材料問屋さんからこれと同じものを
作って欲しいと相談されました
『四天付き拝敷き』です
この拝敷きはお坊さんがお経を読むときに
使う敷物です
四天とは、四天王のことで東西南北の
四方を守護する四神のことです
四方を四天王に守られた中でお経をあげる
ので四天拝敷という名が付けられています
縁は高麗縁という紋縁を使用します
仏具として使われる神聖な敷物なので
紋が綺麗に合うように細かな部分まで
注意を払って作るために
時間と手間がかかります
そのため今の時期は忙しいので作ることは
できないと断ったのですが
どうしてもと…
仕事終わってからコツコツと
夜な夜な作り……完成しました
なにかと厳しい嫁が合格点をくれました