
少女ヘジャル
おすすめ度




原題: BUYUK ADAM KUCUK ASK/BIG MAN, LITTLE LOVE/HEJAR
制作:2001年 トルコ
制作・監督・脚本:ハンダン・イペクチ
出演:シュクラン・ギュンギョル ディラン・エルチェティン フュスン・デミレル ユルドゥス・ケンテル
爺さん&子供モノ。いけません。こういう設定は。大抵ハマってしまいます。トルコ語しか話せない老人とクルド語しか話せない少女のちょっと良い話「少女ヘジャル」です。
トルコの内紛で孤児になった少女へジャル(ディラン・エルチェティン)。その後親戚の家へ預けられますが、クルド人分離独立派の拠点地だった親戚一家は、突入した警官に殺されてしまいます。奇跡的に生き残ったヘジャルは、アパートの隣家に逃げ込むと、そこは75歳の元判事ルファト(シュクラン・ギュンギョル)が居ました。クルド語しか話さない頑固なヘジャルを疎ましく思うルファトでしたが、いつしか心を通わせるようになります。
ちょっと「アルプスの少女ハイジ」的な匂いのするこの作品。頑固な爺さんと少女のハートウォーミングなお話に私が嫌いなはずはありません。ただ、ハイジと大いに違うのは、人種差別という大きな社会問題がテーマになっているところです。正直この作品を観るまでクルド人問題なんて今まで気にした事がありませんでした。本国トルコではかなりデリケートなテーマだそうで、公開されるや否や一時上映禁止になったという問題作。
クルド人問題は未だ解決していませんが、いつか皆が平穏に暮らせる日がくることを願います。
・少女ヘジャル@映画生活
・前田有一の超映画批評



私もお年寄り、子供そして動物が絡む映画には
弱いです。
その上良い話と来たらレンタルするしかない!
(↑すでに意気込んでます・・・。)
クルド人問題は仰るとおりまだ解決していません。
自分が直接何らかの行動を起こすには遠く、
非力ではありますが、映画を通して
「知る」という事も大切な事だと思います。
是非是非観たいな。
知人がクルド研究家なので、いろいろレクチャーは受けていましたけどね。この映画は、小難しいことはなにも言ってませんけどね、きちんと、メッセージが伝わる良作でした。
爺さん&子供モノには弱い!
もうジャケット見ただけで胸掴まれてしまいます。
>クルド語しか話さない頑固なヘジャルを疎ましく思うルファトでしたが、いつしか心を通わせるようになります。
ってその後どうなるんでしょう・・・
気になる。
見るしかないですね。
レンタルあるかな?
>「知る」という事も大切な事だと思います。
おっしゃるとおりです。無知な私は映画を通じて学ぶことがたくさんあります。色々な角度から楽しめて学べる。だから映画を観るのはやめられません^^
とても分かりやすいなストーリーなので子供が観ても楽しめる作品ではないかと思います。「シンプルイズベスト」という言葉がぴったりな作品でしたね。
おお~っ。ptdさんもですか??
ではでは、きっと楽しんでいただける作品だと思います。ある程度大きなレンタル屋さんならあると思いますよ^^是非お試しください♪