2019年平成31年 1月28日(月) 神戸新聞朝刊 1面 文字起こし
神戸市 世界パラ陸上誘致へ
21年開催 ユニバー競技場 改修
2021年に予定されるパラ陸上の世界選手権について、神戸市が開催地に
名乗りを上げたことが27日、分かった。同市は会場に想定する
ユニバー記念競技場(同市須磨区)が本格的な国際大会にも
対応できるよう、バリアフリー化などを進める方針。
世界パラ陸上を皮切りに、日本選手権など
国内外の陸上競技の主要大会誘致も視野に入れる。
世界パラ陸上は国際パラリンピック委員会(IPC)が1994年に創設。
当初は4年に1度の開催だったが、近年は2年に1度となり、
前回は17年の英ロンドン大会だった。今年11月の第9回大会は、
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開かれる。
神戸市は昨年末、IPCに対し、21年秋の第10回大会開催地として立候補。
大会は10日間程度で、約100カ国、選手約1400人の参加や、
1日約1万人の観客の来場を見込む。現時点で仏パリも立候補しており、
IPCが今春、開催都市を決定するという。
大会開催に向け、同市は同競技場のバリアフリー化を進めるほか、
補助競技場の直線コースを6レーンから8レーンに増やすなど、国際大会や
パラ競技の大会が開催しやすい環境整備を進めていく。
19年度当初予算案に整備費用の一部を盛り込む方針。
前回のロンドン大会ではチケット販売数が過去最高の約30万枚に上り、
経済波及効果は約58億~85億円とされた。同市の担当者は
「近年、パラ競技げの関心が高まっており、地元への経済効果も期待できる。
治安や競技場の機能、交通アクセスの良さなど、
神戸の優位性をアピールしていきたい」としている。 (石沢菜々子)
2019.01.29(火)アクセス数
383PV、229IP
神戸市 世界パラ陸上誘致へ
21年開催 ユニバー競技場 改修
2021年に予定されるパラ陸上の世界選手権について、神戸市が開催地に
名乗りを上げたことが27日、分かった。同市は会場に想定する
ユニバー記念競技場(同市須磨区)が本格的な国際大会にも
対応できるよう、バリアフリー化などを進める方針。
世界パラ陸上を皮切りに、日本選手権など
国内外の陸上競技の主要大会誘致も視野に入れる。
世界パラ陸上は国際パラリンピック委員会(IPC)が1994年に創設。
当初は4年に1度の開催だったが、近年は2年に1度となり、
前回は17年の英ロンドン大会だった。今年11月の第9回大会は、
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開かれる。
神戸市は昨年末、IPCに対し、21年秋の第10回大会開催地として立候補。
大会は10日間程度で、約100カ国、選手約1400人の参加や、
1日約1万人の観客の来場を見込む。現時点で仏パリも立候補しており、
IPCが今春、開催都市を決定するという。
大会開催に向け、同市は同競技場のバリアフリー化を進めるほか、
補助競技場の直線コースを6レーンから8レーンに増やすなど、国際大会や
パラ競技の大会が開催しやすい環境整備を進めていく。
19年度当初予算案に整備費用の一部を盛り込む方針。
前回のロンドン大会ではチケット販売数が過去最高の約30万枚に上り、
経済波及効果は約58億~85億円とされた。同市の担当者は
「近年、パラ競技げの関心が高まっており、地元への経済効果も期待できる。
治安や競技場の機能、交通アクセスの良さなど、
神戸の優位性をアピールしていきたい」としている。 (石沢菜々子)
2019.01.29(火)アクセス数
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