茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

十月

2005-10-02 18:09:06 | 季節マメ知識
 今年もあっという間に十月。衣替えは終わりましたか。私はまだです!最近は季節も1ヶ月位ずれたような感じで、涼しくなったとはいえまだ暑い日もあるので半袖も全部はしまいきれません。以下の季語から十月を感じて下さい。

十月の別称:良月、雷無月、初冬、方春、神去月、時雨月、大月、正陰月、神在月、初霜月、神無月、孟冬、吉月、陽月、小春、など

十月の二十四節気:
寒露:十月八日頃。晩秋初冬の露。露が寒冷の為に凝結する頃。天地澄む季節。
霜降:十月二十四日頃。露が凝結して霜となり、草木が枯れ始める頃。

十月の季語:朝寒(あささむ)、浅茅(あさじ)、秋晴(あきばれ)、鈴の音(すずのね)、夜寒(よさむ)、豊穣(ほうじょう)、暮の秋(くれのあき)、秋の暮(あきのくれ)、群雀(むらすずめ)、晩鐘(ばんしょう)、龍田姫(たつたひめ)、薄柿(うすがき)、雁渡し(かりわたし)、金風(きんぷう)、時雨(しぐれ)、白菊(しらぎく)、露時雨(つゆしぐれ)、野分(のわけ)、砧(きぬた)、二季鳥(にきどり)、木守(きまもり)、鬼の子(おにのこ)、武蔵野(むさしの)、秋色(あきいろ)、山里(やまざと)、嵐山(あらしやま)、嵯峨野(さがの)、残月(ざんげつ)、山路(やまじ)、朝晴(あさばれ)、秋思(しゅうし)、秋露(あきつゆ)、深山路(みやまじ)、松琴(しょうきん)、松籟(しょうらい)、柴舟(しばふね)、苫屋(とまや)、神楽(かぐら)、神楽歌(かぐらうた)、浦里(うらざと)、星月夜(ほしつきよ)、錦秋(きんしゅう)、村雲(むらくも)、かちぐり、八重菊(やえぎく)、落穂(おちぼ)、柴の戸(しばのと)、夕紅葉(ゆうもみじ)、豊年(ほうねん)、鹿の声(しかのこえ)、千声(せんせい)、雲錦(うんきん)、手向山(たむけやま)、唐錦(からにしき)、桐一葉(きりひとは)、侘の友(わびのとも)、夜長(よなが)など。

 鬼の子というのが蓑虫だと知った。確かにぎざぎざの蓑に包まれたところがそう思わせる。実りの秋の豊かさを表す言葉、少し寂しい風情の言葉が多くなってきましたね。季節は確実に移ろっていきます。
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2 コメント

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秋ですね ()
2005-10-04 17:13:23
10月の季語読ませて頂きました。いつも読み仮名までつけてくださり、とても参考になり助かっています。



季語を考えていたのですが、村祭りとか秋祭りなどはダメでしょうか?



私の頭に浮かんだ10月の景色です。
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本当に秋ですねぇ (m-tamago)
2005-10-04 20:11:30
Kさん、コメントありがとうございました。

このブログを始めた頃に読み仮名をつけてほしいという希望があって、それ以来つけています。よかったです。



村祭り、秋祭り、いずれも秋を感じさせますね。

ネットで検索してみたのですが、季語としては出てきませんでした。10月ではなくても秋の言葉には含まれそうですが。不勉強ですみません。



調べていたら季語の本がたくさんあることを知りました。

本屋で今度見てみようと思っています。

宜しければ検索ページをご参考まで。http://7andy.yahoo.co.jp/books/search_result?kword_in=&kword_out=CD+DVD+%A5%D3%A5%C7%A5%AA&title=%B5%A8%B8%EC&info=&writer=&publisher=&code=&ctgy=&publish_sy=&publish_sm=&publish_ey=&publish_em=&sort=0&disp=0&extract=0&submit22.x=26&submit22.y=1

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