ノーベル賞今回の受賞、うれしいですね。
このうれしいは単に日本人が受賞したということではなく、
下馬評の有力候補にはほとんど名前があがらなかった大村さんが
選ばれたこと、それと受賞とともにその功績の話を聞くにつけて、
その偉大さを感じるとともに、こんなところにまでしっかりとノーベル賞の
候補としてチェックしていてくれたことがうれしいですね。
ノーベル賞はどうやって決められるのか、秘密ということになって
います。ある方から極秘裏に聞いたところによると、それなりの著名な
専門家にノーベル賞の事務局からアンケートがあるそうです。
候補者としてどの人が適任かその功績などを書いて出すそうです。
そのアンケートが送られること自体も名誉なのですが、そのことも
秘密であって、一切誰にアンケートが送付されているかも秘密です。
そのアンケートで事前情報収集しているのでしょうね。それがどう活用されたり、
どう選考に生かされているのかも全く分りません。
いずれにせよ、世界的な規模で調査をしているのでしょう。
マスコミ予測がほとんど当たらないのも、この賞のすばらしい
ところかもしれません。平和賞はちょっといい加減な受賞者がいる
ように思いますけどね!
大村智・北里大特別栄誉教授は、長年にわたり微生物が作る有用な化合物を
探して、成果を出してきた人です。
「エバーメクチン」は、アフリカや東南アジア、中南米など熱帯域に住む
10億人もの人々を、寄生虫病から救う特効薬を開発されたとのこと。
世界的な規模で成果をだされた人なんですね。
こんな事も知りませんでしたし、そんな人が日本にいたことにびっくりです。
テレビのニュースでは「人のためになる仕事をしろ」と父親から言われた
いたとのこと、それといい顔しているし、威厳を感じます。
一世代前の日本人のいいところ、道徳観をもった人です。
どうなんでしょうか?心配なのは団塊一世代前の戦中派の苦労した
人達にノーベル賞受賞が多いように思います。
「人のためになる仕事をしろ!」 心に残ります。
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