指定席

夜になって妻と会話をしたり、本や新聞を読み寛ぐ妻の指定席が昨日から
空席なのです。

昼間は買い物や、デジカメで撮りたい物を撮ったりで、夜のこの指定席
のことは頭にはないのです。夜の音のない静かな雰囲気になるとだめです。

今日は10時に今までのチラつく雪もやみ、陽射しも見えて妻の着替えを持参、
冷えた体に（自転車です）なんと快適な病室の暖かさ、しかし病院で見る
ベッドの一人の狭い空間絶対に入院なんて思うのだが、元気旺盛だった妻が
昨年来より体調不良、いつかは嫌でもお世話になるだろうこの空間、

今回もMRIなどの検査で全く異状なしなのです。おかしい、なんとか原因が
潜んでいるはづです。それを見つけてと叫びたい心境です。

いやでもいつかは指定席のことが、現実となって覚悟の日が来るでしょう。
お寺で聴聞した法話をいつも思い浮かべて、聞いたことを復習しながら
今からの毎日を過ごしたいと強く思う妻の入院です。