をとなの映画桟敷席         ~ほぼ毎日が映画館

映画取材から編集裏話まで、るかのここだけの話を忘れた頃にアップします

仕事納め

2006年12月28日 | 編集夜話
本日は仕事納め。
昨日は風邪で(またひいてしまった…鼻風邪だからマシだけど)休んだので、今日はその分しわ寄せが。
デザイン業者さんと打ち合わせ、自分の原稿書いて写真入れて、外部筆者のゲラ読んで、1月の取材先にアポとって、上司に頼まれたリサーチをして…。
などとしていたら、あっという間に午後5時に。軽ーくフロアで合同の締めを行い、お開きに。

今年1年は外部に対しては実りある1年でした。
シャーリーズ・セロン、ヴィゴ・モーテンセンをはじめとした海外のトップスターから国内の方(作家、女優、ジャーナリスト、モノづくりの方)まで色々な方を取材できたことが大きいです。

それに対して内憂なことが多く、年の後半は辛かったー。
まず、欠員が出たことで、そのフォロー仕事がプラスアルファになってしまい大変だったこと。そして仕事を組んでいた相手が、ある時を境にだんだん変な人になってしまった。とても仕事がやりにくいぞ。
とにかく来年は外を目指して自分を確立しよう。そして風邪は引かないこと。
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毎日残業生活

2006年12月11日 | 編集夜話
なぜかここ1、2ヶ月残業ばかりしている。
最近は21時や22時帰りがざらだ。
はっきりいって、これから創刊物も含めて3誌抱えてるって異常だよね。

明日から出張校正で印刷所詰め。
出版社じゃなくて普通のところの出版部署でさえこれなのだから、普通の出版社はもっと大変だと思う。
マスコミに憧れている諸君、華やかそうに見えるけど、とっても体力知力の要る仕事よん。心して受けなはれ。

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讃岐うどんの旅

2006年10月23日 | 編集夜話
取材で生まれて初めて四国に行ってきました!
目的は香川県こんぴらさんで有名な金比羅大歌舞伎。といっても、今は歌舞伎の興行はやってません。春の新之助三津五郎、先だっての勘九郎の勘三郎襲名披露のときだけ。

とりあえず、高松空港に着陸。空港に讃岐うどんの文字を見つけて腹ごしらえ、と食べていたらナント!リムジンも普通のバスも出てしまった! 飛行機の時間に合わせてしかバスがでないとなっ。てっきり随時出ている羽田感覚、いやいやせめて路線バスでもと思ったのが甘かった。カルチャーショック!
何時間もは待てないので、しぶしぶ値段交渉をしてタクシーへ。(しかし驚くほどの大出費)。

そんなこんなで琴平到着。
まずは旧金比羅大芝居(金丸座)へ。小さな木戸をくぐると、ボランティアの案内人の方がいて、小気味よく解説をしてくれます。
花道を抜けて舞台まで解説を終えると、さあ後はご随意にと、地下の奈落へ1人ぼっちで降りていくことに。

奈落には、人力で回り舞台を回す装置が。実際にここでは使っているんだからスゴイ。そして、この地下の廊下を走って早代わりなどするのだなーと思えば感慨無量です。
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「キリマンジャロの雪」

2006年07月20日 | 編集夜話
今、ヘミングウェイの「キリマンジャロの雪」をモチーフに原稿を書いている。

「キリマンジャロは、高さ19,710フィートの、雪におおわれた山で、アフリカ第一の高峰だといわれている。その西側の頂きは、マサイ語で“ヌガイエ・ヌガイ”すなわち“神の家”と呼ばれる。その西側の頂きに近く、ひからびて凍りついた一頭の豹の屍が横たわっている。このような高いところで、その豹が一体何を探していたのか、誰にもわからない。」

この冒頭の文章だけで、色々な感慨が湧き上がる。もちろん、豹を自分に置き換えて考える向きも多いだろう。
群を嫌い、プライドが高く、気まぐれなネコ科の動物の中でも、特に孤高の存在である豹。
頂上の永久凍土目指し、命を賭して登っていった豹。果たしてそこにはカタルシスは無かったかもしれない。いや、むしろ悔やまれる結果をもたらすものだったのかもしれない。それでも、そこには豹の屍があったのだ。
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島田雅彦先生、伊藤整文学賞受賞に寄せて

2006年06月21日 | 編集夜話
島田先生、伊藤整文学賞受賞おめでとうございます。
実はこのところ忙しくしていて16日に受賞されたのに知りませんでした。
何故知ったかというと。
久しぶりに顔を合わせた同僚が教えてくれた。おかげで伊藤整の話から梶井基次郎の話までしてしまいましたとさ。
文学はスルーなのによく伊藤整の名前まで覚えてくれていたな。
そんなわけで、島田先生のお話をまとめたものを、読んで評してもらいました。

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