先日9月13日の朝日新聞文化欄の記事に、
文化庁が貴重な文化財修理に欠かせない様々な原材料のリスト化を進めているという記事があった。
自然環境の変化や、生産者の後継者不足などで原材料の確保が難しくなりつつあり、
これまで口伝などに頼っていた情報をまとめて安定供給につなげようという試みだとか。
リスト化を進めるのは、絵画や工芸品などの文化財の修理の現場で、
手に入れるのが難しくなった原材 . . . 本文を読む
先日、個展に伺った際に頂いたお品を開けると、
白の奉書の表書きに平仮名の『そ』とありました。
その下の方には、下さった方のお名前が書かれていました。
私は拝見したことがなかったので、ちょっとびっくりしました。
多分、”粗品”の意味であろうと思いましたが、こういう風に記載することもあるのかな、と。
調べてみたところ、”粗品”という意味だが、感覚的にはそれよりも控えめな感じのお . . . 本文を読む
「桃カステラ」 ご存知ですか?
桃の実の形に切り取ったカステラの上に、砂糖と水飴を混ぜ合わせたフォンダンでコーティングし、マジパンや練切で作った桃の葉や枝を添えた、桃の形のカステラです。
私は主人の両親が長崎出身で、結婚後初めての雛祭りの時に頂いて存在を知りました。
長崎ではおなじみの伝統菓子だそうです。
お味は、あまーいです。上の砂糖菓子が甘い分、カステラは少し甘さ控えめで . . . 本文を読む
年の最後に出会ったものは、「結び」。
コロナで自由に出会うことがままならなかった今年。
人との結びつきは今まで以上に意識され、大切なものとなりました。
「結び」との出会いを今年最後に書かせて頂きます。
年末の賑やかな街を足早に歩いていたところ、ふと目に飛び込んだもの。
新年の希望をむすぶ
「なますむすび」
水引を使ったアクセサリーや飾りの出店「結び屋 虹園」の一角に、
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デパートの美術画廊散策の帰り、和食器売り場にふらりと立ち寄ったところ、
目についた沢山の作品。
思わず足を止めて見入ってしまった。
リアルで、生き生きとした、ちょっとおちゃめな動物たち。
作家さんがちょうど制作中。。。。。
デパートの店員さんが、話しかけて下さって、作品のお話を聞く。
「この作品は加湿器になっているんです。」
カエルの口から湯気が~。
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デパートの和食器売り場をそぞろ歩きするのも、私の趣味の一つです。
そぞろ歩きの第一は美術画廊ですけどね。
この間のそぞろ歩きで、心が動いたもの。
鶴の形をした卸し金。このフォルム、おめでたくて~、かわいい。
その横には、
亀のデザインは私的には最高!とは言い難いのだけど、でも、鶴と並んでいるとお目出たくて、いい!
ちなみに普通の卸し金は、大小たくさんありまして
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もともと近視なので、老眼の進みは遅いだろうと思っていたものの、
やはり50になって、暗いところで小さい文字が読めなかったり、
針に糸を通しずらかったり、少しずつ老眼の現象がみられるようになってきました。
わかっていても少しショック!
毎年この時期、1年に1回、視力と眼科健診を受けます。
先日、1dayコンタクトがあと1か月で底をつくので、これは不要不急と考えて、
眼科とコンタクトレンズ屋 . . . 本文を読む
「半畳を入れる」というタイトルを読んで何を思いましたか?
m-tamagoさん、畳を入れ替えたのかしら?とか。
長い春休み、小学生の娘は、毎日ことわざ5個の意味を確認して例文を書くという課題をしています。わからないものがあると聞かれます。実は私自身はっきり意味を把握していなかったり、使い方を勘違いしているものがあったり、今更ながら学びなおしている感あり。
しかし、先日のことわざは初めて耳に . . . 本文を読む
毎日楽しみな3時のおやつ。いや、会社では10時にも食べていましたが。女性は特におなかが一杯でもおやつやデザートは別腹だから食べられる~となりますね。
小さい娘も三食以外に毎日午後1回。”おやつ食べる?”の一言で機嫌がよくなりニコニコに。ご飯以外のスペシャルな食べ物は年齢問わず幸せにしてくれますね。
それにしても、何故「おやつ」というのでしょう。
そもそもは江戸時代、八つ時に間食をとった . . . 本文を読む
もうすぐお正月。最近はお正月ならではの遊びや飾りというのも少なくなってきました。それでも、私たちの頃は、双六や羽子板、福笑など祖父母のところに行くとやっていた記憶があります。
今日は初めてお正月を迎える子供たちに贈られてきたもの、男の子=破魔弓、女の子=羽子板についてご紹介しておきます。
まずは、破魔弓・矢の飾り物について。
弓には武勇を表し、さらに邪悪をはらい、目に見えない精霊を退散 . . . 本文を読む