Wind of Mind

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碁石海岸

2006年11月01日 | 名所・旧跡ギャラリー
今日から11月。皆さんいつもありがとうございます!

岩手県は、広い広い。と思っていたら本州では最も面積が広い県だとか、なるほど!
特に盛岡から、沿岸部、久慈、釜石、大船渡に行くのは車で片道2時間~2時間半はみないといけません。一人で行くのは非常に辛いものがあります。
しかし、自然はとても美しく、大船渡湾の南に突き出た末崎半島の先端12kmの海岸線は碁石海岸とよばれ、陸中海岸国立公園に指定されております。
碁石海岸の由来は小さな黒っぽい碁石のような小石が海岸線に敷き詰めているからです。
碁石岬という岬もあり私はこっちを先に見たのでなんで碁石と呼ばれているのか判りませんでした。
浜へ行って小さな碁石を見てはじめて納得しました。なるほど!

さて、ちょうど1年前、昨年の11月のことですが、県南を巡回して出張に行った際に碁石海岸のとある民宿に一泊しました。
会社の人と2人で行ったのですが、宿を選ぶときに、それほど金額も変わらないし食事もそれほど差がないだろうから2人共泊まったことのない民宿にしようということになり、予約しました。この辺の民宿ではマグロのカマ料理が名物で、その他ホヤ(これがまた岩手の名物です)、ウニなど海産物が沢山の夕食が魅力なんです。
ということで、昼食は大船渡で質素にざるそばにし、(もちろん夜に備えて)いざ、民宿へ!



お風呂に入り、いよいよ夕食の時間です。
ここは部屋食ではなく、大広間で他のお客さんと一緒の夕食でした。
行ってみると、もうすでに料理がでておりまして。。。

ん!?サンマの塩焼き!?しかも冷めている。

ほかの料理も、特段これといったものはなく、一緒に行った方も「家で食べた方がいいな」と言い出す始末。
さらに、期待していたカマちゃんも遂に出ず仕舞。。。
え~っ!去年のところでは、ちゃんとカマ料理が出たのに~

でも、今にして思えばカマ付きと自分で思いこんでいた可能性も強く。文句も言えない自分が情けない。。。

そしてダメ押しは、次の日の朝食。
生卵を器の縁で割ろうとすると、ん!?あ、温泉卵か。。。

気を取り直してもう一度。。。ん!?ゆ、ゆでたまご~!!!
う~ん、これほどはずれた宿も珍しい。。。
宿の名誉のためにも、たまたま海がしけて魚が捕れなかったと思いたいところですが、朝食のゆで卵はちょっとショックでした。

さて、気を取り直して下の写真は、三陸海岸の美しい自然。碁石海岸を代表する景観「穴通磯」です。


これが、鬼の手形だ!?

2006年10月26日 | 名所・旧跡ギャラリー
盛岡市内の三石神社にある「鬼の手形です」
この神社の境内には3つの巨岩があり、大きいものは高さ約6m周りは約7mといわれております。
この石は、岩手山が噴火した時に飛んできた石といわれ、いつの頃からか「三ツ石様」と呼ばれ近郊の人々の信仰を集めるようになったそうです。
私が行ったとき、この写真の手形が鬼の手形か?
と怪しんでいますと、観光のタクシーが止まり、運転手さんが降りてきましたので聞いてみますと、この巨岩の真ん中あたりの白い部分がちょっとへこんでいて手形だといわれているとのことです。
そういわれてみれば、そんな感じも。。。
ということはこのはっきりとした手形は・・・
偶然通りかかったタクシーさんありがとうございました!

以下境内にある説明文です。

伝説によると昔この地方に羅刹(らせつ)という鬼が住んでいて付近の住民をなやまし旅人を脅していました。そこで人々は三ツ石の神にお祈りをして鬼を捕らえてもらい境内にある巨大な三ツ石に縛り付けました。鬼は二度と悪さをしないし、又二度とこの地方にはやってこないことを誓ったので約束のしるしとして三ツ石に手形を押させて逃がしてやりました。
 この岩に手形を押したことが「岩手」の県名の起源といわれ、又鬼が再び来ないことを誓ったのでこの地方を「不来方(こずかた)」と呼ぶようになったと伝えられています。
 鬼の退散を喜んだ住民達は幾日も踊り、神様に感謝のまごころを捧げました。この踊りが「さんさ踊り」の起源といわれています。

これが本物!?



鮭ののぼる川~中津川

2006年10月14日 | 名所・旧跡ギャラリー
鮭が帰ってくる川といえば、北海道の石狩川、インディアン水車が有名ですが、ここ盛岡の中津川も鮭ののぼってくる川として親しまれております。
9月下旬からから12月初旬にかけて北上川河口から約200mの旅をして鮭がのぼり、産卵する姿が光景が見られます。
今日のように天気のいい日には、のぼってきた鮭を見ようと中津川の橋の上から覗き込む人の姿が多数見受けられます。
これもまた盛岡の秋の風物詩です。


五里霧中!北山崎物語

2006年10月05日 | 名所・旧跡ギャラリー
岩手県の沿岸部はリアス式海岸の奇岩や切り立った崖など、自然が生み出した雄大な彫刻芸術を楽しむことが出来ます。

その中でも田野畑村にある「北山崎」は陸中海岸の中心的スポットで国内で唯一最高ランクの特A級に格付けされた、名実ともに日本一の景観を誇る海岸です。

200メートルの切り立った断崖が8キロに渡って連なる様子はまさに圧巻。断崖の頂上にある展望台から波打ち際までは718段の遊歩道。下から見上げる断崖も大迫力!

