吐以外の症状がある場合も、重い病気にかかっている可能性があります。

嘔吐が続くと、体力を消耗しますし、脱水症状を起こしやすくなります。

言葉で説明できない愛犬のかわりに、オーナーがしっかりと観察して、掛かりつけの獣医に伝えてあげて下さいね。

横浜市都筑区家庭犬適正飼育推進サポーターのいる幼稚園

散歩愛犬暴走事件 犯人はあなた?

2006-09-12 18:28:28 | 独り言
問題行動の悩みの大半は散歩のトラブル!!

Buddy Dogに来られるお客様の悩みの多くが問題行動と食事です。

その問題行動の大半は犬嫌いと散歩時のトラブルです。

内容は
    散歩のとき勝手に歩く
    散歩をしたがらなくなった
    散歩に出ると吠える
    "犬嫌い"を直すには?
    散歩でパニックになる
 このような行動があったら楽しいはずの散歩が憂鬱になりますよね。

 その問題の原因があなたの間違ったしつけ方や育て方なのでは・・・・?

 そこで考えたい事・・・・愛犬とのコミュニケーションのひとつに【散歩】があります。
 まずお散歩が楽しいものであることを愛犬に教え、公園などで楽しく過ごすことができるように慣らしていきましょう。

 Buddy Dog 犬幼稚園は愛犬の性格を考えながら、無理せず、あきらめず、一歩ずつ、オーナーと愛犬の関係をつくり直すことをサポートします。

問題行動を解決するための3つのポイント

1.愛犬の問題を早期に対処するテクニック
2.その問題が出た原因を探し出す
3.問題の原因、犬の習性、行動を知り、正しい育て方に変える

 実はしつけの本、しつけ教室、プロに預ける、ビデオ等、では1しか解決出来ないのです。

 なぜなら、問題の原因というのは、そのご家庭の環境や生活スタイル、接し方、その犬の性格によって1件々違うからです。

 プロに預け訓練を行った場合、その時は良くなりますが、あなたの元に戻ってきた時にあなたがプロと同じしつけや接し方を100%出来なければ、また元に戻るのです。
 そもそもプロがやっているのをそのまま真似しても出来るわけがないのです。

 真似をして出来るならこんなにしつけで悩む人はいないでしょう。

 しかもそれでは一時的な効果しかないの現状なのではないでしょうか?

 なぜなら原因は間違ったしつけ方や育て方なのでは・・・・?

 それを改善するならばあなた自身がしつけトレーナーになる為の学校に通う事です!

 プロの技術を習得するには、期間が2年以上、費用も200万円以上もかかりますから現実的ではないですよね・・

 Buddy Dogは愛犬の性格を考えながら、無理せず、あきらめず、一歩ずつ、オーナーと愛犬の関係をつくり直すことをお手伝いします。


Buddy Dog 犬幼稚園の願い

年間45万頭もの愛犬たちが保健所で処分されています。その8割は愛犬の問題行動が原因で共生が出来なくなり不要犬として処分されているのだそうです。

このように不幸になる犬や家族がなくなることがBuddy Dogの願いです。