ROUCHE’s ROOM

バイク乗りのKAORI(ROUGE)の日常記録です。
防忘録も兼ねております(^^;

健やかな時も病める時も

2007-02-14 19:33:47 | ノンジャンル
今日はバレンタインデー。
貰う人あげる人様々、賛否両論だけど
行事好きな私としては、楽しまないワケは無い(笑)
日頃、ツーリング先のお土産などをくれる友人達には
そのお返しとして感謝をこめてチョコを贈り
ダーリンには手作り。
ダイエットの為に
低脂肪・甘さ控えめの苺のチョコレートケーキ♪

(ちょっと生クリームが緩かったかな・・・)

そんなHAPPYな日に似つかわしくない話題だけど・・・
九州に住む従妹が離婚する事になった。
9日~12日まで、上京してウチに滞在していて
色々と相談に乗ってあげていたのだけど・・・・

喧嘩もなく仲良く暮らしていた筈が、
ある日突然「離婚してくれ」と言われたそう。
その1週間前には二人で
マンション購入の為に見学に行ってたし
Mixiでは、お互いの紹介文でノロケ合っていたのに。
私にとっても、まさに晴天の霹靂って感じで、
従妹自身も、それを受け入れる事が出来ずにいる。

彼の言い分は
「子供が欲しくなった」そうで
私と同じく自己免疫疾患がある従妹が
子供が産めない事を承知上でのプロポーズだった筈。
自分の身体に負い目がある従妹は結婚を断り続け
1年の同棲を経ての、考えた末の結婚だった筈。
そして、病身の彼女が経済的にも体力的にも
一人で生きていく事が出来ない事を承知での離婚の申し出。
あまりに勝手過ぎる。
従妹は彼を愛しているから何とか修復を試みたけれど
相手はは聞く耳持たずで離婚届へのサインを求めるばかり。
その挙句
「俺が出て行ってもいいけど、家賃払えないでしょ?」と
暖冬とはいえ、冬の最中に布団と僅かな着替えだけで
彼女は部屋を追われ、現在は職場の上司の家に身を寄せている。

「健やかな時も病める時も彼女を愛し、彼女を助け、
 生涯変わず彼女を愛し続ける事を誓います。」
そう誓ってから、たった3年しか経っていないのに。

イマドキ離婚なんて珍しくも何とも無いし
実を言うと私も経験者(^^;
夫婦の間の事はお互いに言い分があるだろうけど
私の時と皮肉にもケースが似通っていて
何ともやりきれない。

私に出来る事は、彼女を励ます事と
少しでも彼女が前に進めるように手助けしてあげる事位。
ウチに来ている間、色々話を聞いたり、
彼女の好きな場所へ遊びに連れ出したりして
気持ちを紛らわせてあげようとしたり
取り合えずは、財産分与と慰謝料の額を算定して
こちらの条件などを提示した書類を作成。
(財産分与や慰謝料などは、”お互いに非があり”として
かなり甘い算定額にしたツモリ。
彼は家具類の分配+αで片付くと思っているみたいだけどね。)
そして離婚届けを偽造されない為に
離婚届不受理届の提出の指示。
勉強してきた法律の知識を、こんな形で生かすのって悲しい。

本当は何とか関係を修復してあげたいけど
それは本人達しか出来ない事だし
離れてしまった人の心を取り戻すのは難しい。

私自身の離婚の時は、愚痴る相手はいて有難かったけれど
相談出来る、法律などに詳しい人が周りにいなくて
解からない事だらけでネットも普及して無かったから
離婚関係の本を買ったけど難しい事ばかりで
勿論、専門家に依頼するお金なんて無くて
結果的には泣き寝入りしてしまったから
そういう面では、微力ながら力になってあげられる。
だから勉強してきて良かったのかな・・・

彼の本心は子供が欲しい以外にも
従妹にも至らない所はあるから性格の不一致かも知れないし
(口が裂けても言わないだろうけど)
他に好きな人が出来たのかも知れない。
けれど、彼にどんな言い分があるにせよ、
一度は愛した女性の筈。
出来たら、彼が、従妹の将来を真剣に考えてくれて
すんなり条件を飲んでくれたらいいと思うのだけど。

・・・って感じで、当分はプチ法律家(?)モード(^^;
場合によっては九州まで出向いて戦闘モード。

猫好きを自称する彼の今回の従妹に対する行為は
小さな子猫のうちだけ可愛がって大人になったら捨てる
最低最悪の飼い主と同じ事なのよ。
「結婚」とはお互いの人生を背負う事。
その重さを存分に解からせてあげないとね。

オ・ン・ナ・の・恐さ・も・ね☆(爆)