ROUCHE’s ROOM

バイク乗りのKAORI(ROUGE)の日常記録です。
防忘録も兼ねております(^^;

母性愛

2008-09-23 18:03:12 | 
引越するチョット前辺りから、我が家の周りに
野良猫の親子が出没するようになった。

”野良猫”というより”野生の猫”って感じで
一切、人を寄せ付けず、(我が家の庭なのにase
私の姿を見かけるや否や「シャーッ」と威嚇されてしまう。

(お隣のアパートのフェンス越しに威嚇するお母さん猫)
子猫は可愛いし触りたくて仕方ないけど我慢我慢。
私は基本的に野良猫の餌付けはしない事にしている。
彼らを全て一生面倒を見る覚悟なら別だけれど
一時的な感情で餌を与えてしまったら
自分で獲物を捕る野生の本能を損なわせてしまうから。
(生命に危険があったりの時は別だけれど)

我が家ではルーシェ1匹飼うので精一杯。
一戸建てだし飼えない環境では無いけれど
心臓の悪いルーシェ(しかも猫嫌い)に、
これ以上ストレス与えられないから。

お母さん猫はまだ若いっぽいケド、しっかり「母親」していて
ヨチヨチ歩きの子猫達を守りながら育てている。
ここで安易に食べ物を与えたり中途半端に可愛がると
せっかくのお母さん猫の教育が台無しになっちゃうしね。


引越から今日で1月経って久しぶりに子猫達に会ったら
随分大きくなっていて、遊び盛りヤンチャ盛り。
ある日なんか、たった一切れの何処からか拾ってきた、
魚肉ソーセージの欠片を、自分が食べるのではなく
子供達に食べさせたくて必死で呼ぶのだけど
子供達は遊びに夢中でお母さん猫は探すのに一苦労。
それでも、自分より
子供に食べさせるのを優先させるんだよね。
だからお母さん猫はガリガリ。
すごいな母性愛って。

最近、母親が自分の子を殺害したりの事件が多くて
心が痛くなる。
子供を産み育てた事の無い私には本当の意味では
子育ての苦労は解からないから
偉そうに言う資格は無いのだろうけれど
1つだけ、いつも思う事は「動物はすごいな」って事。

人間も動物なんだけどさ・・・

野生動物の子育てには
子供を可愛がり過ぎるあまり、周りに迷惑をかけている、
いわゆる「モンスター・ペアレント」も
子育てに疲れたからって殺しちゃう親も居ない。
ただただ必死に子供に必要な栄養と知識を与えるだけ。

猫好きな私にとって初めてされた「シャーッ」は
結構なショックだったけれども、
子供を守るには、それ位、用心深い方がいいのかもね。
猫好きを装って連れ去られないように。

スーパーで魚肉ソーセージを見かけると、
あの親子の姿ばかりを思い出す。

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