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映画「メッセージ そして、愛が残る」
最初、フランスの恋愛モノかと思って試写に行ったら、とってもスピリチュアルな内容で、「恋愛」ではなく「愛」についてのストーリーでした。
演じるのは、仏映画といえば最近はこの人が必ず出てくるといっていいロマン・デュリスと、名優ジョン・マルコヴィッチががっちり組んで、最初は反目、のちに信頼そして…という関係を演じています。
欧州映画だけに、あることが見えちゃったシーンでもハリウッドのように仰々しくなく、静かーにじわじわときます。
あることが見える、つまりこのストーリーの根幹ですが、死期が近い人がわかる能力を持つ人=メッセンジャーが、その相手がいかに幸せに旅立てるよういろいろ手を尽くすんです。その役柄がマルコヴィッチ。不治の病の人のためにホスピスを経営している医師の役柄です。
彼がデュリス演じる弁護士の元へやってくる。最初は受け入れられない弁護士も、様々な説明できない予兆を見せられ、自分の過去を振り返り、優しくできなかった妻に会いに行くという話です。
(ちょっと予兆が事故や事件が殆どなので、穏かな死も入れないと現実味がないなというのが難点です。)
画像が幻想的で美しいシーンが多いのも印象的でした。妻に会いに行く後半のロケ地、メキシコの白い砂がきれいです。あと綿帽子が飛ぶ中を親子3人が歩いていくようなシーン。
そしてクライマックス、妻と避けてきた話し合いをしたあとの「和解」にはグッときます。
いよいよラスト、エッというどんでん返しが用意されていますから、主人公といっしょに驚いてください。
いつかは来るとはいえ、大事な人とのお別れについて考えさせられる映画です。
監督:ジル・ブルドス
脚本:ジル・ブルドス、ミシェル・スピノザ
製作:オリビエ・デルボス、マルク・ミソニエ
原作:ギヨーム・ミュッソ
製作国:2008年ドイツ・フランス・カナダ合作映画
映倫指定:PG12
2010年9月15日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開
映画「メッセージ そして、愛が残る」
最初、フランスの恋愛モノかと思って試写に行ったら、とってもスピリチュアルな内容で、「恋愛」ではなく「愛」についてのストーリーでした。
演じるのは、仏映画といえば最近はこの人が必ず出てくるといっていいロマン・デュリスと、名優ジョン・マルコヴィッチががっちり組んで、最初は反目、のちに信頼そして…という関係を演じています。
欧州映画だけに、あることが見えちゃったシーンでもハリウッドのように仰々しくなく、静かーにじわじわときます。
あることが見える、つまりこのストーリーの根幹ですが、死期が近い人がわかる能力を持つ人=メッセンジャーが、その相手がいかに幸せに旅立てるよういろいろ手を尽くすんです。その役柄がマルコヴィッチ。不治の病の人のためにホスピスを経営している医師の役柄です。
彼がデュリス演じる弁護士の元へやってくる。最初は受け入れられない弁護士も、様々な説明できない予兆を見せられ、自分の過去を振り返り、優しくできなかった妻に会いに行くという話です。
(ちょっと予兆が事故や事件が殆どなので、穏かな死も入れないと現実味がないなというのが難点です。)
画像が幻想的で美しいシーンが多いのも印象的でした。妻に会いに行く後半のロケ地、メキシコの白い砂がきれいです。あと綿帽子が飛ぶ中を親子3人が歩いていくようなシーン。
そしてクライマックス、妻と避けてきた話し合いをしたあとの「和解」にはグッときます。
いよいよラスト、エッというどんでん返しが用意されていますから、主人公といっしょに驚いてください。
いつかは来るとはいえ、大事な人とのお別れについて考えさせられる映画です。
監督:ジル・ブルドス
脚本:ジル・ブルドス、ミシェル・スピノザ
製作:オリビエ・デルボス、マルク・ミソニエ
原作:ギヨーム・ミュッソ
製作国:2008年ドイツ・フランス・カナダ合作映画
映倫指定:PG12
2010年9月15日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開