茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

2025年 第一回『茶室でお茶を楽しむ会』開催 と 第二回のお知らせ

2025-02-25 10:59:38 | 茶遊庵おしらせ

 

 昨年からあたためてきた『茶室でお茶を楽しむ会』を2月11日に開催しました。

 時節柄、体調不良などでお休みの方もいらっしゃいましたが、

おかげさまで無事執り行うことができました。

ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。一服のお茶を楽しんで頂けたのでしたら幸いです。

 

 一回目は、大人4名での会。

 茶道経験者の方、テーブル茶道をされている方、盆略点前をしたことがある方、茶道に興味があり初めてお茶会参加の方、と様々な方がお越しくださいました。

 

 お菓子は二種。上生菓子とお干菓子です。

 皆さん、やはりお菓子が出されると笑顔になります。

 いつも、茶道の世界ではお茶には、濃茶と薄茶の二種類があり、それぞれに、濃茶には上生菓子、薄茶には干菓子が組み合わせとしてふるまわれるというお話をします。(喫茶店や大寄せのお茶会では、薄茶に上生菓子という組み合わせもありますが)

 濃茶は茶道を学ばないと飲む機会はないので、驚かれる方もいます。濃いってどのくらい?と質問される方も。

 今回の上生菓子は、上巳の節句にちなんで ”桃の花” 龍月製。 お干菓子は”雪の庭”ばいこう堂製とフルーツ琥珀糖。

 お茶やお菓子にもそんな約束事があるのも面白いと思って頂けるようです。

 

  

 

 大人だけの回では、茶室の見どころ、和室での所作、講師の点前で一服いただいてから、暦と雛祭りについての座学。

学びの後は、自分で茶筅をふるってもう一服召し上がって頂きました。

茶道に関する疑問もたくさん質問頂けて、うれしく、私自身も勉強になりました。

 

 

 二回目は、親子3組で。

 お子様が直前に体調不良になりいらっしゃれない方もありました。

 残念ですが、小さいお子さんとのご参加はなかなか思うようにいかないこともありますね。

 

 

 

 親子の回では座学は少しだけ。

 自分が動く方が興味をもってもらえるので、畳の座り方やお辞儀の仕方、お菓子やお茶の頂き方、そして自分で茶筅をふるってみることをメインに。

 幼稚園のお子様には抹茶はやはり苦いと感じたようですが、自分で点てたお茶は飲もうと頑張っている姿がありました。

 また、最初に教えたように、最後にきちんと正座してご挨拶してくださったお子さんもいました。立ったまま挨拶した私の方が反省です。

そして、アンケートでは、先生へのメッセージに”大すき”の言葉を頂き、頬が緩みました。

 

 

 次回4月19日(土)のご案内は以下の通りです。

 人数に達したところで〆切とさせて頂きます。

茶道に興味はあるけれど機会がない、敷居が高いと躊躇されている方は是非一度ご参加ください。

お待ちしております。

 

2025年 茶室でお茶を楽しむ会 

 2025年開催予定月(2月、4月、6月、9月、11月)

茶室(広間)での基本的な所作をお伝えすると共に、季節ごとの趣向や行事、濃茶、茶花、お香、和菓子など、毎回違ったテーマで茶道の楽しさを味わって頂く体験です。

お申込み頂いたメンバーに合わせて内容にアレンジを加えます。

 

第二回内容 : 暦を知る、端午の節句とこどもの日

 

日時    : 2025年4月19日(土)  

         ⑴14:00~15:00  残席 3    

         ⑵15:15~16:15  5名迄

 

場所    : 鎌倉芸術館3階和室

 

内容    : ◎美味しいお菓子で薄茶を一服召し上がって頂きます。

        ◎和室での所作を学びます。

       (畳の座り方、歩き方など /  襖の開け閉め  /  抹茶とお菓子の頂き方)

        ◎暦、端午の節句、こどもの日にまつわるお話

 

持ち物・服装: 白い靴下(足袋でも可)  ジーンズ以外の普段着。勿論着物でも。

        正座のため、フレアスカートや緩みのあるズボンが楽でお勧めです。

 

会費    : 大人 4,000円  中高大学生 2,000円  親子2名 5,000円 

        (薄茶・上生菓子・干菓子・座学プリント・施設費込)

 

申込    : HP問合せフォームより 申込後折り返しのご連絡で予約確定  

 

締切    : 各回上限人数になり次第〆切

 

 

 


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