血まみれ怒涛の２日間

男の人ってばスプラッタ映画などは平気なのに
どうして実際の血に弱いんでしょう？(^^;

水曜日（正確には木曜早朝）父からＰＣへメール。
朝起きてＰＣ立ち上げたら
「早く来て下さい」との事。
慌てて実家へ行くと、トイレも床も母も血まみれ。
（頼むから、緊急時は電話か携帯メールにしてくれ～！
すぐに行けなかったせいで父はカンカン。
ＰＣ立ち上げなかったら、どうなってたんだろう？）


数週間前から母は下痢が酷く、
それは食べていないせいだと
家族も、かかりつけのＤｒも思い込んでいたのです。
ほとんど食物を口にしないので
カロリーメイトのゼリーみたいなものしか
この数ヶ月やっと摂取させていた状態だったので・・・

でも最初は自力でトイレに行けていたのが
どんどん衰弱してしまって、
しまいに出血までするようになって・・・
痛みの件も含めて癌も疑う事にして癌センターを受診したら
なんと！腸に穴があいてしまっているとの事！

とはいえ癌センターは癌以外では入院出来ないので
大学病院のベッド待ちだったのですが
突然大出血・・・になったワケで・・・・
父はもう血で卒倒しそうな状態で、ケアは全部私にオンブ。
１５分おき位に紙おむつが
血でグッショリになってしまうので取り替えて。
取り合えず、どうしようも無いので
近所の内科病院に一時入院。
やっと落ち着いたのも束の間、
「敗血症をおこしかけているので
大至急、手術して貰って下さい」と。
腸に開いた穴が膣にも広がって、
その上便が腹腔内に充満してしまったらしい。
で、何度も入院した事のある、
かかりつけ病院へ連絡したのですが
総合受付で「満床ですし、時間外なので無理です」と(-_-;)
かくなる上はと、今の入院先の院長先生にお願いして、
状態がどれだけ危険かを直接、Ｄｒ同士で話して貰い、
何とか受診出来る事に。
しか～し、病院で診察待ちの間も血だらけ。
大人用オムツの長時間用を当てているのに
やっぱり数十分で取替え。
その度に私がほとんど負ぶう形で介助してトイレへ。
父や弟は自分が血まみれになるのが怖いのか
下の世話が怖いのか全く手伝ってくれなくて
お陰で今日は全身筋肉痛＆肩の怪我も悪化。
でも苦労？の甲斐あって、昨夜のうちに入院させてもらえ、
そして今朝、無事、緊急手術をする事が出来て
未だ人工呼吸器が取れない状態で、
腸の方は人口肛門になってしまったけれど
何とか母は一命を取り留めました。

・・・にしても・・・
今回の病気は突発事態。
背中の痛みとの因果関係は考えられないそうで
依然、痛みは続くのだろうけれど、
癌センターのＤｒも一時入院先のＤｒも手術したＤｒも
「何故、腸に穴が開くのか原因不明」と。
それでも、父や母本人を悩ませ
、鬱を悪化させていた下の世話の
原因が取り除かれただけでも良かったかな。
まぁ、これからずっと
人口肛門での生活を強いられて可哀相だけれど
それでも、まだ若いのにオムツ生活よりはね・・・

体力的にはシンドイですが、鬱のケアに比べたら
精神的には、ずっと楽ですので、私は大丈夫です（*^_^*）
明日には京都から妹も駆けつけてくれるので
そろそろ具体的に介護の問題を家族で話し合いたいと思います。

そういうワケで、当分、目が離せない状態なので
また暫く留守がちになると思いますが、どうかご容赦を。