茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

二月

2006-02-01 20:57:27 | 季節マメ知識
 今年も早くも二月。私は徐々に日が延びてきて、夕方5時過ぎても真っ暗でないのがうれしい今日この頃です。まだまだ寒いですが、立春もあり、暦上は早くも春がやってきます。 二月の別称:如月、初花月、梅見月、梅つさ月、雪消月、令月、令節、麗月、美景、恵風、きぬさらぎ、星鳥(せいちょう)、小草生月(おぐさおいづき)、木の芽月、夾鐘、仲序、仲春、陽中など。 二月の二十四節気: 立春:二月四日頃。節分の翌日 . . . 本文を読む
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おせち料理 その2

2006-01-06 00:29:33 | 季節マメ知識
 江戸時代~明治時代には正月重詰料理と正月節料理の2つがあったそうで、「東京風俗史」(明治31年刊行)には以下の通り記されている。 正月重詰料理:数の子、黒豆、昆布巻き、田作、たたきごぼうなどを煮て重箱に詰めたもの。 正月節料理:大根、人参、八つ頭、牛蒡、蒟蒻、焼豆腐、青昆布、ごまめを煮たもの。  つまり、正月重詰料理が現在の「おせち」、正月節料理は現在のお煮〆になっていったと考えられるだろう。正 . . . 本文を読む
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おせち料理 その1

2006-01-04 22:53:35 | 季節マメ知識
 お正月に頂くおせち料理。今年のお重の中には何が詰められていましたか。一年の健康と繁栄、豊作、文化や経済の平安など様々な意味が込められた料理が入っています。それぞれの料理名の由縁とおせちの歴史について。(東京メトロガイドの正月料理特集の文章参考) お重の中身は、、、、 黒豆:一年をマメまめしく働けるよう、マメ(健康)でいられるように。 海老:腰が曲がるほどに長寿にの願いを表したもの。紅白の彩りも . . . 本文を読む
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一月

2006-01-03 23:17:37 | 季節マメ知識
 あけましておめでとうございます。新しい年ですね。 一月の別称:睦月、太郎月、従月(せいげつ)、初空月、元月、初春月、初月、早緑月(さみどりづき)、年初月(としはづき)、履端(りたん)、初花月、正陽月、献春、暮新月(くれしづき)、孟春、端月、霞染月など 一月の二十四節気: 小寒:一月五日頃。寒さが厳しくなる頃。 大寒:一月二十日頃。寒さが最高になる頃。 一月の季語: 蓬莱(ほうらい)、若水( . . . 本文を読む
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太陰暦と太陽暦

2005-12-25 19:24:09 | 季節マメ知識
 暦には大きく分けて“太陽暦”と“太陰暦”とがある。 更に太陰暦の中には、ひと月の長さを月の動きによって決め、1年の長さを太陽の動きに調整する“太陰太陽暦”と、月の朔望のみで決められる“純粋太陰暦”とがある。  現在私たちが使っている暦は、地球の公転周期の365日を1年として12の月で割る、太陽の動きをベースとした“太陽暦”。  しかし、江戸時代までの日本は“太陰暦”、その中でも厳密にいえば“太 . . . 本文を読む
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暦の歴史

2005-12-23 10:22:08 | 季節マメ知識
 昨日は冬至、一年で一番昼間の短い日でした。南瓜を食べ、柚子湯に入りましたか?  四季を大切にし、楽しんできた日本人にとって暦はまさに生活に密着したものだった。日本史の勉強をした人には馴染みの名称も出てくるかと思いますが、日本の暦の歴史について少々。  日本の暦は中国から伝わったもの。日本書紀によれば、欽明天皇14年(553)、百済に対して暦博士、暦本を送るよう要請し、翌年暦博士が来朝したとの記 . . . 本文を読む
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臘八 ろうはち

2005-12-08 22:39:32 | 季節マメ知識
 今日は12月8日。十二月の季節マメ知識で、季語に臘八という言葉があるとご紹介したその日である。私はこの言葉知らなかったのですが、十二月八日は別名成道会ともいい、お釈迦様が悟りを開いた日。臘は旧暦の12月を意味するものだそう。  お釈迦様は29才で出家、6年間、断食をはじめ様々な苦行を行った。しかし苦行では悟りは得られないとの考えに至り、尼蓮禅河で身を清め、ブッダガヤにある菩提樹の木の下で座禅で . . . 本文を読む
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十二月

2005-12-01 20:51:33 | 季節マメ知識
 とうとう今年も最後の月を迎えました。去りゆく一年を振り返り、来る年に期待して過ごしましょう。 十二月の別称:師走、四極月、極月、春待月、梅初月、茶月、暮来月、除月、三冬月、年積月、親子月、弟月、晩冬、乙子月、限月、臘月など 十二月の二十四節気: 大雪:十二月八日頃。雪が降り積もり始める頃。 冬至:十二月二十二日頃。一年で一番昼間の短い日。 十二月の季語: 臘八(ろうはち)、冬木立(ふゆこだ . . . 本文を読む
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十一月

2005-11-03 00:27:46 | 季節マメ知識
 いよいよ炉開きの月です。茶人のお正月。でも、季節は肌寒く寂しく、年末に向けてなんとなく気忙しい頃となりますね。 十一月の別称:霜降月、霜見月、雪待月、雪見月、子の月、仲冬、神帰月、神楽月、盛冬、朔月など 十一月の二十四節気: 立冬:十一月八日頃。冬の気が立つ。 小雪:十一月二十三日頃。雨も雪となる頃。 十一月の季語:敷松葉(しきまつば)、寒山(かんざん)、時雨(しぐれ)、夜寒(よざむ)、龍 . . . 本文を読む
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十月

2005-10-02 18:09:06 | 季節マメ知識
 今年もあっという間に十月。衣替えは終わりましたか。私はまだです!最近は季節も1ヶ月位ずれたような感じで、涼しくなったとはいえまだ暑い日もあるので半袖も全部はしまいきれません。以下の季語から十月を感じて下さい。 十月の別称:良月、雷無月、初冬、方春、神去月、時雨月、大月、正陰月、神在月、初霜月、神無月、孟冬、吉月、陽月、小春、など 十月の二十四節気: 寒露:十月八日頃。晩秋初冬の露。露が寒冷の . . . 本文を読む
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