映画「スタンド・アップ」は北米の炭鉱採掘現場を舞台に、男の職場の中でハラスメントを受けても耐える女性たちの中、一人立ち上がった女性を中心に、現場の女性に対する偏見や嫌がらせだけでなく、見て見ぬ振りをする男性や、会社の体質、親子の確執と絆などを浮き彫りにした実話映画です。
一番の見どころは、大勢の男性労働者の集会で罵声を浴びせられる壇上の女性主人公に歩み寄り、「会社のホームパーティーの席では自分の妻や子に和やかに接するのに、一緒に働きだすと罵声を浴びせたり、卑劣なことをするのか! 自分の妻や子だったらどうするのか!」と一喝するシーンです。
そんな父親も、今まではシングルマザーの自分の娘を蔑み、亭主関白で、女性たちへのハラスメントも見てみぬ振りをしていた一人でした。
親子の和解。そして主人公と息子の和解もそのあとの見どころです。そして真実が明らかにされる裁判シーンなど。現場の女性だけでなく、敵側の女性弁護士も、雇った側の感覚は、所詮変わらぬ発想からというのも垣間見えたりして、考えさせられます。
DVD版だと実際のStand upした人々のインタビューも収録されています。
主演はシャーリーズ・セロン。美しいだけの女優ではないことは以前にも書きましたが、この人の根性が画面に溢れ出すほどの演技は、本当の意味でのトップ女優だなと、感じます。
一番の見どころは、大勢の男性労働者の集会で罵声を浴びせられる壇上の女性主人公に歩み寄り、「会社のホームパーティーの席では自分の妻や子に和やかに接するのに、一緒に働きだすと罵声を浴びせたり、卑劣なことをするのか! 自分の妻や子だったらどうするのか!」と一喝するシーンです。
そんな父親も、今まではシングルマザーの自分の娘を蔑み、亭主関白で、女性たちへのハラスメントも見てみぬ振りをしていた一人でした。
親子の和解。そして主人公と息子の和解もそのあとの見どころです。そして真実が明らかにされる裁判シーンなど。現場の女性だけでなく、敵側の女性弁護士も、雇った側の感覚は、所詮変わらぬ発想からというのも垣間見えたりして、考えさせられます。
DVD版だと実際のStand upした人々のインタビューも収録されています。
主演はシャーリーズ・セロン。美しいだけの女優ではないことは以前にも書きましたが、この人の根性が画面に溢れ出すほどの演技は、本当の意味でのトップ女優だなと、感じます。