ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

2022 ベルガロッソ浜田 今季リーグ戦に向け意欲を見せる酒本勝太監督と選手ら

2022-05-18 | Weblog
ベルガロッソ浜田は、22/5/15日に、
全国社会人サッカー選手権中国大会を戦い
ベルガロッソ浜田 1-0 NTN岡山、得点9福家
と勝利し、10月に鹿児島県にて行われる本大会に
三菱水島FC、福山シティFCとともに
同本大会に、初出場する事が決まりました。
おめでとうございます。


2022年3月3日、山陰中央新報社(島根県)、文字起こし

中国リーグ上位へ抱負
ベルガロッソ浜田 市長に

今季リーグ戦に向け意欲を見せる酒本勝太監督と選手ら
=浜田市殿町、市役所

(島根県)浜田市を拠点に活動する中国サッカーリーグ
のベルガロッソ浜田の新監督と選手らが2日、市役所を
訪れ、27日に開幕する今季リーグへ向け「一つでも
多く勝利を収めて上を目指す」と抱負を語った。

チームは中国リーグに参戦してから4季目を迎え、
昨季は9チーム中4位だった。アマチュア
最高峰とされる日本フットボールリーグ(JFL)
への昇格を目標に練習に励む。

この日は今季から就任する酒本勝太監督(33)や石津
優介主将(25)ら8人が訪問し、久保田章市市長に
今季から着用するユニフォームを贈った。

アルゼンチンリーグ1部や日本体育大でプレーした経験
を持つ酒本監督は「一人一人が攻撃や守備の
組み立て方を考えられるようにするのが課題。
日々努力を重ねたい」と語った。今季から加入する
福家遼太郎選手(25)は「持ち味の身体を張ったプレーで、
市民の皆さんを盛り上げたい」と話した。

ユニフォームを受け取った久保田市長は「市も一生懸命
応援するので、ぜひ勝手ほしい」と激励した。

開幕戦は午後1時半から浜田市上府町の
サン・ビレッジ浜田で、YonagoGenkiSC(米子市)を迎え撃つ。
入場無料。(宮廻裕樹)
紙面編集・安部享雄


https://news.yahoo.co.jp/articles/08ce4af71043e4b474422da1c20a2912de42f98c

仕事もサッカーも夢あきらめたくないから 地域リーグ選手の奮闘
毎日新聞

仕事を終えて練習に汗を流すベルガロッソ浜田の選手たち
=島根県浜田市上府町で2022年2月8日午後8時27分、松原隼斗撮影

 プロであるJリーグの下に位置するサッカー地域リーグ。
その選手たちは、仕事とサッカーの二足のわらじを履く。
平日は仕事の前後に練習して週末は試合が続く
過酷な日々を送り、それでもボールを追い続ける姿を取材した。

 ◇施設勤務後のハードな練習

 2月上旬、午後8時過ぎの島根県浜田市内。
サッカー場は極寒だった。試合形式の練習で
激しくボールを奪い合っているのは
中国サッカーリーグに所属するベルガロッソ浜田の面々だ。

 石津優介選手(25)は昨年、JFL(日本フットボールリーグ)で
戦う松江シティFC(現・FC神楽しまね)から移籍してきた。
米子市出身で、高校時代はサンフレッチェ広島の下部組織でプレーし、
桃山学院大を卒業して2019年に松江に入団。だが思うように
出場機会を得られず「契約満了」を言い渡された。
他のJFLクラブへの移籍はかなわず、引退も頭をよぎったが、
熱心に勧誘してくれた浜田に入ることを決めた。

 石津選手は、浜田市内の高齢者デイサービス施設で働く。
入浴や食事、排せつの介助といった業務は体力的にきつい。
仕事後の午後7時からグラウンドで2時間練習し、
帰宅は午後9時半ごろだ。「移籍直後は正直、
サッカーどころじゃなかった」と振り返る。

 ◇「浜田をJ3へ。それが恩返し」

 浜田が所属する地域リーグは全国に九つのブロックに分かれる。
地域リーグで優勝するなど実績を上げれば、アマチュア最高峰である
JFLへの昇格を懸けて全国地域サッカーチャンピオンズリーグに出場できる
JFLの一つ上のカテゴリーがJリーグ3部(J3)だ。

 地域リーグのクラブの中には、選手がスポンサー企業から
衣食住のサポートを受けたり、「サッカー給」をもらって
半日の仕事で済んだりするケースもある。浜田の選手の大半は、
クラブがあっせんした福祉施設や工場などでフルタイムで働く。
週末は練習試合や公式戦が組まれ、仕事もサッカーもオフの日は少ない。

 だが少しずつ仕事に慣れた石津選手に今、迷いはない。
「お客さんに格好良いところを見せたい。
自分を表現できるのはサッカーだけ」ときっぱり。
「浜田をJFL、J3に上げる。それがクラブへの恩返しになる」

 ◇「好き」「楽しい」だけではだめ

 地域リーグからJリーグへとはい上がった“たたき上げ”の例もある。
ザスパ草津(現・ザスパクサツ群馬)の元選手、堺陽二さん(44)は
地域リーグより下のカテゴリーだったクラブに入団し、
地域リーグ、JFLと昇格を重ね、Jリーグ参入を果たした。
朝と夜は旅館で働き、昼間に練習する必死の日々。
夢をかなえたとはいえ、その過程で多くの仲間が去っていった。

 引退後に地域リーグのチームで監督も歴任した堺さんは
「フルタイムで働きながら(本気で)サッカーに取り組むのは
負荷があまりに大きい。楽しいとか好きだけではだめ
努力できた選手だけが上に行ける」と話す。

 地域リーグは、関西1部・おこしやす京都ACが21年の
天皇杯全日本選手権でJリーグのクラブを破るなど、注目が集まっている。
挫折や苦労を抱えながらも夢舞台をあきらめない姿はきっと、
さまざまな現場で困難に直面する人たちを勇気づけてくれるだろう。【松原隼斗】






5月17日(火)閲覧数:914PV 訪問者数:539人

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