岐阜街道下津頓乗寺前 頓乗寺前
寺前碑(曹洞宗) 本堂
芭蕉碑 芭蕉句碑拡大
*頓乗寺・芭蕉句碑!
住所=稲沢市下津片町211
*頓乗寺伝によれば貞和3年(1347)僧明貞が自ら淨財を喜捨して開基となり、
現在の住吉神社の東、鎌倉街道に沿って創建したという。
旧字名で「旧跡」と呼ばれていた。
当時は時宗の寺であったが、後に荒廃して寛永七年(1630)正眼寺一六世、
「天山和尚」に, よって再興され、禅宗(曹洞宗)となった。
その後、享保元年(1716)に火災にあって焼失。
これを機に翌年、現在地に移転したものである。
元中五年(1383)足利義満が関東館管領の状況を探るため富士遊覧を行っが、
その往路で当寺に宿泊している。
*(明治の寺子屋)!
*この寺は幕末の頃、下津村の代表的な寺小屋であった。
明治に入り学制発布されると、下津村義高「第八番不朽学校」として引き継れ、
明治10年(1877)まで、本堂が仮校舎となっていた。
*芭蕉句碑!
「芭蕉句碑」=「雲折々に 人を休ます 月見哉」
この石碑は寛政5年(1793)芭蕉の百年忌に句会を、
開いた記念に建てたものである。