茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

眼福 大名家旧蔵、静嘉堂茶道具の粋

2024-10-29 12:13:52 | 美術館・展覧会

 東京丸の内の静嘉堂文庫で開催中の
眼福 大名家旧蔵 静嘉堂茶道具の粋 に行ってまいりました。

 有名な曜変天目も飾られておりました。
それ以外の茶道具は写真撮影可で、鑑賞後、
私は説明含め、図録を作らんばかりに写真も撮ってきました。
が、最後には電源が切れて。。。
写真ばかり撮ってないで、しっかり拝見しなさいということでしょう
(充電の管理がいつもできていない)

 その中のいくつかをご紹介しておきます。
香合、茶入、釜、茶碗、掛軸、花入などなど、本当に素晴らしいものばかり。
まさに眼福、心も一服でございました。

  
 
   


 茶道具そのものも素晴らしいのですが、私が注目したのは、
その箱や包む布の豪華さ。
 代々所持した方が好みの仕覆や箱を作って大事に伝えてきたことがわかります。

 

 茶入の牙蓋も何種類もあるものもあったり。。。。。すごいな~と。


 着物でいくと入館料200円割引、茶人が多いこともあってか、着物姿の方も沢山おられました。
私は気楽にお洋服で。


 全展示室を二周位して、最後はミュージアムショップへ。
あの、一度は手にしてみたかった曜変天目原寸大のぬいぐるみが置いてありました!
ということで手にとってみました。

曜変天目 ぬいぐるみになる
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/d598043d8faeba53c3cc98da602e4012



 うーん、手にすっぽり収まるってことはわかったけど、やっぱり柔らかいし、
本物を手にした気分にはなれないな~。
でも、アイデアよきよき、と楽しみました。

 曜変天目も、以前も見たことがあるのですが、今回久しぶりに拝見して、
こんなにも小さかったっけ?ということと、
星空のような美しい世界ではありつつ、一つ一つの粒が結構穴っぽいのかな、と
以前とは違った感想が湧いてきました。
 同じ茶道具であっても、見る時によって感想が異なるのも面白いことです。
自分の中に何かしらの変化があった、ということでしょう。
願わくば成長であることを祈ります。


 外に出ると、OL時代闊歩した丸の内はすっかり建物が新しくなって、
商業めいて、華やかで、眩しいほどでした。



 静嘉堂文庫も丸の内に移って、とても行きやすくなりました。

 11月4日まで開催中ですので、是非おでかけ下さい。


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