をとなの映画桟敷席         ~ほぼ毎日が映画館

映画取材から編集裏話まで、るかのここだけの話を忘れた頃にアップします

オクトーバーフェスト2013(日比谷公園)

2013年05月19日 | イベント
金曜日夜に「日比谷オクトーバーフェスト2013」に行ってきました!
オクトーバー(10月)じゃないと言うなかれ。
ご本家ドイツのビール各社が出展、デポジットを取られるので最初は大目の金額を取られるが(大体ビール代1,300円+デポジット1,000円)、それぞれ本場のビールジョッキで飲むことができ、もちろんソーセージやジャーマンポテトなども売っている。

早速、ケーニッヒ・ルードヴィヒ社のドゥンケルという濃いブラウンのビールを買い、人並みに沿ってステージ近くへ。
なんといってもステージ上で繰り広げられる演奏&歌が楽しい。観客も踊って歌って飲んで、とっても陽気になれます。
チロルっぽい衣装のバンドのドイツ民謡が主だが、急にプレスリーに変身して大盛り上がり!
歌が終わと、知らない人がジョッキを鳴らしにきて、わきあいあいになります。最後にはみんな前にいる人の肩に手を置いて歌いながら行進したりして、ほんと、面白かった!

まだ蚊もいないし、野外が暑すぎず過ごしやすいのもよかった。

公園中すごい人並でしたが、各お店のネオンが宵闇に夜の遊園地のようにきらめき、人々がみな楽しそうで、いい時間を過ごすことができました。5月26日まで開催中につきぜひお勧めです!

ちなみに6月以降は仙台や奈良など、都内以外でも開催されるらしいよ。
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モネ・ゲーム (映画)

2013年05月12日 | 映画
映画「モネ・ゲーム」

モネと聞いて、あなたは何を想像しますか?
萌え~、山本モナ…うーん、画家のモネ!、正解です。

実はこの作品、モネの絵をめぐるマネーゲームの話なんです。
出演者がコリン・ファースにアラン・リックマンという2大イギリス俳優と聞けば、シリアスな大人の男たちの頭脳戦か、と思ってしまいますが、さにあらず。
これにキャメロン・ディアスが加わった、艶笑コメディーと言ってよいでしょう。

彼らが幻といわれるモネの絵を巡って、取ったり取替えしたり、その間に、ディアスは下着姿(久々ですが、腹6つに割れてセクシーというよりコワイ)、ファースはトランクス姿、リックマンに至っては全裸を惜しげもなくご披露(「いつか晴れた日に」をDVDで観直したばかりだっただけに、落差にトホホ…)。

途中、日本人ビジネスマンの集団がかなりコケにされており、いくらハリウッドだからっていまだにこういう風に日本人をおちょくるんか! と怒りたくなるけれど、最後まで観てください。ニヤリとさせてくれますよ。

「モネ・ゲーム」
5月17日より全国ロードショー
公式HP http://monetgame.gaga.ne.jp/
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カルテット! (映画)

2013年05月11日 | 映画
映画「カルテット!」

ヴェルディ生誕200年記念作品と銘打たれたこの映画。
最近、初監督した名優、ダスティン・ホフマンが来日してPRしたことでも話題になりました。

「カルテット」だけに音楽の話だな、と分かった人は鋭い。
オペラにかかわる人が引退後住んでいる老人ホームの話です。
なかなか資金繰りが苦しく、引退したとはいえ昔は超一流の歌い手たちが、オペラコンサートを開いて存続の危機を救おうというものです。
そこへマギー・スミス演じる大スターが入居してくることでひと波乱が。
実は先に入居していた中に、別れた夫がいたのです。カルテットの一員に入るか入らぬか、彼女の声にかかっているのに…。
といった具合。

今年はリタイア世代(さらに上の70~90代)の第二の人生を描く海外作品が公開されており、既に「マリー・ゴールドホテルにようこそ」、本作「カルテット」、この後「アンコール」と続きます。
昔は「老人」と呼ばれ、枯れた描き方をされた世代も、今では元気いっぱいだし、年輪を積んだからこそ相手を許したり、若いときのように人を恋したり、死が身近には描かれるけれども、生を謳歌している姿は輝いています。

オペラファンおなじみの曲にも出合え、映像も美しい映画です。


「カルテット」
公式HP http://quartet.gaga.ne.jp/
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