のはずなのですが、私が行った日は朝から霧がかかりまったくそのすばらしい景観は見られず。。。無念の涙を呑みました。

蛇に遭遇しただけでした。次回のリベンジを誓いました!乞うご期待!

証拠写真(クリックすると絶景が観れます!)

民話の里:遠野物語

2006年10月04日 | 名所・旧跡ギャラリー
盛岡から車で約1時間半、緑の山々に囲まれた遠野市があります。

ここは昔からの民話の里、今でも「とおの民話村」に行くと語り部が昔話を語ってくれます。また、「遠野物語」の作者、柳田國男が宿泊した旧高善旅館を移築保存した「柳翁宿(りゅうおうじゅく)」や、酒蔵を利用し遠野の昔話を紹介している「物語蔵」。遠野のみならず日本の昔話研究も網羅している「遠野昔話資料館」があり、遠野の世界にたっぷりと浸れます。昔話は遠野物産館2階語り部ホールで聴くことが出来ます。

写真は語り部の正部家ミヤさん、子供の頃おとうさんの膝の上で聞いたという昔話を、そのままの言葉で情緒豊かに今も語り続けています。
その数何と200以上。
現在は岩手だけでなく全国を語り歩き、その語りはCDやテープにもなっています。天皇、皇后両陛下にもご披露したことがあるそうです。
代表的なお話は「おしらさま」「豆腐とこんにゃく」あと「おならの大きなお嫁さんの話」などです。

語り部が話しだすと昔にタイムスリップしたようにのどかな時間が流れます。
この空間がたまりません。

よ市(材木町アベニュー)

2006年08月27日 | 名所・旧跡ギャラリー
「よ市」は材木町商店街で、4月から11月の土曜日の午後(15:10~18:30頃)に毎週開催されている市場です。

材木町は駅から徒歩15分ぐらい、穏やかな商店街で通りには一部石畳がひかれ光原社や宮沢賢治のモニュメントなどがある情緒豊かなアベニューとなっております。
しかし、情緒がありすぎて客足はいまいち。

そこで、考え出されたのがこの「よ市」。

この市場では、商店街のお店の商品から、焼き鳥、お惣菜、地ビール、ワイン、コーヒー、魚、野菜、果物まで売られ、種種のイベントとともに地元の方や観光客で賑わっております。

とはいっても、まだまだ厳しい状態であることは否めません。
1年のうちの8ヶ月間という超ロングラン、毎週開催、小雨決行、大変だと思いますが皆さん頑張っております。
商店街の皆さんご苦労さま~!

よ市スナップ





石畳がいい感じ

盛岡さんさ踊り開幕!

2006年08月02日 | 名所・旧跡ギャラリー
昨日の夜から盛岡さんさ踊りが始まりました。写真は昨日の画像です。
この太鼓の踊りは普通のパレードとはまた少し違って迫力があります。
昨日は少し寒いぐらいだったのですが、沿道には観光客など大勢の人が訪れ熱気でムンムンしていました。
踊る方にはちょうどよい季候だったのでは?
今日は、気温も上がり、いよいよ、さんさの夏がやって来たようです。

盛岡「さんさ踊り」いよいよ明日から開催!

2006年07月31日 | 名所・旧跡ギャラリー
今年もまた「さんさ踊り」の季節がやってきました!
踊り手は2万人,1500本の笛や延べ1万個もの太鼓が夜空に舞い踊る東北五大まつり。
力強いリズムにあわせて、勇壮でエネルギッシュな群舞は迫力満点。
さんさにあわせて、盛岡もようやく暑くなってきました!

↓ミスさんさ踊りも紹介されてます!
http://www.ccimorioka.or.jp/sansa/index.html

八百年浪漫  ~中尊寺ハス(泰衡ヶ蓮)~

2006年06月28日 | 名所・旧跡ギャラリー
今日は、暑い一日になりそうです。
梅雨の晴れ間に時空を超えた不思議なハスのお話を。。。

昭和25年、中尊寺金色堂に安置されている奥州藤原氏の遺体調査が行われ、四代泰衡公の首桶から100粒あまりのハスの種子が発見されました。
この中の5粒は研究資料として保存されていましたが、平成5年に栽培が行われました。
平成10年には800年の眠りから醒め、一輪の花が開花。
ハス根を譲り受けた中尊寺では例年6月下旬から7月半ばにかけて開花、淡紅色の清楚な花影を8月上旬まで楽しむことが出来ます。
まさに時空を超えた浪漫。タイムマシーンですね。