以前に阪神に優勝なしというブログを書いた。
現在の監督の能力、戦略の範囲では阪神は優勝しないと断言した。
今年の阪神の勝つことへは既に見限っているが、阪神ファンであることは
変わらない。
阪神ファンとして、昨日の試合をみてやっぱり最後にいいたいことがある。
クライマックスシリーズへ3位で出場できたのは、
それこそ「タバボタ」、広島が最終戦で自分で墓穴を掘ったことで
出場することが決まった。
昨日の試合をみていて、相対的には同点に追いつくなど、それなりの
試合をしてくれたけど、最初から負けることが予想されるような展開だった。
1.監督の采配が何もない。
抑えの切り札、呉昇桓がいないわけです。しかも巨人には負け越し、その相手に
クライマックスシリーズという短期決戦で、普通に対等に戦かいを挑むという
そんなシーズン途中となんら変わらない戦い方でした。
そもそも戦略がない、打順の切り替えだけでなく、先発投手総動員で
第1線を獲るぐらいの選手起用というか、選手を奮い立たせないといけない。
途中負けている段階でマートンはにこやかにベンチで談笑している。
こんなチームが緊張の最終場面では勝てる訳がありません。
チームの内部を戦闘モードにできてない指揮官は勝負に勝てません。
和田監督は、苦しい継投策を強いられたことについて、
「目いっぱいいって、全力を尽くした結果」
と試合後に語っていますが、和田監督の能力の範囲で頑張ったのは認めますが、
この結果こそ、監督の能力不足でしょう。
通常の中継ぎを出して、そして、最後に経験の乏しい投手が延長に出てきて、
押し出しでサヨナラ負け
シーズンでたびたび見てきた負けパターンの一つです。
それを全力を尽くした結果というのはあまりにも責任逃れ。
選手は全力を尽くしたかもしれないけど、監督がその選手の力を試合に勝つとことに
結びつけることができませんでした。
監督に、勝つ策も勝つ意欲もない、これでは負けるのは当然です。
2.藤波のこの試合にかける意気込み
監督がそんなことですから、選手にも普段の試合を越えたパワーがない、そんな
姿が投手藤波にも伝染してしまいました。
相手ピッチャーのマイコラスに先制打を打たれたこと。
藤波がいいピッチングだっただけに、悔やまれます。
ピンチに投手に打たれる、ここは配給も、コントロールにも問題があったという
ことでしょう。こうなるともう試合そのものが負けムードになってしまいます。
藤波がここを抑えてくれていたら・・・
そんなことで、多分今日阪神は負けることになるでしょう。
この監督、この選手の雰囲気では勝てる要素はありません。
ただ一つ一矢を報いることができるとすれば、捨て身の度胆をぬくような戦いを
挑むことでしょう。
先発投手が3回づつ責任を持つオールスター並みの投手リレー、
それを事前に全選手に伝えておく。
それくらいの思い切った手を打って、選手の士気を鼓舞する。
その上になにはともあれ先制点を取る。出塁したらピンチランナーを出して盗塁させる。
そんな普段はやらない選手起用、オペレーションをした場合に唯一勝てるチャンスが巡ってくるかもしれません。
今日負ければすべて終わり、今日こそ捨て身でぶつかってもらいたい。
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