3月13日より、親子茶道が始まりました。
この日は、親子は二組、
小学一年生、四年生、お母様の3名と、
小学一年生、お母様の2名でのお稽古。
親子茶道としては初めての生徒さんです。
まずは床の間のお話。
体験の時にお話した「和敬静寂」の軸を掛けました。
初おろしの帛紗挟みとその中身の使い方。
和室での所作として、襖の開け閉め、畳の座り方、歩き方、回り方、お辞儀の仕方。
帛紗の説明と捌き方。
水屋の説明。
割稽古。
結構盛りだくさんでしたが、熱心についてきてくれました。
帛紗捌きも出来上がりの形は回数をこなしながらですが、たたむ順番は初回なのにちゃんとできて、感心しました。
それにしても、一年生の小さな手で帛紗を捌くのは結構大変なことがわかりました。
小ぶりな茶碗はあるけれど、茶杓だって、茶筅だって、大人と同じ。小さい手で使うには扱いずらいこともあるんだろうと思いました。
自分で初めて点てた薄茶を、ご自服で。
頑張って茶筅を振っていたら、段々泡がたってきた!と嬉しそうな顔。
座学プリントとお話をして、お稽古は終わり。
やはり、お菓子を食べている時とお茶を点てている時が一番楽しそうでした。
お稽古の一番のご褒美かもしれませんね。
次回はお子様だけでのお稽古になります。
教える立場になって、わかりやすく教えるにはどうしたらよいかと考えたとき、改めて茶道には一つ一つに細かい決まりがあるものだと気づかされました。
私も初心者の時は沢山のことを先輩や先生が一つ一つ教えてくれたのだと思うと感慨深いものがありました。
ひとつひとつ、楽しみながら、でも、しっかりとお稽古を重ねていきたいと思います。