フイルム時代は良く写真を取りに出かけていたが、デジカメ時代になり興味を失ってしまった。
何度も取り直しがきく、その場で画像が確認できるのがデジカメの良さだが、
逆に集中力が要らなくなっておもしろくなくなった。
構図を考え、露出を考え、考えて、、考えて、、、考え抜いて各ダイヤルを操作し、
息を殺してブレを止めてシャッターを押す。
この緊張感が写真を撮る醍醐味だった。
デジタルにはそれがなかった。
でもいまデジタルならではおもしろさを見つけた。
それは小型だ。
フィルム時代は135判、35mmいわゆるライカ判以外には残らなかった。
APSもでたが直ぐに廃れ、デジカメ撮像素子のサイズ名として名前をとどめるだけだ。
なぜかというと画質が良くなかったから。
ポスターとかには35mmより大きな645判とか67判とかが使われていて、APSをプロが使うことはなかった。
でもフイルムが内蔵されている形のデジタルでは自分で撮像サイズを選べる。
APS-C判のNEX5N、コンデジ判のPENTAX Q、は今注目の的。
旅行も趣味で写真も趣味だが、、、昔は写真が主で旅行が従だった。でかいレンズを抱えて旅に出ていた。
今は旅行が主で写真が従。デジイチは未だに持っていない。コンデジだけで10年間過ごしてきた。
画質に満足しているわけでないが、それでいいと思っていた。
Canonの超高級レンズLを何本も持っている。フィルム時代の古いものでテレセン性能は良くないが、そいつらを生かすには35mmフルサイズ以外にないと思っている。EOS-1Dが安くなって買えるまでデジイチを買うのは辞めようと思っている。
実際問題買えないし。
ミラーレス一眼は10年ぶりに写真への興味を抱かせた。
大きな撮像素子のNEX5Nが本命だが、旅行が主の場合にはQがいいと思う。
ついこの間までコンデジの最高峰と言うべきG12を買おうと思っていた。
モデル末期?なので定価の半額3万円でかえる。ものすごいコストパフォーマンスの良さ。
でも何か踏み切れない感じでいた。コンデジならさらに軽いLUMIX FP1でいいじゃないと思っていたのだ。
デジカメの弱点はローライト性能だ。ネガフィルムならISO400は常用できるし800でも可能だった。
コンデジはレンズが暗いこともあって暗がりに弱かった。ノイズだらけ。
NEX5Nはコンデジの性能を超えている。
是非手に入れてみたい。